不妊漢方治療Q&A16 Q.体外受精で凍結卵を移植します。 移植後の過ごし方はどうすればよいでしょうか? A.早く寝る、激しい運動をしない、ストレスをかけすぎないことです。 漢方薬局柚花香房では漢方相談の際、移植後の過ごし方についてもお伝えしています。 不妊治療のクリニックさんでも細かく注意をされるところから 普段通りで大丈夫と特に指示されていないところまで様々ですが、 当店では過去の経験からいくつかの注意事項をお伝えしています。 ①早く寝ること 色々なクリニックさんが移植 ・・・
不妊漢方治療Q&A15 Q.不妊治療のクリニックでは問題ないと言われますが授かりません。 どうすればよいでしょうか? A.東洋医学的には問題がある場合がほとんどです。 今回のような質問はよくおうかがいします。 問題があるのに妊娠しない、 それはまだ妊娠していないだけの場合もありますが それ以外では何らかの原因があると考えるのが賢明だと思います。 問題がないと言われたという奥様を診させていただいた場合、 9割ほどの方が、なんらかの妊娠しにくい弱点をお持ちです。 西洋医学的に問題がないというのは ◇まずホルモン値が正常 ・・・
不妊漢方治療Q&A14 Q.アンタゴニスト法で採卵をしました。移植前に1~2周期休んだ方がいいですか? A. 高刺激の場合は休まれることをお勧めします。 採卵方法にもよりますが高刺激で採卵を行ったり、 採卵が休みなく連続して続いた場合などは子宮や体への負担が大きいので、 私どもでは1周期は薬を抜いて休まれた方がいいと考えています。 不妊治療のクリニックさんでは、月経3日目に受診し 血液検査や内診で子宮の状態をみて移植可能かどうかを決定します。 そこで可能と判断された場合でも、 東洋医学的にみると、子宮や体が疲弊していることがありま ・・・
不妊漢方治療Q&A13 Q.現在妊活中ですが、どういう体質だと漢方を飲んだ方がいいですか? A.特におすすめしたいのが腎がかなり弱っている方です。 漢方薬は本来そなわっている妊娠力を高め、妊娠しやすい体を作っていきます。 冷え症の方、体が弱い方、血流の悪い方、ストレスが強い方など どのような体質の方にも対応でき、安心して飲んでいただけます。 質の良い卵が採れない、内膜が厚くならない、排卵できないなど 不妊治療でうまくいかないなだのお悩みにも対応が可能です。 どういう体質の方が飲まれてもよいのですが、特におすすめしたいのが腎虚の方です。 東洋医学で ・・・
不妊漢方治療Q&A12 Q.基礎体温がガタガタで見本のようになりませんが妊娠できますでしょうか? A. 基礎体温表が全てではなく、体温が整わないと妊娠しないわけではありません。 基礎体温表は妊娠において絶対的なものではなく、 きれいな二層になっていないと妊娠しないというわけではありません。 当店では子宝相談に来られる方には基礎体温表の記入をお願いしていますが、 それは現在の体の状態を表す指標として見るためです。 病院における血液検査の詳しいものというイメージで捉えていただければわかりやすいと思います。 基礎体温表から ・・・
不妊漢方治療Q&A11 Q.病院で出される漢方薬との違いを教えて下さい。 A.種類、品質ともに異なるものがたくさんあります。 最近は婦人科さんや不妊治療専門クリニックさんでも 漢方薬を処方されるところが増えてきています。 効果がある場合は服用されながら治療を続けていかれるとよいのですが、 効いている気がしないと相談に来られる方も多くいらっしゃいます。 まずは大事なことは体に合ったものを出されているかです。 もし上げにくいのですが病院での漢方処方は体質を診て処方するというよりも、 効果効能だけを見て処方するといった形がほとんどです。 ・・・
不妊漢方治療Q&A10 Q.体外受精をしても妊娠せず、先生からは卵の質が原因と言われています。 漢方で卵の質は良くなりますか? A.卵の質が良くなった例は多数あります。 卵の質を良くしたいというご相談をよくおうかがいします。 グレードのいい卵が採れない 空胞が続いている 卵が採れても受精しない 受精卵が胚盤胞にならない 着床前診断で染色体異常のない卵ができない など卵に関するご相談内容は多岐に渡ります。 一般的に東洋医学では卵の質を良くするには 「腎(妊娠をつかさどる臓器)」を強化するこ ・・・
不妊漢方治療Q&A9 Q.AMHが低く、体外受精をすすめられています。 漢方でAMHは上がりますか? A.基本的には上がりませんが、上がった例もあります。 AMHとは抗ミュラー管ホルモンのことで、AMHの値で卵巣予備能力がわかるとされ、 不妊治療クリニックにおいて治療の方法を決める指標とされています。 AMHは卵巣の中にある未熟な卵胞を取り囲む顆粒膜細胞から分泌されています。 卵巣の中に、将来排卵されて妊娠する可能性のある卵子を含んだ卵胞がたくさんあると、 血液中のAMHが高くなり、少なくなるとAMH ・・・
不妊漢方治療Q&A8 Q.高温期の体温が低く、36.7℃より高くなりません。 体温が低いですが妊娠できますか? 漢方で体温が上がりますか? A.原因に応じた漢方で体温を上げ、妊娠しやすい体を作ることが大切です。 体温が低いことの一番多い原因は腎陽虚、 いわゆる体を温めるエネルギーが弱いことです。 そういう場合は補陽剤を使うことで体温が上がります。 腎陽を補う方剤としては八味地黄丸、牛車腎気丸、亀鹿二仙膠などがあります。 他に体温が低いことの原因としては 気虚、脾気虚、肝血虚、心血虚などがあります。 体力低下や胃腸の冷え、神経の ・・・
不妊漢方治療Q&A7 Q.便秘薬を毎日飲んでいますが大丈夫ですか? 妊娠に影響はありますか? A.妊娠の可能性のある高温期の服用はおすすめしていません。 便秘薬には色々な種類がありますが たいていの成分が妊娠中には禁忌となっています。 漢方便秘薬などは体に優しいイメージがあり大丈夫そうに見えますが 例えば生薬の大黄やセンナなどは子宮収縮作用があり 流産早産の恐れがあるため妊娠中の使用はおすすめできません。 妊娠中と同様、妊娠の可能性がある高温期も 作用の強い便秘薬の服用はおすすめしていません。 特に体外受精での移植 ・・・
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