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湯船につかりましょう

 

  11月も後半になりだいぶ気温が下がってきましたね。 コートが必要な季節になってきました。   冬のお悩みといったらやっぱり冷え性。 お困りの方も多いと思います。   寒い冬、外から帰ってきたらあったかいお風呂に入りたくなりますよね。 ですが、意外とお風呂に入っても湯船につからない方が結構いらっしゃいます。 お湯をはらずシャワーだけで済まされるそうです。 いくら熱いお湯でもシャワーではあまり体は温まりません。   冷え性の方にはぜひとも湯船につかっていただきたいです。 湯船につかることは体が温まる以外にもいろいろな効果があります。   ① 血 ・・・

不妊症・妊活のご相談がとても増えています

 

    9月、10月は婦人科のお悩み(不妊症、PMS、不正出血)をはじめとし めまい、目や耳の疾患、バセドウ病、不眠症、蕁麻疹など相談内容が多岐に渡っていましたが 11月に入り、すごい勢いで不妊症・妊活の新規のご相談をいただいています。 自然妊娠希望、二人目の相談、卵の質を良くしたい、FSHが高い、子宮腺筋症など。 お住まいも吹田、豊中、箕面など近辺の方から大阪の南の方や姫路からもお越しいただいています。 少し前のブログで秋はご妊娠される方が多いと書きましたが 本能的に妊娠したいと望まれる方が多いのかもしれません。   不妊症、妊活のご相談では 東洋医学的な体質を ・・・

秋の落ち込み、不安、悲しさ

 

    日照時間が短くなり気温も下がり、木の葉は枯れ落ちていく そんな秋は寂しさを感じる季節ですね。 ちょっとしたことで不安になったり悲しくなったり 気分も不安定になりがちです。 東洋医学では心が落ち込んだ状態を心血不足と考えます。 心(しん)の血が不足し、心の力が弱くなり物事の影響を受けやすくなります。 夏に体力を消耗しすぎてしまった場合、秋に弱りやすいとも言われています。 心が弱っていると感じた時は心血を補う漢方薬がおすすめです。 生活面では色の濃い野菜やレバー、牡蠣など血を補う食材を食べ、心の血を補いましょう。 また早く寝て睡眠を十分とり体を休め、心安らかに過ごしまし ・・・

寝る前のスマートフォンは卵子の質の低下を引き起こす?

 

    当店では不眠症の相談やその他睡眠の質が悪い方には 寝る前に携帯やスマートフォンを控えるようにお伝えしています。 実際のところ寝る前にスマートフォンをご覧になる方はとても多いです。 LINE、メールのチェックやネットニュースを見たりと 布団に入ってから寝る前に見られるようです。   スマートフォンのブルーライトは光が強く、 脳が明るい光を昼間と判断しメラトニンというホルモンの分泌を抑制します。 メラトニンとは松果体から分泌され、 自然な睡眠をうながす作用があると言われています。 つまり寝る前にスマートフォンを見ることによってメラトニンの分泌が抑制され 睡眠に ・・・

秋は妊娠の季節です

 

    ここ数日、日中は夏が戻ってきたかのように暑いですね。 ただ朝は涼しいので気温差で体調を崩さないようにしないといけないですね。   日中は暑いですが季節はもちろん秋です。 毎年秋から冬にかけ妊娠のご報告がぐっと増えてきます。 今年も秋になり、ここのところご妊娠される方が急に増えてきています。 数年前のブログにも書いていますが秋は他の季節よりも妊娠しやすい季節です。   「厚生労働省の報告では、夏の出産報告が他の月に比べ多いそうです。 夏は7月、8月なので、逆算すると10月、11月の妊娠が多いことになります。 また東海大学婦人科の研究によると10月、 ・・・

枕が合わない

 

    「枕が合わない」、夜眠れない方からよくおうかがいする言葉です。 本当に枕が合わないこともあるとは思いますが 今までぐっすり眠れていた時には気にならなかった枕が、 眠れなくなって急に合わなくなることはなかなか考えにくいと思います。 ではなぜ枕が合わないと感じるようになるのでしょうか? それは枕に原因があるのではなく頭の方に原因があるからです。 頭に張りを感じ、枕で寝ることがしんどくなってくる、 そのため枕が合わないと感じることが多いのかと思います。 いわゆる東洋医学で言うところの気滞の状態です。 すなわちストレスによって気が滞り頭に張りを感じます。 胃が張ったり、脇が ・・・

更年期のご相談

 

  最近更年期のご相談が増えています。 更年期とは西洋医学では閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間と定義され、 更年期に現れるさまざまな症状の中で他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、 その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。   東洋医学で更年期に起こる症状について考えてみると、 閉経前後というのは、生殖機能をつかさどる「腎」が衰えてくる時期で、 その時期に体のバランスが乱れている場合、様々な不快な症状が起こります。 不正出血、月経が長く続く、陰部の乾燥、ほてり、多汗、 イライラ、不眠、動悸、不安、抑うつ、めまい、耳鳴り ・・・

妊娠に必要な睡眠時間は?  不妊漢方治療Q&A

 

  不妊漢方治療Q&A19     Q.毎日1時に寝て7時起きます。体は元気なのですが大丈夫ですか? 妊娠に必要な睡眠時間はどれくらいでしょうか? A.7時間以上の睡眠を心がけましょう。 睡眠時間だけではなく就寝時間も大切です。 12時までには眠るようにしましょう。     妊娠にとって睡眠はとても大切です。 生活習慣の中で一番大切といっても過言ではないくらいです。 例えば仕事で帰りが遅い方にはご飯は適当でもいいので 少しでも早く寝ることをお願いしています。   まず東洋医学での妊娠力をつかさどる「腎」についてお話しすると、 ・・・

PMSには漢方薬

 

    PMS、正式名は月経前症候群といいます。 生理の10日前くらいから起こる不調で生理とともに消失するのですが 長い方だと生理2、3日目まで続くこともあります。 症状としては、イライラ、うつ、落ち込み、涙がでる、眠気、だるさ、 胸の張り、肩こり、頭痛、過食、むくみ、不眠、めまい、のぼせなど色々な症状があります。 PMSが長いと1か月のうち半分が不調なことになり、 排卵前もつらい方など月のうち調子のよい日が数日しかないなんてことも。 つらいですよね。。。 生理は毎月やってきます。 PMSも毎月・・・。 ほんとにつらいのに病名がつくわけでもなく 生理前だから的な感じで軽く見 ・・・

不妊治療に葛根湯??

 

    不妊症、妊活相談では様々な漢方薬を使います。 その中でも今回はちょっと意外な漢方をご紹介。 引き始めの風邪に使われる葛根湯。 漢方を飲まない方でもご存じの方は多いと思います。 当店では不妊治療に葛根湯をたまに使います。 どういう時に使うかというと、色々試しても 採卵でいい卵が採れない、育たないという時に使います。 力が不足していてあまり卵が育てられないという方に 補気、補腎をおこない土台の力を養った上で、 その力を引きだすために使います。 そうすることで今まで育たなかった卵が順調に大きくなったり 胚盤胞に育ったたりという例がたくさんあります。 葛根湯は葛根、麻黄とい ・・・

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