お米を食べましょう。 最近ご飯を食べない、控えている方が本当に増えています。 漢方相談の際、食生活についてお聞きするのですが 1日3回の食事でお米を全く食べない、もしくは茶碗に半分くらいという方がとても多いです。 糖質制限、糖質ダイエットなど、糖質を控えることで簡単に痩せれる という考えから気軽に始められることが多いようです。 糖尿病などで期間を決めて糖質制限することは有益なこともありますが お米を食べないことで体に多くの悪影響を及ぼします。 体の不調を訴えて来られる方で、体質的に気虚の方は非常に多いです。 気虚とは気(体のエネルギー)が不足することで ・・・
コロナ生活も長くなり、ぐっすり眠れないという方が増えています。 不眠症についてのご相談は一年を通してありますが、 やはり原因として一番多いのがストレスです。 単にストレスといっても色々あり、 ストレスからくる怒りや悩みによる精神の高ぶり、強い不安、 過度の怒りや心配による心神の消耗などがあります。 心神が消耗してしまうとストレスがなくなった後も眠れない状態が続きます。 原因に応じた漢方の服用で睡眠の改善は可能ですが、 日々の生活でもぐっすりと眠れるような習慣を持つことが必要です。 ストレスの影響が強い場合は、環境を変え精神を回復させることがいいのですが ・・・
不妊漢方治療Q&A18 Q.体外受精で移植を繰り返し着床はするのですが、毎回心拍確認後すぐに流産してしまいます。 卵の質が原因でしょうか? A.主に卵が原因の場合と母体の妊娠維持力が足りない場合があります。 体外受精で移植後に着床はしても胎嚢確認後に流産になったり、 心拍確認後すぐに成長が止まってしまうといった相談はよくおうかがいします。 流産する原因にはいくつもの要因があるのですが、ご相談の方のような場合だと、 妊娠するという力はある程度備わっているので主に二つの原因にしぼられます。 一つ目は受精卵の質が良くない場合です。 受精 ・・・
温経湯はここ数年有名になり、婦人科や不妊治療専門クリニックで 当帰芍薬散と並んでよく処方されるようになりました。 温経湯は中国の古い書物である『金匱要略』に記載された処方です。 効能は温経散寒、養血祛瘀で 血脈(特に衝脈や任脈)を温めて寒邪を発散させ、 血を養うことで瘀血を取り去り、血の運行を良くします。 閉経前後に起こる不正出血や月経不順、 子宮の冷えによって起こる血脈の機能低下による不妊症に用いられます。 構成生薬としては 呉茱萸、当帰、白芍、川芎、人参、桂枝、阿膠、牡丹皮、生姜、甘草、半夏、麦門冬です。 その中でも特に大切な生薬が阿膠(あきょう) ・・・
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漢方薬
漢方薬局柚花香房では漢方相談の際、生活養生についてもお伝えしています。 生活養生で何よりも大切なのが「睡眠」。 いくら頑張って漢方を飲んでいても、 睡眠が良くならないと状態が改善しないといった疾患はたくさんあります。 目の疾患、耳の疾患、不妊症、皮膚疾患、胃腸の悩み、更年期障害、腰痛・関節痛 などは睡眠が大きく影響するお悩みです。 夜にしっかりと睡眠をとることで 腎が回復し、腎がつかさどる生殖機能、骨、耳、粘膜が回復します。 胃腸も寝ている間に回復し、起きている間に消費されたエネルギーも再び養われます。 病院に入院して患者さんの体調が良くなるのは、 21時には消灯で ・・・
ここのところ、耳についてのご相談がとても増えています。 耳鳴り、突発性難聴、耳の痛み・つまり・こもりなど。 耳鼻科で治療しても治らなかったり、治らないと告げられたため、 こちらに相談に来られる方がほとんどです。 耳で一番多い相談はもちろん耳鳴りですが 早く来られれば来られるほど早く治ります。 耳は自分の感覚で感じる器官などで長くわずらうほどこじらせてしまい、 どんどん治りにくくなっていきます。 耳鳴りを感じたらできるだけ早くご相談されることが大切です。 最近不思議なことに、耳鳴りに効く漢方として いろんなメーカーから「当帰芍薬散」が販売されています。 ・・・
新型コロナウイルスが流行してから皆さん生活も一変してしまいましたが 漢方薬局柚花香房での漢方相談の内容も変わってきたものがあります。 昨年、今年と相談が全くなってしまったのが、役員ストレスによる体調不良です。 4月から年度が新しくなりそれとともに役員も変わります。 幼稚園や小学校のPTA、地域の自治会、マンションの役員などなど。 年度が変わり、新たに役員になったことによるストレスで体調を崩され 漢方相談に来られる方が毎年一定数いらっしゃいました。 真面目な方が多く、真剣に捉えすぎるあまり 眠れなくなったり、めまいや動悸、お腹を下したりなど。 それが去年 ・・・
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漢方相談
体外受精の採卵には大きく分けて低刺激法と高刺激法があります。 低刺激法とはクロミッド、セキソビット、フェマーラなどの経口排卵誘発剤を使って採卵する方法です。 採れる卵は2~3個で体への負担が少ない刺激法です。 高刺激法とはショート法、ロング法、アンタゴニスト法などがあり、 排卵誘発の注射を連続で使用し、できるだけたくさんの数の採卵を目指す方法です。 それぞれにメリット、デメリットはありますが、 ホルモン剤による体への負担が大きく出る方は低刺激法が良いのではないかと思います。 ホルモン剤を使用する際に、だるさ・吐き気・ふらつきなどの症状が強く出る方、 月経周期や経血の状態が著しく変 ・・・
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妊活相談(不妊症・不育症)
不妊漢方治療Q&A16 Q.体外受精で凍結卵を移植します。 移植後の過ごし方はどうすればよいでしょうか? A.早く寝る、激しい運動をしない、ストレスをかけすぎないことです。 漢方薬局柚花香房では漢方相談の際、移植後の過ごし方についてもお伝えしています。 不妊治療のクリニックさんでも細かく注意をされるところから 普段通りで大丈夫と特に指示されていないところまで様々ですが、 当店では過去の経験からいくつかの注意事項をお伝えしています。 ①早く寝ること 色々なクリニックさんが移植 ・・・
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