漢方薬は食前や食間に服用する方がいいと言われていますが 本当に食前・食後服用がいいのか?その理由は? 中国の漢方薬の教科書には、漢方の服用時間について下記のような記載があります。 「一般に食前の一時間前に服用する。胃腸を刺激する薬物は食後に服用する。 補益薬は空腹で服用する。マラリヤの治療薬は発病の二時間前に服用する。 安神薬は寝る前に服用する。急病は時間をとわず服用する。 慢性病は丸・散・膏・酒を定時に服用する。 その他は病状にあわせて、一日に数回服用する。 また、薬液を茶の代わりに随時服用する。 特別な方剤の服用として例えば、 鶏鳴散は夜明けに空腹で冷めた状態で ・・・
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漢方薬
冷え性、生理痛、花粉症、アレルギー性鼻炎、不妊症、アトピー、めまい、便秘、下痢、 過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、じんましん、子宮脱、尿漏れ、残尿感、倦怠感など 上げればきりがないくらい、胃腸を冷やすと悪化する疾患はたくさんあります。 胃腸を冷やす一番の原因は冷たい飲み物。 そのため上のような疾患の方には初回の漢方相談の際、 「体温以上の水分を摂って下さいね」とお伝えするのですが その後の相談で舌を診せてもらったとき、胃腸が冷えている舌をしている方がいらっしゃいます。 詳しく聞いてみると、実は冷たいものを飲んでいるとのこと。 なぜ温かいものを飲まないのか聞いてみると決まって「時間が ・・・
漢方薬局柚花香房では精神的にお悩みの方も相談に来られます。 症状が出て最初に来られる場合もありますが、 心療内科に通院し、良くならないので相談に来られる方がいらっしゃいます。 相談の際、最初に症状が起こった時のことをたずねますが たびたび思うのが、心療内科にかかる前に最初にうちに来ていただいていたら もっと早く治ったのにと思うことがたびたびあります。 心療内科にかかる必要がある場合もありますが 軽いうちに漢方を飲むことで簡単に良くなることも結構あります。 心療内科に通院後に漢方に来られるデメリットとしては大きく2点あります。 一点目はは良くなったあと、心療内科の薬を ・・・
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