最近寒いが続いていますね。
強い冬型の気圧配置が続き、日本海側では大雪で大変なことになっています。
ここ吹田でも、昨日は雪がちらついていました。
来週はもっと寒くなるそうな・・・
昌子先生の実家は旭川なんですが、とても寒さの厳しい地域です。
つい先日は、最低気温がマイナス30度にもなっていました!!
下は、お正月に帰省した時の写真です。
こちらは初詣の時の写真になります。
寒い中、お参りのための行列ができています。
同じ日本といえども、
北海道と大阪では気候が異なります。
北海道と沖縄なんかでは
亜寒帯気候と亜熱帯性気候とまったく異なった気候となります。
漢方の世界では、地理条件や気候条件、またそこに住む方々の生活習慣によって、治療方針やお薬を決めていきます。
これを、因地制宜(いんちせいぎ)といいます。
たとえば感冒についていうと、
中国の寒さが厳しい西北地方では、体を温め発汗作用の強い、麻黄、桂枝などのような生薬をよく使い、
暑い東南地方では、荊芥や防風などの温める力がもう少し緩和なものを用いることが多いようです。
体だけでなく、土地、気候、生活習慣など環境についても考えることによって、一人一人にあった漢方を選べるのですね。
学べば学ぶほど、面白く奥深く感じます。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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