健康診断で血液検査の結果、尿酸値が高かったと悩まれている男性は多いと思います。
お酒も飲まないし、プリン体を含む食品もそんなに食べないのに。。
食事を気を付けているのに尿酸値が高い方もいらっしゃると思います。
なぜ尿酸値が高くなるのか、その原因をお伝えするにあたって
まずは尿酸やプリン体の体内での流れをお伝えします。
人間は、細胞内にあるミトコンドリアでATPが分解されるとエネルギーが発生し、それによって体を動かすことができます。
そして分解されてできたADPは、安静時にもとのATPに合成されます。
ですが激しい運動などで大量のATPが使われると、急激に増加したADPはATPに戻れず、分解されてプリン体になります。
尿酸はプリン体が肝臓で分解されてできる老廃物です。
体内のプリン体のうち、食品からの摂取は2~3割で、7~8割は体内で作られます。
肝臓で代謝された尿酸は血液中に溶けて全身を循環し体外へ排泄されます。
尿酸の約3分の2が腎臓で濾過され尿として体外へ排泄され、残りの約3分の1は消化管を経由して便と一緒に排泄されます。

つまり、尿酸の前段階であるプリン体は食事由来のものはわずか2~3割で、ほとんどのプリン体は体内で作られます。
ATPが分解されADPになり、ADPがさらにAMPとなり、後にプリン体へと変化します。
ADP→ATPへの再合成が行われるとADPが減少しますが、ADP→ATPの再合成が追い付かなってくるとプリン体が増えてしまいます。
ストレスが強い期間だけ痛風発作が出るという方もいらっしますが、ストレスによりミトコンドリアの機能が低下し結果としてADPが増えプリン体が増加し、発作を起こしてしまうのではないかと考えています。
尿酸生成抑制薬
フェブキソスタット(フェブリク)、アロプリノール(ザイロリック)、トピロキソスタット(トピロリック)など。
尿酸排泄促進薬
ドチヌラド(ユリス)、ベンズブロマロン(ユリーフ)、プロベネシド(ベネシット)など。
漢方薬局柚花香房では、西洋医学とはまた違ったアプローチで対処していきます。
西洋薬のようにプリン体→尿酸の経路、キサンチンオキシダーゼを阻害するのではなく、ミトコンドリアを活性化、つまり体の元気にすることによりADP→ATPの再合成を促進するという方法をとります。
また補腎の漢方を用いて腎臓そのものの機能を高めることにより尿酸の排出を促進させます。
関節に痛みや腫れがある場合、急性の強い痛みがある場合などは消炎解熱や活血化瘀の漢方を用いて痛みを抑えます。
頻繁に痛みが起こる方には、痛みが落ち着いた時に炎症体質を改善する消炎解毒の処方を用います。
食事を気を付けているのに尿酸値が高い
治療しているがあまり効果がない
痛風発作がよくあり痛みで困っている
というお悩みありましたら一度ご相談下さい。
執筆者
井上 貴文
薬剤師、国際中医師、統合医療生殖学会学術理事
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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