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梅雨どきの漢方相談

 

    蒸し暑くじめっとした毎日が続きますね。 真夏のように暑い日があるかと思ったら朝方急に冷え込んだりして 毎日の体調管理がむつかしいですね。   最近「湿」(湿気)による体調不良で相談に来られる方がたくさんいらっしゃいます。 今年は3、4月ずっと雨が続いていたため体に湿が溜まりやすくなっていて、 6月に入ると例年より早く梅雨入り。 晴れの日の多かった5月はすごく暑かったため冷たい飲み物をたくさん飲み さらに「湿」の溜まりに拍車をかけてしまった方も多いと思います。   体に「湿」が溜まると、むくみ、めまい、じんましん、下痢、吐き気、食欲不振、倦怠感など ・・・

春に起こりやすい症状

 

    3月ももう半ばになりますが、まだまだ寒い日が続きますね。 お天気の悪い日も多く、すっきりと晴れる日が少ないように感じます。   中医学では春は2月の立春から始まり、3か月間続きます。 冬の間冬眠状態で固まっていた体が春になって暖かい春風を感じると 体の中の陽気が盛んになっていきます。 夜は早く寝て朝は早起きしてゆったりと散歩し 春の陽気に合わせていきいきと活動し、伸びやかに過ごすのが春の養生法です。 これに反すると、「肝」を傷つけてしまいます。 肝は体の気の流れを調整する臓器のため、 ストレスによって肝が影響を受けると気の流れが滞り、体に不調が出てきます。 ・・・

8月に入りましたね。

 

    今日から8月ですね。 梅雨が明けてから、急に暑くなりましたね。 夏バテや熱中症などに注意が必要な季節です。 夏バテや熱中症は、中医学的に暑邪とよばれ炎熱の性質をもつ邪が体の中に入ってくるためと考えます。 暑邪が入ってくると多量に汗をかき、そのため体に必要な水分(津液)が失われ、 すごくのどが渇いたり、尿が濃く少なくなったり、発熱、ほてり、口や喉が乾燥するなどを感じます。 また、多量の汗とともに気も一緒に外に流れてしまうため、 体のだるさや息切れなどの気虚の症状も出やすくなります。 人によっては動悸などの心の症状もでてきます。 もともと体力がなく気が不足気味の方は、気 ・・・

夏バテ、熱中症のおすすめ漢方薬

 

    7月に入りましたね。 7月というと夏がやってきた感じがしますね。   夏といえば心配になってくるのが夏バテや熱中症。 とりわけ気をつけなければいけないのが熱中症です。 少し前にもたくさんの方が病院に搬送されたと新聞で報道されていましたね。 軽いものではこむらがえりやめまい、頭痛、吐き気などで、 症状が重くなるなるとけいれんや意識障害が起こり、 ひどいときは命を落としてしまう危険性もあります。 予防としては暑さを避けたり、こまめな水分補給、休息などがありますが 漢方にも熱中症、夏バテに効果のあるものがあります。 生脈散という処方で、暑さにより奪われたエネルギ ・・・

梅雨入りしましたね。

 

    蒸し暑い季節がやってきましたね。 大阪も梅雨入りしたと本日気象庁より発表されました。 今夜から明日にかけて大雨も降るそうです。 注意が必要ですね。   梅雨になり気をつけなければいけないのが「湿」による症状。 もともと地理的に海に囲まれている日本では、体の中に湿がたまりがちです。 梅雨時期は湿度が非常に高くなるので湿による影響を受けやすくなります。 体内に湿がたまると、気の流れを阻害し脾気(胃腸機能)を弱めてしまいます。 症状としては、下のようなものが出やすくなります。   体がだるい 頭が重い むくみがひどい めまいがする 食欲不振 下痢、吐き ・・・

二日酔いと漢方薬

 

    毎日暑いですね。 今週に入ってから暑さが一段と厳しくなり、大阪では今日37℃を超えましたね。 こんな暑い日は、冷えたビールがおいしそうですね。 好きな人にとっては冷たいビールの喉ごしがたまらないと思います。 金曜日ですし、仕事終わりに飲み行ったり、おうちで晩酌された方も多いのではないでしょうか?   おいしいお酒ですが、ついつい飲み過ぎて二日酔いの経験をされた方も多くいらっしゃると思います。 二日酔いにも漢方薬がよく効きます。 二日酔いの漢方薬はお酒の種類によっても異なります。 お酒は「熱」の要素を持った飲み物です。そこに飲酒量が多くなると「湿」(余分な水 ・・・

熱中症 ~夏の水分の摂り方

 

    8月になりましたね。 最近は、くもった日が多かったり雨が続いたりと、7月の中頃よりは暑さはましですが お盆、9月にかけて暑さが厳しくなるようです。   ひと頃、ニュースや情報番組などで熱中症への注意を呼びかける放送が頻繁に流れていました。 とにかく水分を摂るようにとの報道が多かった気がします。 もちろん、熱中症になりやすい状況下ではこまめに水分を摂ることは大切ですが 年齢や環境によって適切な摂り方は違ってきますし、またどのように摂るかも大切になってきます。 体に余分な水がたまりやすい方や、体が冷えている方などは 冷たい水分を摂りすぎると返って体が弱ってしま ・・・

花粉症。アロマと漢方で乗り切ろう!

 

    3月に入って、まだ肌寒い日もありますが、 日差しや風の感じが少し春らしくなってきている気がします。   お天気がよいのはうれしいけれど、花粉症の方にはつらい季節がやってきたという感じですね。 薬局に来られる方も、数日前から目の痒みや、鼻のむずむず、鼻水などの症状が急に出てきた! という方が多くなってきました。 あらかじめ漢方薬で体質改善し花粉症対策をしている方は、症状が軽くすんでいますが、 もう症状が出てしまっているという方にも服用できる漢方薬や健康茶もあります。 漢方薬は効果が出るのに時間がかかるからもう遅いかな?とあきらめずに、ご相談くださいね。 &n ・・・

冷え性

 

    今日は風が強く、とても寒く感じられましたね。 ですが明日はもっと気温が下がるようです。 暖かい格好でお出かけして下さいね。   寒くなってくると、冷え性のご相談が多くなってきます。 冷え性といっても原因はさまざまです。   体を温める力が弱いタイプ 気の巡りが悪いタイプ 血が少ないタイプ 血の巡りが悪いタイプ   それぞれが単独ではなく複合している場合が多いです。 また冷たい飲食や水分のとりすぎも冷えの原因になります。 自分のタイプを理解し、それに応じた対処をすることが大切ですね。 しょうがなど体を温める食材がいいといって摂り過ぎたりす ・・・

暑い夏の養生法

 

    今日も蒸し暑いですね。 梅雨があけてから、平年より気温の高い日もあったりで、 体がだるいとか食欲が落ちてきたなど夏バテの症状がでてくるかたが増えています。   この季節になると、めまいやふらつき、息苦しさが出やすいという方もいらっしゃいます。 夏は心臓と消化器系に注意した方が良い季節とされています。 体に余分な熱がたまり、動悸、息苦しさ、熱感、体のだるさ、立ちくらみなどがでやすくなります。 もともと心臓の働きが弱い方や、家族に心臓疾患をお持ちの方は特に気をつけて過ごした方がよいですね。 血圧が低めの方は、この時期は立ちくらみが出やすくなったりと体調がすぐれ ・・・

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