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柚花漢方のブログ
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年相応に。。。

 

    50代、60代で体調を崩される方の中に 日々の生活を頑張りすぎる方がおられます。 若い時は休まなくても頑張れた、あまり寝なくても動けたなど 年齢を重ねてからも若い時と同じように頑張ろうとして 体のリズムを崩されていらっしゃいます。   スポーツ選手の引退会見などを見ても 以前のように体が動かなくなった、気力が続かなくなったという理由で 選手生活を引退される方が多いです。 スポーツ選手ほど分かりやすくなくても年齢を重ねると体力、気力が落ちてきます。 そして落ちてきても昔のようにと同じように頑張ろうとしていると 現実の生活と体力の差でバランスが乱れ不調を起こし ・・・

更年期症状について

 

  女性は、40代後半から女性ホルモン(エストロゲン)が減少し始めます。 エストロゲンが減少すると脳は卵巣に対して、 もっとエストロゲンを出すようにシグナルを送ります。 その際にシグナルが周囲の脳に不要な興奮を起こしてしまい 自律神経の調節が上手くいかなくなります。 その結果、めまい、動悸、不安感、イライラ、不眠、 冷えのぼせ、ほてり、頭痛、だるさ、関節痛といった様々な症状が出てきます。 個人差はありますが、多くの女性が更年期の不調を経験しています。   東洋医学的には、更年期の不調は「腎」の急速な衰えを前提として それに体の様々なバランスの乱れが加わったものととらえます。 ・・・

味覚、感覚の麻痺

 

    体に負担を与える飲み物や食べ物がありますが それをちゃんと感じ取れる方と感じ取れない方がいらっしゃいます。 個人差にもよりますが、 体に負担がかかるものを摂っていると 味覚や感覚が麻痺してくるんじゃないかと思うことがあります。   例を上げると冷たい飲み物や食べ物。 毎日冷たいお水や麦茶をたくさん飲んでいたり 冷たいアイスクリームをよく食べている方がいらっしゃいます。 食べても全然冷えないとおっしゃられていますが しばらくの間冷たいものは完全に控えて体温以上のものだけ飲んで下さいとお伝えし ある程度の期間をおいてから冷たいお茶などを飲んでもらうと すごく冷 ・・・

漢方で良くなるこの季節の歯痛

 

  毎年この時期になると歯が痛いという訴えをよく聞きます。 皆さん歯医者さんには行かれるのですが 異常なし、もしくは少し歯茎が腫れているくらいとの診断が多く 痛みがどこからきているのかわからないことがあります。 そういう症状には体の緊張を和らげる漢方を飲むと 痛みが消えることがよくあります。 春は肝が高ぶり精神症状が表れやすいため 歯を食いしばったり肩に力が入ったりすることで 歯が痛くなることが多いのだと思います。 歯医者さんで異常がないのにとにかく歯が痛いときは 一度漢方を試してみるのもいいかもしれません。     貴文       ・・・

ポットで健康な毎日を

 

  冷え性、生理痛、花粉症、アレルギー性鼻炎、不妊症、アトピー、めまい、便秘、下痢、 過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、じんましん、子宮脱、尿漏れ、残尿感、倦怠感など 上げればきりがないくらい、胃腸を冷やすと悪化する疾患はたくさんあります。 胃腸を冷やす一番の原因は冷たい飲み物。 そのため上のような疾患の方には初回の漢方相談の際、 「体温以上の水分を摂って下さいね」とお伝えするのですが その後の相談で舌を診せてもらったとき、胃腸が冷えている舌をしている方がいらっしゃいます。 詳しく聞いてみると、実は冷たいものを飲んでいるとのこと。 なぜ温かいものを飲まないのか聞いてみると決まって「時間が ・・・

脳の活性化に良いこと

 

    実家の母が最近漢字検定にはまっています。 最初は問題集を買って練習するだけだったのが、 せっかくやっているんだからと検定を勧められて、3級を受け合格したようです。 やっていると段々面白くなってきて2級まで取ってみたいと言っています。 最近ではテレビのクイズ番組の漢字の問題が答えられることが多くなり、楽しく見ているとのこと。 試験会場では同じ年代の方が受けているのを見るとより励みになるそうです。 知り合いのご家族で80歳の方がオンラインで英語のレッスンを受けていると聞きました。 語学も脳の活性化に良いという報告があります。   年を重ねると新しいことにチャレ ・・・

突発性難聴の原因

 

    最近芸能人の方の突発性難聴のネットニュースをよく見かけますね。 大変な業界なので体への負担も相当なものがあると思います。   突発性難聴とは突然、左右どちらかの耳の聞こえが悪くなり、 耳鳴りやめまいなどを伴う原因不明の疾患です。 音を感じ取って脳に伝える役割をしている有毛細胞がなんらかの原因で傷つき、 壊れてしまうことで起こるとされていますが、 はっきりとした原因はわかっておらず、 ストレスや過労、睡眠不足、糖尿病などがあると起こりやすいと言われています。 治療としては内服や点滴の副腎皮質ステロイド薬による薬物治療が中心となります。 ステロイド治療で良くな ・・・

夕方になると体がだるくて動けない

 

  夕方になると体がだるくて動けない このような症状がある方は、気が足りていない可能性があります。 例えば、疲れて夕食を作るのがしんどい、めまいがする、 または作り終わった後しんどくなりせっかく作ったのに食欲がなくなるなど。 朝の方が比較的動けて睡眠を取った後は楽になると言う方は 気虚または気血両虚のタイプです。 そういった方は無理が効かない体質なのでしっかり睡眠をとることが大事です。 夜はできるだけ早く寝ると体調が回復しやすいです。 スケジュールも詰め込まないようにするのが大切です。   もし逆に朝はすごくしんどくて気分も憂鬱なのが、 夕方になると元気になると言う方は気滞 ・・・

台風、雨、気圧で頭が痛くなる

 

    台風11号も温帯低気圧に変わり 被害もTVで言われていたほどはひどくなくひと安心ですね。   台風など天気の悪い日には決まって頭痛がする方がいらっしゃいます。 天気痛とも呼ばれているようです。 日々漢方相談をお伺いしていると悩まれている方は結構多く、 頭痛が起こりやすい天気かどうかがわかるアプリなんかもあるそうです。   最近気圧による頭痛は漢方と言うのが、医学の分野でもかなりポピュラーになってきています。 気圧の変化による頭痛を余分な水分の溜まりが原因と考えて、 水分代謝を良くする五苓散がよく用いられています。 病院でも頭痛には五苓散がよく出さ ・・・

体調維持で漢方を服用

 

  当店に来られる方は皆さん色んな目的で漢方を飲まれていますが タイトルにも書きましたが特に悪いところはないけれど 体調維持、毎日元気で過ごせるせるようにと服用を続けている方がいらっしゃいます。 もちろん最初は不調があったり病気であったりで相談に来られましたが 飲んでると調子がいいので良くなってからも続けていらっしゃいます。 時にはストレスで少し寝つきが悪くなったりとか、食べすぎで胃腸の調子を崩したとか その時々の体調に応じて漢方を選びお渡ししています。 漢方を続けておられる方は多少の不調の波があっても、皆さん大体お元気にすごされています。 この大変なご時世にあっても特に体調を崩すこ ・・・

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