腰痛で悩まれている方がたくさんいらっしゃいます。 腰痛がなかなか治らないと病院へ行く方が多いと思いますが レントゲンを撮っても異常はなく、老化との診断で湿布を出されたり。 それで整体に行ってみたけど、してもらった後は痛みが和らぐけどまたすぐ痛くなったり。 じゃあ次は漢方だったら治るかしら? ・・・とその前に、 一度生活面を振り返ってみませんか? 睡眠はどうですか? 0時までに寝ていますか? 7時間はとれていますか? 腰は「腎」という臓器がつかさどっている器官です。 「腎」はよい睡眠で養われますので、 睡眠がよくないと「腎」が弱り腰が痛くなることがよくあります。 もちろん私も睡眠不 ・・・
4月8日(日本時間9日)のメジャーリーグ、エンゼルスVSアスレチックス戦で 大谷翔平投手が7回1アウトまで無安打のあわや完全試合かという好投を見せました。 ヒットを打たれてしまいましたが6対1でチームの勝利に貢献しました。 メジャーデビュー後最初からの大活躍、すごくワクワクします。 大谷選手といいイチロー選手といい日本人選手の活躍のニュースを見ると元気をもらえますね。 楽しいニュースばかりだとよいのですが、世の中には凶悪事件だったり暗くなるようなニュースも毎日報道されています。 暗いニュースを見ると苦しくなったり、夜寝られなくなる、悪夢を見るといった方 ・・・
大人になってからのニキビは、なかなか治りづらいことがあります。 職場や家庭でのストレス、食生活の乱れ、便秘など胃腸のトラブル、 ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足などに加えて、 体に熱がこもりやすい体質など様々な原因が絡み合っています。 東洋医学では、その方の体質や吹き出物の状態に応じて漢方薬を選んでいきます。 生理痛がひどかったり、生理の経血に塊が混じる方は血の滞りを解消する漢方薬を使います。 便秘がちな方には胃腸の調子を整える漢方薬。 赤いニキビには炎症を抑える漢方薬、紫のニキビには瘀血を解消する漢方薬など。 いくつか組み合わせて使うこともあります。 ・・・
朝はまだ冷え込みますが、日中はだいぶ暖かくなってきましたね。 気温の上昇にともない、花粉の飛散も始まっているようです。 花粉症は東洋医学的にみると、花粉を撃退する「衛気」の異常が大きな原因の一つと言えます。 「衛気」は外からのウイルス、細菌、花粉から体を守ったり、 皮膚や粘膜を強化する働きがあります。 花粉症はこの「衛気」がうまく機能していないことにより発症すると考えられます。 花粉による反応により、体のバランスが崩れている部分の症状が出てきます。 胃腸が弱り体内に余分な水がたまっている場合は鼻水がたくさん出たり、 ストレスや乾燥、飲食によって熱が ・・・
「仮面うつ病」、最近ちょこちょこ見かけますが、どのような病気なのでしょうか? ネットなどで各クリニックのホームページを調べると、 おおむね下記のような感じで書かれています。 「精神的な症状よりも身体的な訴えが前面にでるために、うつ病が覆い隠された状態」 うつ病だが他の症状が多いためうつ病とはわからないで見過ごされてしまうとのことから、 仮面とついたのではないかと推測されます。 東洋医学的に言うと「うつ」というのは一般的に肝気鬱結、心血虚の状態が多いです。 最初はやる気がない、イライラする、不安感があるなどの症状ですが 状態が悪化していくと、 頭痛、めまい ・・・
最近、皮膚のお悩みで相談に来られている女性、 去年まで手足の冷えがひどく困っていらっしゃったのが 漢方を飲みはじめてから全くなくなり家ではスリッパもいらなくなったそうです。 「体を温める漢方薬が入っているのですか?」とお聞きになられましたが 「今飲んでいる漢方は温めるどころかむしろ冷やす漢方です」とお答えするとすごく驚いておられました。 この方はストレスが皮膚の悪化を助長させていたので、 表面の熱をとる漢方以外に肝を和らげ気を巡らせる漢方を入れていました。 末端の冷えは体自身が冷えているのではなく、 ストレスによって体の末端まで陽気が届か ・・・
コールセンターにお勤めの方がたまに体調相談に来られます。 めまいや頭痛、精神的なお悩みが多いです。 コールセンターのお仕事は、注文の受付であったり、問い合わせだったり、 トラブル対応の部署に勤められている方もいらっしゃいます。 常に電話をするお仕事。 結構ストレスがかかります。 コールセンターは基本話すことより聞くことのほうが多いですよね? 聞くという行為は常に受け身なので肝気が鬱結してしまいます。 これが楽しい話ならまだしも、きっとあまり楽しくない話がほとんど。 昨今はイライラした人やクレーマーのような人も多いので、そういうお電話を受けると体が弱って ・・・
今日は一段と冷え込みますね。 寒くなると冷え症の相談が増えてきます。 冷え症に限らず、胃痛、食欲不振、下痢、便秘、生理痛、不妊症、皮膚病など ほとんどの疾患において胃腸を冷やすことは良くないです。 漢方相談では、冷たいものを飲んでいませんか?とお尋ねしますが、 「飲んでいません。常温のものを飲んでいます。」と答えられる方が結構な割合でいらっしゃいます。 常温とは日本薬局方では15~25℃を指しますが、 皆さんが使われる「常温」は室内に置かれた水分の温度のことを指すのだと思います。 たいていの場合、室内に置かれたコップのお水、ペットボトル、 ・・・
慢性蕁麻疹で悩まれている方がよく相談に来られます。 皮膚科で何年もかかっているけど治らず、薬をやめるとすぐに出てきてしまうとのこと。 でも漢方薬局柚花香房に来られる方は、一部の難治性の場合を除き、ほとんど方が順調に治っていきます。 慢性蕁麻疹は原因不明の疾患のように見えては実はしくみは単純だったりします。 蕁麻疹の原因物質の補給をやめること。 これが一番のミソです。 皮膚科で出される蕁麻疹を抑える薬(抗ヒスタミン剤)は一時的に出ないように抑えているだけで、 抑え(抗ヒスタミン剤)をとるとすぐにまた出てきてしまいます。 それもそのはず、体内に蕁麻疹として ・・・
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