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やっと秋晴れ!!

 

    昨日、今日といいお天気でしたね。 9月はずっと雨が降っていたので久々の秋晴れです。 秋は乾燥の季節なのに、雨のせいで湿度が高かったですね。 この2日間は晴れたおかげで湿度の低く季節通りな感じです。   秋は、今まで外向きに働いていた生命力が内側に向かう時期です。 気の入れ替わりの時期なので、体表の気すなわち防衛力が手薄になってしまいます。 そのため秋は風邪を引きやすくなります。 最近は昼間の気温も高めですが、薄着、半袖でいると 体表より陽気や水分が逃げ、邪が入ってきやすくなります。 この時期服装に気をつけて風邪を引かないようにしましょう。   & ・・・

今日は七草粥の日

 

    今日は「人日の節句」で七草粥を食べる日ですね。 皆さんはもう食べられましたでしょうか? わが家の七草粥は白味噌ベースでお餅を細かく刻んで入れるのですが、 今年はお正月に食べ過ぎて胃が弱り気味なのでお餅抜きの七草粥です。       この1月7日に七草粥を食べる風習、平安時代に中国から日本に伝わりました。 中国では7種の若菜を入れた汁物を食べ、無病息災を願ったそうですが 日本に伝わってからは日本古来の「若草摘み」という風習と結びついて 宮中行事として七草粥を食べるようになったそうです。 今ではお正月のごちそうで疲れた胃腸を休め不足しがちな ・・・

秋うつに注意

 

    「秋うつ」という季節性のうつが増えているそうです。 秋は陽が落ちるのが早くなったり、木々が枯れたりとなんとなく物悲しく感じますね。   秋うつは日照時間が関係しているとも言われています。 東洋医学的に言えば、秋は陰長陽消といい、陽が減り陰が長くなる季節です。 心身ともに楽しくなるように安定した気持ちで過ごすのがよく、 明るい時間帯に外で体を動かすのがよいですね。 日々嫌なことが多かったり、ストレスが強くかかっている時は 自律神経を整える薬用茶や気を巡らしリラックスさせる漢方もあるので、 そういうものを利用するのもよいでしょう。   また、スポーツ ・・・

梅雨どきの漢方相談

 

    蒸し暑くじめっとした毎日が続きますね。 真夏のように暑い日があるかと思ったら朝方急に冷え込んだりして 毎日の体調管理がむつかしいですね。   最近「湿」(湿気)による体調不良で相談に来られる方がたくさんいらっしゃいます。 今年は3、4月ずっと雨が続いていたため体に湿が溜まりやすくなっていて、 6月に入ると例年より早く梅雨入り。 晴れの日の多かった5月はすごく暑かったため冷たい飲み物をたくさん飲み さらに「湿」の溜まりに拍車をかけてしまった方も多いと思います。   体に「湿」が溜まると、むくみ、めまい、じんましん、下痢、吐き気、食欲不振、倦怠感など ・・・

春に起こりやすい症状

 

    3月ももう半ばになりますが、まだまだ寒い日が続きますね。 お天気の悪い日も多く、すっきりと晴れる日が少ないように感じます。   中医学では春は2月の立春から始まり、3か月間続きます。 冬の間冬眠状態で固まっていた体が春になって暖かい春風を感じると 体の中の陽気が盛んになっていきます。 夜は早く寝て朝は早起きしてゆったりと散歩し 春の陽気に合わせていきいきと活動し、伸びやかに過ごすのが春の養生法です。 これに反すると、「肝」を傷つけてしまいます。 肝は体の気の流れを調整する臓器のため、 ストレスによって肝が影響を受けると気の流れが滞り、体に不調が出てきます。 ・・・

8月に入りましたね。

 

    今日から8月ですね。 梅雨が明けてから、急に暑くなりましたね。 夏バテや熱中症などに注意が必要な季節です。 夏バテや熱中症は、中医学的に暑邪とよばれ炎熱の性質をもつ邪が体の中に入ってくるためと考えます。 暑邪が入ってくると多量に汗をかき、そのため体に必要な水分(津液)が失われ、 すごくのどが渇いたり、尿が濃く少なくなったり、発熱、ほてり、口や喉が乾燥するなどを感じます。 また、多量の汗とともに気も一緒に外に流れてしまうため、 体のだるさや息切れなどの気虚の症状も出やすくなります。 人によっては動悸などの心の症状もでてきます。 もともと体力がなく気が不足気味の方は、気 ・・・

夏バテ、熱中症のおすすめ漢方薬

 

    7月に入りましたね。 7月というと夏がやってきた感じがしますね。   夏といえば心配になってくるのが夏バテや熱中症。 とりわけ気をつけなければいけないのが熱中症です。 少し前にもたくさんの方が病院に搬送されたと新聞で報道されていましたね。 軽いものではこむらがえりやめまい、頭痛、吐き気などで、 症状が重くなるなるとけいれんや意識障害が起こり、 ひどいときは命を落としてしまう危険性もあります。 予防としては暑さを避けたり、こまめな水分補給、休息などがありますが 漢方にも熱中症、夏バテに効果のあるものがあります。 生脈散という処方で、暑さにより奪われたエネルギ ・・・

梅雨入りしましたね。

 

    蒸し暑い季節がやってきましたね。 大阪も梅雨入りしたと本日気象庁より発表されました。 今夜から明日にかけて大雨も降るそうです。 注意が必要ですね。   梅雨になり気をつけなければいけないのが「湿」による症状。 もともと地理的に海に囲まれている日本では、体の中に湿がたまりがちです。 梅雨時期は湿度が非常に高くなるので湿による影響を受けやすくなります。 体内に湿がたまると、気の流れを阻害し脾気(胃腸機能)を弱めてしまいます。 症状としては、下のようなものが出やすくなります。   体がだるい 頭が重い むくみがひどい めまいがする 食欲不振 下痢、吐き ・・・

二日酔いと漢方薬

 

    毎日暑いですね。 今週に入ってから暑さが一段と厳しくなり、大阪では今日37℃を超えましたね。 こんな暑い日は、冷えたビールがおいしそうですね。 好きな人にとっては冷たいビールの喉ごしがたまらないと思います。 金曜日ですし、仕事終わりに飲み行ったり、おうちで晩酌された方も多いのではないでしょうか?   おいしいお酒ですが、ついつい飲み過ぎて二日酔いの経験をされた方も多くいらっしゃると思います。 二日酔いにも漢方薬がよく効きます。 二日酔いの漢方薬はお酒の種類によっても異なります。 お酒は「熱」の要素を持った飲み物です。そこに飲酒量が多くなると「湿」(余分な水 ・・・

熱中症 ~夏の水分の摂り方

 

    8月になりましたね。 最近は、くもった日が多かったり雨が続いたりと、7月の中頃よりは暑さはましですが お盆、9月にかけて暑さが厳しくなるようです。   ひと頃、ニュースや情報番組などで熱中症への注意を呼びかける放送が頻繁に流れていました。 とにかく水分を摂るようにとの報道が多かった気がします。 もちろん、熱中症になりやすい状況下ではこまめに水分を摂ることは大切ですが 年齢や環境によって適切な摂り方は違ってきますし、またどのように摂るかも大切になってきます。 体に余分な水がたまりやすい方や、体が冷えている方などは 冷たい水分を摂りすぎると返って体が弱ってしま ・・・

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