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熱中症予防に大切なこと

 

  ここ最近暑い日が続いていますね。 梅雨も明け、今日も朝から強い日差しが照りつけています。 熱中症で運ばれる方も多く、日頃からの対策が必要です。   色々なところで熱中症予防の方法が言われています。 こまめな水分補給だったり、クーラーの利用や食事など。 でもどの注意喚起を見ても大切なことが一つ抜けています。 それは早く寝ることです。 睡眠に関する注意を言われているところは少なく、 言われていても「十分な睡眠をとる」だけでそれでは不十分です。 体の陰(潤い)はいい時間に寝ることで日々回復します。 このことがとても重要で、 体に陰が減っていると外からの熱の影響を受けやすくなり ・・・

妊娠の兆候、初期症状

 

  先週の話ですが、相談に来られている方からご妊娠の報告を受けました。 人工授精に何回もトライされましたがうまくいかず体外受精を勧められていて その前にできれば漢方で妊娠したいとのご相談でした。 当店に来られて半年、不妊治療の保険適応もはじまったことで 病院に戻り体外を考えているという相談を受けましたが もう少し待ってみてはとお答えした2週間後、自然での妊娠が判明。 ご本人さんはとても喜んでおられましたが、 実はその2周期前から、受精卵が着床しかけている兆しが出ていました。 臨床的にみるとそういう時は体の調子が上がっていて妊娠が近い証拠なので 下手に体外して遠回りになるよりは自然で頑 ・・・

アイブイエフ詠田クリニックさんで講義をしてきました。

 

    6月12日(日)九州、福岡にある不妊治療で有名な アイブイエフ詠田クリニックさんで勉強会の講師をさせていただきました。     内容は妊娠中・産後の不調の予防について。 医療従事者を対象とした講義だったのでとても疲れましたが、 勉強になったというお声をいただきほっとしました。   妊娠の高齢化や働きながらの妊娠生活、ワンオペ育児などで 妊娠中・産後の不調がとても増えています。 漢方薬局柚花香房ではただ妊娠していただくだけでなく 妊娠中も産後も元気に過ごしていただけるよう心掛けています。   詠田由美院長先生と   & ・・・

妊活中に牡丹皮(ボタンピ)が入った漢方を飲んでも大丈夫ですか? 不妊漢方治療Q&A

 

  不妊漢方治療Q&A21   Q.牡丹皮(ボタンピ)という生薬は妊活に良くないと聞きました。  牡丹皮が入っている漢方を飲んでも大丈夫ですか? A.体の状態や漢方の種類によっては飲むことができます。     婦人科や不妊治療のクリニックで良くないと言われたり、 ホームページやブログなどに書かれたりしているようです。 牡丹皮には①清熱涼血②活血散瘀③清肝火という作用があります。 ②の活血散瘀の作用ががあるので言われているのだと思います。 ただ妊娠中には慎重に用いる必要がありますが、 妊活中は漢方薬の種類次第ではそこまで気にする必要はないと思います ・・・

だっこさせてもらいました☆

 

    先週、当店で妊活相談を受けられていた方が 赤ちゃんを連れてきてくださいました。     生後4か月の女のお子さんです。 とても愛らしい☆ そしてだっこさせてもらいました。     赤ちゃんを連れてきて下さる方はいらっしゃるのですが コロナ禍になってからは遠慮して 遠目から見させていただくだけにしていましたが 今回、よかったらとお声かけいただいたのでだっこさせてもらいました。   ほんとめっちゃかわいかったです。 ちっちゃくて柔らかくて天使のよう。 すごく嬉しかったです♪♪♪       ・・・

血流、血管についてのご相談が増えています。

 

    ここしばらくブログをおさぼりしておりやっとの更新です。 漢方相談で忙しいのもありますが 6月に九州の不妊治療専門クリニックで講義をさせていただくことになりました。 というわけでその資料作りに時間をとられています。 もうまもなく出来上がるかなという感じですが、なかなかまだまだです。。。   最近のご相談としては 血管、血流系のご相談が増えています。 ここ最近の体の傾向として、血流の悪い方、炎症の強い方、 免疫のバランスが乱れている方がとても増えているように思えます。 原因についてははっきりとしたことは言えず 憶測になってしまうのでここでは書きませんが、 今ま ・・・

笹の葉

 

    ゴールデンウイークも半ば、前半は雨模様でしたが後半はいいお天気が続いていますね。 お出かけされる方や、おうちでのんびりされる方、 忙しくて普段できないことをされる方もいらっしゃると思います。 行楽地はすごく混んでいると思うので、 疲れが残らないよう睡眠をしっかりとったり体調を整えてくださいね。   以前、動物園に行ったときパンダがずっと笹の葉を食べていてごろごろしているのを見ました。 思ったよりあまり動かないなぁと少し残念に思いましたが、 その話を知り合いの中国人の方にしたら、 笹は栄養が少ないから1日の大半笹を食べていないと体が持たないんだよと教えてもら ・・・

不妊治療、保険適用のデメリット

 

    4月から不妊治療の保険適用が始まりましたね。 現在不妊治療のクリニックはどこもとても混みあっているようです。 保険が適用され治療費が安くなるのは喜ばしいことですが 制度が始まって1か月、保険適用による治療の弊害がかなり出ているように思えます。   まずは不妊治療に使われていた薬剤が今まで通りに使えなくなったことです。 有名どころを上げるとバイアスピリン、ユベラ、ダクチル、ブロギノーバ、 タクロリムス、レルミナ、G-CSF製剤などです。 ダクチルは子宮が痙攣している方の移植時に使われていました。 タクロリムスは免疫の異常(Th1/Th2比が高い)場合の移植時 ・・・

イライラ、喉のつまり、胃痛などの症状が強く出ています

 

    今年の春は肝の症状がとても強く出ています。 ここ2、3週間は特に イライラする、喉がつまる、吐き気がする、胃が気持ち悪い、眠れない などの症状が出ている方がとても多いです。 この時期に出やすい症状ではありますが今年は特にきつい印象です。   気温の変化もありますが、影響していると思われるのが社会情勢。 コロナウイルスの感染者数の大幅な増加。 自粛もそろそろ我慢の限界なのかもしれません。 あとは戦争のニュース。 テレビをつけてもスマホを開いてもよく目にします。 不安や憤りを感じ、精神的に抑圧され、肝の症状が強く出ているのだと思います。   漢方の古 ・・・

データよりも質が大切  ~不妊漢方治療~

 

    当店は不妊治療・妊活のご相談が多いのですが 高齢の方や治療していてもなかなか授からない方が 遠方よりたくさん相談に来られます。 漢方を処方していて感じるのは、治療が難しい方や高齢の方は なかなか数字通りには事が運ばないケースが多いです。   一番よくあるのが受精卵の質です。 体外受精において胚盤胞のグレードによく見られます。 例えば先日も相談に来られていた方が採卵され、 凍結できたのは胚盤胞の3BCと3CC。 漢方を服用する前よりグレードは悪かったですが 2つ移植すると驚くことに2つとも着床。 現在は双子の赤ちゃんは順調に進んでいます。   あと ・・・

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