皮膚疾患での漢方相談では、たいていまず皮膚科を受診し、そして治らないため来られる方がほとんどです。
受診された時のお話を聞くのですが、先生からはただお薬を出されるだけで原因については何も言われなかったり、原因不明と言われることがほとんどです。
現代医学ではまだまだ分かっていない疾患も多く、どの病気にしても原因をはっきり言えないのも致し方ないのですが、皮膚の漢方相談で来られる場合は割と原因がはっきりしていることが多いです。
皮膚の場合、体質やアレルギーなどもありますが、悪化の要因として食生活、生活習慣、ストレスが関係していることがほとんどです。
例を挙げると、慢性蕁麻疹などは、8割方食生活です。
赤くかゆくなりやすい熱性の食べ物、膨れの材料となる湿の性質の食べ物をたくさんとっている、つまり蕁麻疹の原料が体の中に多く蓄積されていて、それが何かの誘因で体の外に出てしまった状態です。
ですので問診時に、皮膚疾患の原因となり得る事象について細かく話をおうかがいします。
その後は原因に対する漢方を調合していきます。
当てずっぽうで処方しているわけでもなく、病名で処方を決めているわけでもありません。
しっかりと原因を推測し漢方を処方していきます。
皮膚科で良くならない皮膚疾患は漢方の得意とするとことですので、まずは皮膚科を受診され診てもらい、良くならない場合や繰り返す場合などは体の内側に原因があると考えられますので、一度ご相談下さい。

執筆者
井上 貴文
薬剤師、国際中医師、統合医療生殖学会学術理事
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
TOP