引き続き奈良のブログです。
奈良と言えば奈良公園の鹿が有名ですね。
東大寺の近くにはたくさんの鹿がいました。
毎年秋になると春日大社境内の角切り場で鹿の角切りが行われます。
江戸初期の寛文年間に人害防止のためはじめられました。
鹿の角はほうっておいても春には抜け落ち生え変わるのですが
繁殖期の鹿は乱暴になるためはじめられたようです。
13日に見に行こうと思っていましたが台風のため中止になってしまいました。
角を切られた鹿です。
鹿の角ですが漢方薬の原料となる生薬として用いられています。
角化していない幼角は鹿茸、硬化した骨質の角は鹿角、鹿角を煮詰めたにかわを鹿角膠といいます。
これらは腎陽を補ったり精血を補ったりする作用があります。
冷え、頻尿、男性不妊、女性不妊に用いたりします。
ちなみに奈良公園にいくと鹿の餌として鹿せんべいが販売されていますが、原料は米ぬかだそうです。
主食はシバで、落ち葉やどんぐりも食べるそうです。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
TOP