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逆流性食道炎の漢方治療

 

    逆流性食道炎は近年増加傾向にあります。 一説では人口の30~40%が罹患しているのではないかと言われています。 とくにここ数年逆流性食道炎と診断される方がとても増えている気がします。   まず逆流性食道炎について簡単に説明します。 胃と食道の間には逆流を防止するしくみがあり、食道と胃の間にある下部食道括約筋などが、 胃の中の食べ物が食道に逆流しないよう弁のような働きをしています。 しかし何らかの原因でこの逆流を防ぐ機能が低下すると胃酸が逆流しやすくなります。 治療としては胃酸を強く抑えるプロトンポンプ阻害剤(PPI)が第一選択薬になります。 しかしこのPP ・・・

冷たい物をやめると鼻水がとまる?

 

    漢方相談では色々なお悩みで相談に来られます。 来られたらまず最初に問診票を書いていただくのですが チェックされる項目として多いのが鼻水。 季節問わず透明の鼻水が出るという 慢性鼻炎のような症状あるという方が結構いらっしゃいます。   主訴(メインの悩み)を改善するために漢方薬を処方するのですが その過程で日々の鼻水が改善することがよくあります。 改善のポイントは冷たい物。 来られた方には漢方薬をお渡しする以外に 体を元気にするための養生法をお伝えするのですが その中で冷たいものは控えていただくようにお伝えしています。   毎日冷たい物を飲んでいる ・・・

夏バテの原因

 

    お盆を過ぎたあたりから夏バテの方が増えてきましたね。 食欲不振、胃痛、倦怠感など。 今年は例年にも増して厳しい猛暑。 相談に来られている方に、夏バテしていないか聞いてみています。   夏バテの有無を確認した後に聞いてみる質問が 「冷たいもの飲んでいませんか?」という質問です。 興味深いことに夏バテされている方のはほぼ100%と言っていいほど 毎日冷たいものを結構飲まれていました。 それに比べて、夏バテもなく食欲もあると答えられた方はほとんどが 冷たいものをあまり飲まれていませんでした。 温かい飲み物や、飲んでも常温。 冷蔵庫の麦茶には少しお湯を加えて飲んで ・・・

潰瘍性大腸炎とストレス

 

    安倍首相が潰瘍性大腸炎の悪化で辞任されましたね。 潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。 特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。 粘液便や軟便、倦怠感などの症状を伴う場合もあります。 厚生労働省が指定する難病で、はっきりとした原因は明らかになっていませんが、 近年では、免疫機構が正常に機能しない自己免疫の異常が注目されています。   東洋医学的に考えると、臨床で診ている限り、 多くの場合ベースに体質として脾虚(胃腸が弱い)があり、 そこに精神的なストレスがかかり発症するのが原因であると感じます ・・・

コロナとメンタルヘルス

 

    最近またイライラ、うつ、不安、焦燥感などの症状が増えてきています。 コロナによる緊急事態宣言の時も、うつ、不安などの心のご相談が多かったですが、 ここ最近、以前のように精神の状態が悪くなる方が増えています。   暖かくなるにつれ感染者数も減少し活動が少しずつ再開されてきたのが ここにきて感染者数が再度増加し、再自粛による閉塞感で イライラや煮詰まり感、不安などが強くなっているようです。   さらに長い梅雨から猛暑から、ますます家にこもるようになり より心の状態が悪化しているように思えます。 籠っていることで気が滞り、負の情報によって心血が失われ ・・・

半夏厚朴湯が効かない?

 

  当店に漢方相談に来られる方の中で、病院で半夏厚朴湯をもらって飲んでいたけど あまり効果を感じなかったという声をちょこちょこ耳にします。   病院でよく処方されるツムラさんの半夏厚朴湯の効能には 「気分がふさいで、咽頭、食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症: 不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、神経性食道狭窄症、不眠症」 と記載があります。 実際病院ではのどの異物感やうつ、不安症などで処方されていることが多いようです。   半夏厚朴湯は「金匱要略」には「夫人の咽中炙臠あるがごときは、半夏厚朴湯これを主る」 いわゆるのどの ・・・

蒸し暑い梅雨の過ごし方

 

    梅雨が始まりましたね。 梅雨で湿度が高い上に温暖化の影響で6月でも30℃を超える日があり、 高温多湿でほんとに過ごしづらいですね。   暑い梅雨のせいで早くも体調を崩しはじめている方がいらっしゃいます。 梅雨時期は体に余分溜まった水で不調を起こりやすいです。 暑いので冷たい飲み物をたくさん飲んだりしていると 体に余分な水が溜まってしまいます。 たくさん水分を摂ると全ておしっこに出るようなイメージですが 実は処理しきれない水は体に溜まって悪さをします。 外の湿度が高いので体からいつも以上に水が抜けにくくなります。 また暑くて冷たいものばかり摂ることで胃腸が冷 ・・・

めまいのご相談が増えています。

 

    最近めまいのご相談が増えています。 この数か月間の自粛生活、生活の変化、ストレス、心配等々、 お体のバランスが崩れることによるめまいがほとんどです。   最近のめまいの原因として多いのが ① 肝火や肝陽の亢進による内風 自粛や生活の変化によるストレスで肝陰が損傷され、 相対的に肝陽が亢進しめまいがおこったもの   ② 痰濁中阻自粛による過食、運動不足による消化機能の減退、飲酒・冷飲による胃腸の弱りなどで 体の中に溜まった痰濁によりめまいが起こったもの   ③ 気血の不足 コロナウイルスの過度の心配や疲労による気血の消耗により起こったもの ・・・

加味逍遙散じゃなくて?

 

  先日テレビの見ていたら漢方のCMが流れていました。 「生理前イライラして当たっちゃう、なんでわたしこうなるの?」 と若い女性の方が悩んまれていました。 画面のテロップが「生理前イライラ」。 漢方薬にユニークな名前をつけて販売するメーカーさんのCM。   生理前のイライラだったら加味逍遙散のことかなあと思えば ネットで調べてみると実は違う内容の漢方薬。 いったい何が入っているんだろうと見てみると トウキ、センキュウ、シャクヤク、ブクリョウ、ソウジュツ、タクシャ、 ケイヒ、ボタンピ、ダイオウ、トウニン、ニンジン 当帰芍薬散+桂枝茯苓丸+ダイオウ-ニンジンといったところですね ・・・

自然妊娠を目指すタイミングの取り方

 

  以前ブログで自然妊娠が増えているとお伝えしましたが 当店では、漢方薬の服用だけでなく、妊娠しやすいタイミングの取り方もお伝えしています。   不妊治療専門のクリニックさんでは排卵日や排卵前日にタイミングを勧めることが多いようですが もうだいぶ知られてきていますが一番良いのは排卵の2日前です。 なぜかというと出産率(妊娠-流産)が一番高いからです。 その次に高いのが排卵前日、そして排卵当日と続きます。 排卵2日前、前日、当日の3日以外は確率がぐんと下がります。 そのためその3日間連続でタイミングをとるのがおすすめです。   排卵日の予測についてですが、病院で超音 ・・・

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