


昨日、今日と湿度がとても高いですね。 外歩いていると息をするのがしんどいくらいです。 梅雨時期に多い不調としては むくみ、だるさ、頭痛、頭重、じんましん、 むくみ、めまい、胃の不調、関節の痛み、などなど いずれも「湿」による不調です。 「湿」とは体に溜まる余分な水分です。 梅雨で湿度高くなることにより、 体内の「湿」が体外に出にくくなり、 中に溜まって重くなり不調を引き起こします。 日本は四方を海に囲まれ、基本湿度が高いため 体に水が溜まりやすいのと 近年、冷たい飲み物の摂りすぎや甘いものの食べ過ぎで 体に「湿」が溜まっている方がとても多いです。 &n ・・・
50代、60代で体調を崩される方の中に 日々の生活を頑張りすぎる方がおられます。 若い時は休まなくても頑張れた、あまり寝なくても動けたなど 年齢を重ねてからも若い時と同じように頑張ろうとして 体のリズムを崩されていらっしゃいます。 スポーツ選手の引退会見などを見ても 以前のように体が動かなくなった、気力が続かなくなったという理由で 選手生活を引退される方が多いです。 スポーツ選手ほど分かりやすくなくても年齢を重ねると体力、気力が落ちてきます。 そして落ちてきても昔のようにと同じように頑張ろうとしていると 現実の生活と体力の差でバランスが乱れ不調を起こし ・・・
最近、体調がすぐれないといった相談がとても増えています。 〇〇病といった疾患のご相談よりも 体がだるい、寝てるのに疲れがとれない、食欲がない、頭がぼーっとする、フラフラするなど。 過ごしづらい気温・天候や、風邪や感染症などの流行、 コロナ5類移行後の生活の変化など 体にかなりの負担になっているようです。 病院では血液検査に異常がない場合は特に治療されないことが多いですが 東洋医学では体全体を診て、なぜ症状が起こっているのかを考え 治療法を見つけて治療していくので、 こういう検査では表れない不定愁訴には漢方が得意だと言えます。 病気というほ ・・・
子宝(不妊・妊活)相談をおうかがいしていた方よりメールいただきました。 43歳でご出産され、出産の2日後に病室から送って下さいました。 初授乳後のかわいい赤ちゃんです。 とても幸せそうですね。 あきらめず頑張って妊活をされ、無事ご出産されました。 最近同じく43歳の方が自然でご妊娠されています。 40代でも妊娠できますかというお問い合わせをよくいただきます。 40代が妊娠しづらくなる一番の原因は卵子の老化です。 当店では40代の方のご相談も多いですが卵子が原因の方は 基本方針として年齢による卵子の質の低下を食い止め さらには引き上げるよう ・・・
女性は、40代後半から女性ホルモン(エストロゲン)が減少し始めます。 エストロゲンが減少すると脳は卵巣に対して、 もっとエストロゲンを出すようにシグナルを送ります。 その際にシグナルが周囲の脳に不要な興奮を起こしてしまい 自律神経の調節が上手くいかなくなります。 その結果、めまい、動悸、不安感、イライラ、不眠、 冷えのぼせ、ほてり、頭痛、だるさ、関節痛といった様々な症状が出てきます。 個人差はありますが、多くの女性が更年期の不調を経験しています。 東洋医学的には、更年期の不調は「腎」の急速な衰えを前提として それに体の様々なバランスの乱れが加わったものととらえます。 ・・・
一般的に血流が良くない、血行不良などとよく言われますが 実は西洋医学には、血栓を溶かす薬や血管を広げる薬はありますが 血流を改善する薬がほとんどありません。 唯一リマプロストなどが血流を良くすると処方されていますが 血流低下が原因の一つである手根管症候群の治験が中止されたように 血流を良くする効果はあまり強くないように思います。 東洋医学では西洋医学にはない「瘀血」という概念が存在します。 「瘀血」とは「体内で血液がある一定の箇所にとどこおる病症のこと」を言います。 大雑把にいうと血流が悪くなりそれによって起こる病変です。 「瘀血」が関係している症状は ・・・
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などは 椎間板(背骨の骨と骨の間にある軟骨)の変形や椎骨の変形によって 神経を圧迫し、痛みや痺れなどを引き起こします。 治療はコルセット、ブロック注射、薬物療法、ストレッチなどありますが 根本的な治療法がないのが現状です。 漢方では、骨や軟骨は「腎」がつかさどっていると考え 腎を強化することで骨の変形、軟骨の減少を改善します。 「腎」を強化する漢方の中でも、特に骨の部分に働く漢方もあり、 骨形成を促進したり軟骨を増加させ変形を和らげていきます。 痺れがある場合などは血の巡りをよくする漢方を併せることで 痛みや痺れを改善し ・・・
冷え性、生理痛、花粉症、アレルギー性鼻炎、不妊症、アトピー、めまい、便秘、下痢、 過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、じんましん、子宮脱、尿漏れ、残尿感、倦怠感など 上げればきりがないくらい、胃腸を冷やすと悪化する疾患はたくさんあります。 胃腸を冷やす一番の原因は冷たい飲み物。 そのため上のような疾患の方には初回の漢方相談の際、 「体温以上の水分を摂って下さいね」とお伝えするのですが その後の相談で舌を診せてもらったとき、胃腸が冷えている舌をしている方がいらっしゃいます。 詳しく聞いてみると、実は冷たいものを飲んでいるとのこと。 なぜ温かいものを飲まないのか聞いてみると決まって「時間が ・・・
漢方薬局柚花香房では精神的にお悩みの方も相談に来られます。 症状が出て最初に来られる場合もありますが、 心療内科に通院し、良くならないので相談に来られる方がいらっしゃいます。 相談の際、最初に症状が起こった時のことをたずねますが たびたび思うのが、心療内科にかかる前に最初にうちに来ていただいていたら もっと早く治ったのにと思うことがたびたびあります。 心療内科にかかる必要がある場合もありますが 軽いうちに漢方を飲むことで簡単に良くなることも結構あります。 心療内科に通院後に漢方に来られるデメリットとしては大きく2点あります。 一点目はは良くなったあと、心療内科の薬を ・・・
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