最近受けたご妊娠報告で、ご夫婦の頑張る意識が妊娠へとつながった例をご紹介します。 まずお一人目は30代のAさん。 自然でのご妊娠を目指して漢方を飲まれていました。 ただ最近お身内の方がご病気になられ、病院に付き添ったりお世話をしたりで大変な周期でした。 当然、基礎体温もガタガタで排卵もいつなのかよくわからない様子。 そんな中でも頑張ってタイミングをとっておられました。 「大変な時は無理しなくていいですよ」とお伝えしていたのですが、 なんとその周期に妊娠反応陽性。 大変な時でも頑張られていたのでコウノトリがやってきたのかもしれません。 もう一人は40代の ・・・
毎日厳しい寒さが続きますね。 大阪も雪が降ったりと、来週もまだ冷え込むようです。 ただ暦の上では2月4日が立春。 すなわち春の始まりです。 春になると、今まで内にこもっていた体の陽気が盛んになり、心身の働きも活発になります。 また「肝」も盛んになり、自律神経が高ぶってきます。 この季節の変動にうまく対応できないと、心と体の不調が出やすくなります。 今年はまだまだ冷え込みがきついため、 体が季節にうまく順応できず心の不調が出る方が多い気がします。 イライラ、落ち込み、不安、うつ、パニック、不眠、肩こり、頭痛、めまい、PMSなど。 肝は体の気の流れを調 ・・・
不妊治療専門クリニックにてFSHが高いと言われ落ち込んでいる方が相談に来られます。 FSH高い→卵巣機能が低い→妊娠できない というようなイメージで捉えられている方も多いと思います。 FSH(卵胞刺激ホルモン)は下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンのひとつで 卵巣を刺激して卵胞(卵子)を発育させます。 そのためFSHが高いと卵巣機能が弱っていて卵胞が発育しにくいとされています。 基本はそうなのですが、FSHはストレスによっても大きく左右されます。 ストレスといっても色々ありますが、色々考える、思いつめるタイプの方が影響を受けやすい印象があります。 そういう場合はスト ・・・
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妊活相談(不妊症・不育症)
「仮面うつ病」、最近ちょこちょこ見かけますが、どのような病気なのでしょうか? ネットなどで各クリニックのホームページを調べると、 おおむね下記のような感じで書かれています。 「精神的な症状よりも身体的な訴えが前面にでるために、うつ病が覆い隠された状態」 うつ病だが他の症状が多いためうつ病とはわからないで見過ごされてしまうとのことから、 仮面とついたのではないかと推測されます。 東洋医学的に言うと「うつ」というのは一般的に肝気鬱結、心血虚の状態が多いです。 最初はやる気がない、イライラする、不安感があるなどの症状ですが 状態が悪化していくと、 頭痛、めまい ・・・
今年もあと少しで終わりですね。 営業は28日で終わりましたが、事務作業や片付けでお店に来ています。 本日片付けを終え、今年の業務も終了です。 さっそく明日夜は20年来の友人たちとの新年会。 肩肘はらずなんでも言い合える楽しい集まりです。 12月はお店が忙しく体調管理のため外出はできるだけ控えていましたので、 少し仕事から離れ、家族や友人と過ごしたりゆっくりしたり、来年に向けて英気を養いたいと思います。 今年も一年間本当に有難うございました。 例年以上に近隣遠方問わず多くの方がご相談に来られました。 たくさんある薬局の中から選んでいただいたこと本当に嬉し ・・・
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日々の出来事
最近、皮膚のお悩みで相談に来られている女性、 去年まで手足の冷えがひどく困っていらっしゃったのが 漢方を飲みはじめてから全くなくなり家ではスリッパもいらなくなったそうです。 「体を温める漢方薬が入っているのですか?」とお聞きになられましたが 「今飲んでいる漢方は温めるどころかむしろ冷やす漢方です」とお答えするとすごく驚いておられました。 この方はストレスが皮膚の悪化を助長させていたので、 表面の熱をとる漢方以外に肝を和らげ気を巡らせる漢方を入れていました。 末端の冷えは体自身が冷えているのではなく、 ストレスによって体の末端まで陽気が届か ・・・
もうすぐ今年も終わり、新年、お正月がやってきますね。 新年を迎えると世の中がおめでたい雰囲気になりますが ただ、妊活中の方にはお正月は楽しくない時間になることが多いようです。 毎年、年が明け漢方相談に来られると基礎体温表がガタガタで乱れていたり、 排卵までに時間がかかったり、経血が少なかったりと、体の調子が乱れていることがよくあります。 原因はお正月に受けたストレスです。 お互いのご実家に行き来して両親や親戚から 「早く孫の顔が見たい」 「早く作った方がいいよ」 「まだできないの?」 など心無い言葉をかけられることが多いようです。 &nb ・・・
日曜日、NHKのニュースで「着床前スクリーニング」のことを伝えていましたね。 体外受精させた受精卵の染色体を調べ異常のないものを子宮に戻す「着床前スクリーニング」について、 日本産婦人科学会は今年度中にも本格的な臨床研究を始めると発表しました。 着床前スクリーニングについてこれまでは有効性の有無と倫理的な問題から実施を認めてきませんでしたが、 多くの諸外国が実施し有効性についての論文も発表されているため、国内でも検討の協議が行われるようです。 着床前スクリーニングは海外ではすでに行われているため、 漢方薬局柚花香房では以前に海外にお住いの ・・・
コールセンターにお勤めの方がたまに体調相談に来られます。 めまいや頭痛、精神的なお悩みが多いです。 コールセンターのお仕事は、注文の受付であったり、問い合わせだったり、 トラブル対応の部署に勤められている方もいらっしゃいます。 常に電話をするお仕事。 結構ストレスがかかります。 コールセンターは基本話すことより聞くことのほうが多いですよね? 聞くという行為は常に受け身なので肝気が鬱結してしまいます。 これが楽しい話ならまだしも、きっとあまり楽しくない話がほとんど。 昨今はイライラした人やクレーマーのような人も多いので、そういうお電話を受けると体が弱って ・・・
日曜日、不妊治療の勉強会に行ってきました。 講師は東京にある美馬レディースクリニック院長、美馬博史先生。 美馬先生は体外受精を行わず自然妊娠にこだわられており、 2016年の35歳以上の妊娠率は14.1%と体外受精の妊娠率を上回ったそうです。 自然妊娠力が上がると妊娠率があがるとのことでした。 また高刺激によりたくさんの卵子を採る方法は、 卵巣の肥大とダメージを招き、閉経も早く迎えることを懸念されていました。 先生のお考えでは自然妊娠力が上がると妊娠率も上がり、 そのためには生活習慣、卵子の認識能力を高める糖鎖栄養素が大切とのお話でした。 昨今の不妊治 ・・・
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