9月も半ばを過ぎているのにこの暑さ。 ここ大阪府吹田市では本日の最高気温は34度。 昼間は真夏のような猛烈な暑さです。 でも暦の上では秋。 朝晩は以前よりは涼しく秋の乾燥感も多少出てきました。 ただいつもと違うのは昼の暑さ。 このおかしな気候のせいで皮膚疾患がとても出やすい状態になっています。 秋は東洋医学では「収」の季節。 外に向いていた気が内向きに変わります。 汗腺も閉じてきて汗をかきにくくなります。 ただこの猛烈な昼の暑さで、体内には熱がこもりやすくなります。 暑さでたくさんの水分を摂るけれども汗が出るのは減っていきます。 すると体の中には余分な ・・・
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皮膚の相談
漢方薬局柚花香房では皮膚病の相談もうかがっています。 よくおうかがいするものでは 慢性蕁麻疹、大人ニキビ(尋常性痤瘡)、湿疹、手荒れ、かゆみ、肌荒れ、紅斑から 掌蹠膿疱症、尋常性乾癬、円形脱毛症、尋常性白斑などまであります。 こちらに来られるのは、皮膚科を受診された後、 治らないため相談に来られるケースがほとんどです。 原因不明とされ対処療法が中心で、根本的な治療で行われていないことが多いです。 例えば慢性蕁麻疹を例にとってみると 西洋医学では7~8割が原因不明とされています。 そのため、抗ヒスタミン剤によって蕁麻疹を一時的に抑える治療になります。 一 ・・・
大人になってからのニキビは、なかなか治りづらいことがあります。 職場や家庭でのストレス、食生活の乱れ、便秘など胃腸のトラブル、 ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足などに加えて、 体に熱がこもりやすい体質など様々な原因が絡み合っています。 東洋医学では、その方の体質や吹き出物の状態に応じて漢方薬を選んでいきます。 生理痛がひどかったり、生理の経血に塊が混じる方は血の滞りを解消する漢方薬を使います。 便秘がちな方には胃腸の調子を整える漢方薬。 赤いニキビには炎症を抑える漢方薬、紫のニキビには瘀血を解消する漢方薬など。 いくつか組み合わせて使うこともあります。 ・・・
慢性蕁麻疹で悩まれている方がよく相談に来られます。 皮膚科で何年もかかっているけど治らず、薬をやめるとすぐに出てきてしまうとのこと。 でも漢方薬局柚花香房に来られる方は、一部の難治性の場合を除き、ほとんど方が順調に治っていきます。 慢性蕁麻疹は原因不明の疾患のように見えては実はしくみは単純だったりします。 蕁麻疹の原因物質の補給をやめること。 これが一番のミソです。 皮膚科で出される蕁麻疹を抑える薬(抗ヒスタミン剤)は一時的に出ないように抑えているだけで、 抑え(抗ヒスタミン剤)をとるとすぐにまた出てきてしまいます。 それもそのはず、体内に蕁麻疹として ・・・
よくおうかがいする相談の一つに皮膚のトラブルがあります。 最近特に多いのが顔のニキビや吹き出物のお悩みです。 皮膚科に行ってもなかなか改善しないため相談に来られる方、 生理のトラブルもあるため一緒に整えたいという方、 自然な方法で改善したい方など、様々です。 また、結婚式や卒業写真を撮るのでそれまでにキレイになりたいというご希望で来られる方もいらっしゃいます。 就職や転職をきっかけにストレスを強く感じるようになり、症状がひどくなったという方も多いです。 意外に思われるかもしれませんが、ストレスも皮膚症状に影響します。 ストレスを感じたり食事や睡眠などの ・・・
寒く乾燥する時期は、皮膚の乾燥や痒みでお困りの方が多くなります。 「毎年冬になると皮膚の乾燥がひどくかさかさして痒みがひどくなる。」とか 「痒みがひどくてかきむしってしまう。」など様々です。 薬局に漢方相談に来られている方の中では、特に血虚の方が乾燥や痒みの皮膚の症状をお持ちです。 東洋医学で「血」とは西洋医学での血液以外にもその働きや循環作用など広い意味をとらえます。 「血」は体に栄養を運んだり潤いを与えたりと様々な働きがあり、 「血」が不足すると、めまい、ふらつきが起こったり、 手足のしびれや、白髪や抜け毛、生理不順、疲れがとれないなどが起こりやす ・・・
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