5月なのに最高気温が30度を超える日も出てきました。
これからどんどん暑くなる季節で心配なのが熱中症。
熱中症になりやすい習慣と、熱中症予防の漢方薬についてお伝えします。
熱中症になった方の中には
「ちゃんと水飲んでたのに…」
とおっしゃる方が多いですが、実は水だけでなく危険な習慣がいくつかあります。
①朝食を摂らない
空腹が長時間続き、熱中症を起こす方非常に多いです。
体内に気血(栄養分)が不足すると、熱におかされやすくなり、正常な体温を保つことが難しくなります。
また食事からの水分は、飲み物からの水分よりも体内の水を長く保ちます。
ベストな朝食はごはんとみそ汁、時間がない方はパンやバナナだけでもいいので何か食べてから出かけましょう。
②夜更かし
これはとても大切です。
睡眠により陰(体の潤い)が回復します。
陰が足りないと体内に熱がこもりやすくなり熱中症の原因になります。
陰が回復する午後10時から2時の間にたくさん寝て、できれば7時間以上眠りましょう。
③水分を摂らない
皆さん気を付けていると思いますが、これからの外出時、水分は持ち歩いてこまめにとるようにしましょう。
熱を冷ましてくれる麦茶や。汗で失われるミネラルを補給できるポカリスエットの粉末を水に溶かしたものがおすすめです。
④暑さ対策をしない
昔と違って今は気温が40℃を超えることもあり、炎天下に外出の必要があるときは暑さ対策が必須です。
日傘や帽子、可能な時は日掛けに入るようにしましょう。
アイスノンなど保冷材で首や脇の下などを冷やすのもおすすめです。
暑さに弱い方、外で過ごす時間の多い方などは漢方薬で予防するものおすすめです。
①生脈散
心臓の働きをよくして気を補う人参
潤いを補う麦門冬
汗腺の調節をする五味子
の3種の生薬が入っています。
汗をたくさんかいて弱ってしまう方におすすめです。
②清暑益気湯
夏になると食欲が落ちて疲れやすくなる方におすすめです。
消化機能が落ちて、さらに暑さで弱ってしまうケースに効果的です。
熱中症かもという緊急の時
牛黄清心元がおすすめです。
牛黄、麝香、羚羊角が熱を冷まし、熱で弱った体を助けてくれます。
厳しい夏が始まります。
日々の習慣や漢方で夏を乗り切りましょう!!

執筆者
井上 貴文
薬剤師、国際中医師、統合医療生殖学会学術理事
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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