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コロナとメンタルヘルス

 

    最近またイライラ、うつ、不安、焦燥感などの症状が増えてきています。 コロナによる緊急事態宣言の時も、うつ、不安などの心のご相談が多かったですが、 ここ最近、以前のように精神の状態が悪くなる方が増えています。   暖かくなるにつれ感染者数も減少し活動が少しずつ再開されてきたのが ここにきて感染者数が再度増加し、再自粛による閉塞感で イライラや煮詰まり感、不安などが強くなっているようです。   さらに長い梅雨から猛暑から、ますます家にこもるようになり より心の状態が悪化しているように思えます。 籠っていることで気が滞り、負の情報によって心血が失われ ・・・

蒸し暑い梅雨の過ごし方

 

    梅雨が始まりましたね。 梅雨で湿度が高い上に温暖化の影響で6月でも30℃を超える日があり、 高温多湿でほんとに過ごしづらいですね。   暑い梅雨のせいで早くも体調を崩しはじめている方がいらっしゃいます。 梅雨時期は体に余分溜まった水で不調を起こりやすいです。 暑いので冷たい飲み物をたくさん飲んだりしていると 体に余分な水が溜まってしまいます。 たくさん水分を摂ると全ておしっこに出るようなイメージですが 実は処理しきれない水は体に溜まって悪さをします。 外の湿度が高いので体からいつも以上に水が抜けにくくなります。 また暑くて冷たいものばかり摂ることで胃腸が冷 ・・・

めまいのご相談が増えています。

 

    最近めまいのご相談が増えています。 この数か月間の自粛生活、生活の変化、ストレス、心配等々、 お体のバランスが崩れることによるめまいがほとんどです。   最近のめまいの原因として多いのが ① 肝火や肝陽の亢進による内風 自粛や生活の変化によるストレスで肝陰が損傷され、 相対的に肝陽が亢進しめまいがおこったもの   ② 痰濁中阻自粛による過食、運動不足による消化機能の減退、飲酒・冷飲による胃腸の弱りなどで 体の中に溜まった痰濁によりめまいが起こったもの   ③ 気血の不足 コロナウイルスの過度の心配や疲労による気血の消耗により起こったもの ・・・

水の摂りすぎに注意!!

 

     数年前、1日2リットルの水を飲むという健康法?が流行りましたね。 その当時は頑張って水をたくさん飲み、 そのせいで体調が悪くなった方がたくさん相談に来られました。 その後テレビなどで言われなくなり 、1日2リットルという人も少なくなりましたが 今でも頑張って水を飲み、体調を崩している方が少なからず来られます。 ここのとこ、そういう方の相談が続いていますので 水分の摂りすぎについて書いてみようと思います。   腎臓は尿を作り、体の水分量を調整しています。 腎臓は無限に水分を処理できるわけではなく 処理しきれなくなった水分は身体に溜まってしまい様々な不調を引 ・・・

ストレスによる食べすぎ

 

    ストレスを強く感じてイライラや不安感が出るとき、 食欲がなくなってしまう場合と逆に食べ過ぎてしまう場合があると思います。 今回は食べ過ぎてしまう場合についてお話しします。   最近のように家にこもっている時間が長くなると 今までより食べ過ぎてしまうのはよくあることだと思います。 食事の食べる量が増えたり、3食しっかりとした食事をとった上で いつもより多く間食してしまう場合はまだよいのですが、 ジャンクフードや甘いものを食べ過ぎて気持ちが悪くなり食事がとれないとか、 あるいは間食しすぎで太るので食事は控えてしまうという場合は注意が必要です。 週に1日くらいは ・・・

その不調、実は高血圧?

 

  頭痛、のぼせ、イライラ、動悸、肩こり、不安、便秘がち。 ストレスがかかっていたり、運動不足だったりするとよく起こる症状ですが 実は血圧が高い場合にも起こる症状だったりします。 上にあげた症状以外にも、熱もないのに熱っぽかったり、気分がすぐれない方は 一度血圧を測ってみることをおすすめします。   普段から血圧チェックをしている方は少ないと思いますが、 『若い頃は低かったから大丈夫』『今までは正常だった』という方も 40代以降であれば、高めになってくることも多いと思います。 漢方薬では高血圧に伴う症状に応じて処方を選びます。 釣藤散、七物降下湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、黄連解毒 ・・・

生理の出血量が少ないと閉経?

 

  生理の出血量が少ないと閉経が近いのではないかと心配される方がいらっしゃいます。 漢方相談をお伺いしているとそういうお悩みの声はけっこうあります。   生理の出血いわゆる経血は、内膜の剥がれと体の余剰の血から形成されていると考えます。 無排卵などで内膜がしっかりと育っていない場合にも出血は少なくなりますが 毎周期ではなく一時的に経血量が少なくなる場合は 生理にまわされる体の余剰の血が少なくなっていることが多いです。 それは病気や疲労による体力低下から血が作れないというよりも ストレスや悩み、心配などによって心血、肝血が減っているケースがほとんどです。 何か嫌なことがあった ・・・

便秘、お腹の張り、ガスだまりの相談

 

    最近はコロナウイルスの広がりで外出を控えていて体を動かすことが減っていたり、 毎日の生活でストレスを感じることも多いかと思います。 そのため、便秘やお腹がすっきりしない、お腹の張り、ガスが溜まる、 便秘と下痢を繰り返すなど胃腸の不調が気になる方がいらっしゃるのではないかと思います。 便秘などが続くと気分がすっきりしなかったり、イライラしたり、ニキビ、肌荒れ、 体重が増えやすい、むくみやすいなどのトラブルも出てきやすくなります。   漢方では、今の時期にストレスや運動不足で気のめぐりが悪くなっている場合は 理気薬と呼ばれる気の流れを良くするものを使います。 ・・・

不安、イライラ、気力がないのご相談が増えています。

 

    春は冬の間眠っていた万物が生長・発育・成長していく時期に入り、 陰気が弱まり陽気が次第に強くなっていく季節です。 植物は芽を出し、花が咲き、動物たちが外に出ていくようになります。   春の養生として朝早く起きリラックスして楽しくゆったりと、 陽気の生長を促進するように過ごせればよいのですが、 新型肺炎による影響で、気分が停滞し自宅にこもりがちになり 春の養生とは反対の生活になっているため 「肝」いわゆる「精神・情志」の活動が妨げられ、 精神的な症状が体に強く出やすくなっています。 イライラ、気持ちの高ぶり、不安症、無気力、めまい、動悸、胸苦しさ、 不眠、悪 ・・・

春の不調には漢方がおすすめです

 

    今年は例年より高めの気温が続いていましたが、 ここ最近気温が下がり、ようやく冬らしい感じの寒さになってきたようです。 ただ暦の上では立春を迎えて春となっています。 この時期は体の上部のトラブル(めまい、頭痛など)が出やすくなります。 また気が高ぶりやすくなるので、いらいらする、いつもよりPMSがひどい、 不安感がある、動悸がするなどの症状がでてくる方がいらっしゃいます。 相談に来られるかたで「春はいつも調子が悪いんです。」と言われる方は結構多いです。 せっかく春が来て花が咲き楽しく過ごしたいのに不調があってはつらいですね。   漢方には自律神経の働きを整え ・・・

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