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柚花漢方のブログ
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温経湯の品質について

 

    温経湯はここ数年有名になり、婦人科や不妊治療専門クリニックで 当帰芍薬散と並んでよく処方されるようになりました。   温経湯は中国の古い書物である『金匱要略』に記載された処方です。 効能は温経散寒、養血祛瘀で 血脈(特に衝脈や任脈)を温めて寒邪を発散させ、 血を養うことで瘀血を取り去り、血の運行を良くします。 閉経前後に起こる不正出血や月経不順、 子宮の冷えによって起こる血脈の機能低下による不妊症に用いられます。 構成生薬としては 呉茱萸、当帰、白芍、川芎、人参、桂枝、阿膠、牡丹皮、生姜、甘草、半夏、麦門冬です。 その中でも特に大切な生薬が阿膠(あきょう) ・・・

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漢方薬

睡眠の大切さ

 

    漢方薬局柚花香房では漢方相談の際、生活養生についてもお伝えしています。 生活養生で何よりも大切なのが「睡眠」。 いくら頑張って漢方を飲んでいても、 睡眠が良くならないと状態が改善しないといった疾患はたくさんあります。 目の疾患、耳の疾患、不妊症、皮膚疾患、胃腸の悩み、更年期障害、腰痛・関節痛 などは睡眠が大きく影響するお悩みです。 夜にしっかりと睡眠をとることで 腎が回復し、腎がつかさどる生殖機能、骨、耳、粘膜が回復します。 胃腸も寝ている間に回復し、起きている間に消費されたエネルギーも再び養われます。 病院に入院して患者さんの体調が良くなるのは、 21時には消灯で ・・・

排卵時期を診てもらった方がいいですか?  不妊漢方治療Q&A

 

    不妊漢方治療Q&A17     Q.自然妊娠希望です。婦人科で排卵時期を診てもらったほうがよいですか? A.周期が安定しているのであれば、夫婦生活の回数を増やす方が効果的です。   まずはお体の状態によります。下記のように ①排卵誘発剤を使わないと卵胞が育たない ②卵胞は大きくなるがうまく排卵できない ③高温期の体温が低くプロゲステロン値も低いので黄体ホルモン剤が必要 などの場合は適切なホルモン剤を服用された方がいい場合があり、 適宜、婦人科さんを受診しその過程で卵胞の大きさをチェックしてもらうことになります。 もちろん漢方での ・・・

耳のご相談がとても増えています

 

    ここのところ、耳についてのご相談がとても増えています。 耳鳴り、突発性難聴、耳の痛み・つまり・こもりなど。 耳鼻科で治療しても治らなかったり、治らないと告げられたため、 こちらに相談に来られる方がほとんどです。 耳で一番多い相談はもちろん耳鳴りですが 早く来られれば来られるほど早く治ります。 耳は自分の感覚で感じる器官などで長くわずらうほどこじらせてしまい、 どんどん治りにくくなっていきます。 耳鳴りを感じたらできるだけ早くご相談されることが大切です。   最近不思議なことに、耳鳴りに効く漢方として いろんなメーカーから「当帰芍薬散」が販売されています。 ・・・

コロナ禍でなくなった相談内容

 

    新型コロナウイルスが流行してから皆さん生活も一変してしまいましたが 漢方薬局柚花香房での漢方相談の内容も変わってきたものがあります。 昨年、今年と相談が全くなってしまったのが、役員ストレスによる体調不良です。   4月から年度が新しくなりそれとともに役員も変わります。 幼稚園や小学校のPTA、地域の自治会、マンションの役員などなど。 年度が変わり、新たに役員になったことによるストレスで体調を崩され 漢方相談に来られる方が毎年一定数いらっしゃいました。 真面目な方が多く、真剣に捉えすぎるあまり 眠れなくなったり、めまいや動悸、お腹を下したりなど。 それが去年 ・・・

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漢方相談

高刺激、ホルモン剤の長期使用による卵巣・子宮の疲弊

 

  体外受精の採卵には大きく分けて低刺激法と高刺激法があります。 低刺激法とはクロミッド、セキソビット、フェマーラなどの経口排卵誘発剤を使って採卵する方法です。 採れる卵は2~3個で体への負担が少ない刺激法です。 高刺激法とはショート法、ロング法、アンタゴニスト法などがあり、 排卵誘発の注射を連続で使用し、できるだけたくさんの数の採卵を目指す方法です。 それぞれにメリット、デメリットはありますが、 ホルモン剤による体への負担が大きく出る方は低刺激法が良いのではないかと思います。 ホルモン剤を使用する際に、だるさ・吐き気・ふらつきなどの症状が強く出る方、 月経周期や経血の状態が著しく変 ・・・

体外受精で移植後の過ごし方は? 不妊漢方治療Q&A

 

      不妊漢方治療Q&A16     Q.体外受精で凍結卵を移植します。  移植後の過ごし方はどうすればよいでしょうか? A.早く寝る、激しい運動をしない、ストレスをかけすぎないことです。     漢方薬局柚花香房では漢方相談の際、移植後の過ごし方についてもお伝えしています。 不妊治療のクリニックさんでも細かく注意をされるところから 普段通りで大丈夫と特に指示されていないところまで様々ですが、 当店では過去の経験からいくつかの注意事項をお伝えしています。   ①早く寝ること 色々なクリニックさんが移植 ・・・

妊娠中の出血について

 

    漢方薬局柚花香房での子宝相談でご妊娠され、 妊娠初期に出血が起こるケースがあります。 妊娠初期に見られる性器出血を東洋医学では胎漏といいます。 明らかに動きすぎの時や1回だけ下着につく程度の出血であれば問題ない場合が多いですが 出血が続く場合や頻回に起こる出血は注意が必要です。 中国の古い書物「本草綱目」に 「下血止まざれば、血尽きて子死す」とありますが 胎漏の治療は流産を防止するという面で大切なポイントです。   産婦人科などでは流産予防に当帰芍薬散を使われることが多いですが 出血を伴う流産の回避には当帰芍薬散は弱く 芎帰膠艾湯を用いて損傷した衝任の固摂 ・・・

毎日の励み

 

    5月、ゴールデンウイークに入りましたね。 漢方薬局柚花香房は5/2~5/5までお休み。 緊急事態宣言で特に外出の予定もないので たまった仕事をしたり片付けをしたり、ぼちぼち過ごしています。   4月は個人的には大変な月でした。 ついてないことがあったりいろんなトラブルが起こったり。 生きていればいろんなこともあるのかなという月でした。 ただ仕事ではとても充実した月でした。 とても難しい病気の方が2名も劇的に改善したり、 妊娠報告を今までになくたくさんいただいたり。 「漢方を飲んでいて本当によかった」など嬉しいお言葉もいただきました。 治療家として、患者さん ・・・

強い日差しにだまされないで。

 

    ここ数年、日差しがとても強くなったと感じています。 4月でも昼間、夏の日差しのように厳しく感じる時もあります。 強い日差しのせいで、3月や4月でも日中気温が高くなり、 朝晩は涼しくても強い日差しのもとでは夏のように感じることもあります。 温暖化やオゾン層の影響しているのではと思います。   気温が上がると気をつけないといけないのが冷たいものの摂りすぎです。 暖かくなるとついつい欲しくなるのが冷たいもの。 冷たいお茶やジュース、炭酸飲料、アイスクリームなどなど。 もうすでに冷たいものをたくさん飲んだり、 アイスクリームを食べたという人も結構いるのではないでし ・・・

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