PMS、正式名は月経前症候群といいます。 生理の10日前くらいから起こる不調で生理とともに消失するのですが 長い方だと生理2、3日目まで続くこともあります。 症状としては、イライラ、うつ、落ち込み、涙がでる、眠気、だるさ、 胸の張り、肩こり、頭痛、過食、むくみ、不眠、めまい、のぼせなど色々な症状があります。 PMSが長いと1か月のうち半分が不調なことになり、 排卵前もつらい方など月のうち調子のよい日が数日しかないなんてことも。 つらいですよね。。。 生理は毎月やってきます。 PMSも毎月・・・。 ほんとにつらいのに病名がつくわけでもなく 生理前だから的な感じで軽く見 ・・・
お米を食べましょう。 最近ご飯を食べない、控えている方が本当に増えています。 漢方相談の際、食生活についてお聞きするのですが 1日3回の食事でお米を全く食べない、もしくは茶碗に半分くらいという方がとても多いです。 糖質制限、糖質ダイエットなど、糖質を控えることで簡単に痩せれる という考えから気軽に始められることが多いようです。 糖尿病などで期間を決めて糖質制限することは有益なこともありますが お米を食べないことで体に多くの悪影響を及ぼします。 体の不調を訴えて来られる方で、体質的に気虚の方は非常に多いです。 気虚とは気(体のエネルギー)が不足することで ・・・
コロナ生活も長くなり、ぐっすり眠れないという方が増えています。 不眠症についてのご相談は一年を通してありますが、 やはり原因として一番多いのがストレスです。 単にストレスといっても色々あり、 ストレスからくる怒りや悩みによる精神の高ぶり、強い不安、 過度の怒りや心配による心神の消耗などがあります。 心神が消耗してしまうとストレスがなくなった後も眠れない状態が続きます。 原因に応じた漢方の服用で睡眠の改善は可能ですが、 日々の生活でもぐっすりと眠れるような習慣を持つことが必要です。 ストレスの影響が強い場合は、環境を変え精神を回復させることがいいのですが ・・・
漢方薬局柚花香房では漢方相談の際、生活養生についてもお伝えしています。 生活養生で何よりも大切なのが「睡眠」。 いくら頑張って漢方を飲んでいても、 睡眠が良くならないと状態が改善しないといった疾患はたくさんあります。 目の疾患、耳の疾患、不妊症、皮膚疾患、胃腸の悩み、更年期障害、腰痛・関節痛 などは睡眠が大きく影響するお悩みです。 夜にしっかりと睡眠をとることで 腎が回復し、腎がつかさどる生殖機能、骨、耳、粘膜が回復します。 胃腸も寝ている間に回復し、起きている間に消費されたエネルギーも再び養われます。 病院に入院して患者さんの体調が良くなるのは、 21時には消灯で ・・・
ここのところ、耳についてのご相談がとても増えています。 耳鳴り、突発性難聴、耳の痛み・つまり・こもりなど。 耳鼻科で治療しても治らなかったり、治らないと告げられたため、 こちらに相談に来られる方がほとんどです。 耳で一番多い相談はもちろん耳鳴りですが 早く来られれば来られるほど早く治ります。 耳は自分の感覚で感じる器官などで長くわずらうほどこじらせてしまい、 どんどん治りにくくなっていきます。 耳鳴りを感じたらできるだけ早くご相談されることが大切です。 最近不思議なことに、耳鳴りに効く漢方として いろんなメーカーから「当帰芍薬散」が販売されています。 ・・・
新型コロナウイルスが流行してから皆さん生活も一変してしまいましたが 漢方薬局柚花香房での漢方相談の内容も変わってきたものがあります。 昨年、今年と相談が全くなってしまったのが、役員ストレスによる体調不良です。 4月から年度が新しくなりそれとともに役員も変わります。 幼稚園や小学校のPTA、地域の自治会、マンションの役員などなど。 年度が変わり、新たに役員になったことによるストレスで体調を崩され 漢方相談に来られる方が毎年一定数いらっしゃいました。 真面目な方が多く、真剣に捉えすぎるあまり 眠れなくなったり、めまいや動悸、お腹を下したりなど。 それが去年 ・・・
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漢方相談
漢方薬局柚花香房での子宝相談でご妊娠され、 妊娠初期に出血が起こるケースがあります。 妊娠初期に見られる性器出血を東洋医学では胎漏といいます。 明らかに動きすぎの時や1回だけ下着につく程度の出血であれば問題ない場合が多いですが 出血が続く場合や頻回に起こる出血は注意が必要です。 中国の古い書物「本草綱目」に 「下血止まざれば、血尽きて子死す」とありますが 胎漏の治療は流産を防止するという面で大切なポイントです。 産婦人科などでは流産予防に当帰芍薬散を使われることが多いですが 出血を伴う流産の回避には当帰芍薬散は弱く 芎帰膠艾湯を用いて損傷した衝任の固摂 ・・・
ここのところ、眠れない、イライラするといった相談が増えています。 4月になり春もだんだんと暖かくなり、肝もますます高ぶってきています。 そこに加え、コロナ感染者の急増。 不安や心配、閉塞感などが入りまじり気分的にすぐれない状況が続いています。 そして暖かくなってきているにもかかわらず 感染拡大のため外出を控え自粛生活で気分転換もうまくできず、 悶々とした日々を過ごされているのが不調の原因になっているのかと思われます。 不眠やイライラ以外にも、精神的にしんどくなってきている方が増えているように感じます。 精神的なお悩みにも漢方は良く効きますので しんどい方は頑張りすぎ ・・・
ジャニーズのKing & Princeのメンバー、岩橋玄樹さんが 3月末をもってグループから脱退されるという記事がネット上に出ていました。 たくさん出ていましたので見られた方も多いと思います。 パニック障害の治療で休まれていましたが完治されなかったとのことでした。 芸能界という特殊な環境の中、ストレスやプレッシャーも大きかったのではないかと思います。 パニック障害は、初めての発症時の状況や置かれている環境によって差異はありますが 東洋医学的に考えると比較的完治しやすい疾患です。 漢方薬局柚花香房では早い方は1、2回の来局でほぼ完治します。 漢方薬の服用 ・・・
漢方薬局柚花香房では皮膚病の相談もうかがっています。 よくおうかがいするものでは 慢性蕁麻疹、大人ニキビ(尋常性痤瘡)、湿疹、手荒れ、かゆみ、肌荒れ、紅斑から 掌蹠膿疱症、尋常性乾癬、円形脱毛症、尋常性白斑などまであります。 こちらに来られるのは、皮膚科を受診された後、 治らないため相談に来られるケースがほとんどです。 原因不明とされ対処療法が中心で、根本的な治療で行われていないことが多いです。 例えば慢性蕁麻疹を例にとってみると 西洋医学では7~8割が原因不明とされています。 そのため、抗ヒスタミン剤によって蕁麻疹を一時的に抑える治療になります。 一 ・・・
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