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秋の落ち込み、不安、悲しさ

 

    日照時間が短くなり気温も下がり、木の葉は枯れ落ちていく そんな秋は寂しさを感じる季節ですね。 ちょっとしたことで不安になったり悲しくなったり 気分も不安定になりがちです。 東洋医学では心が落ち込んだ状態を心血不足と考えます。 心(しん)の血が不足し、心の力が弱くなり物事の影響を受けやすくなります。 夏に体力を消耗しすぎてしまった場合、秋に弱りやすいとも言われています。 心が弱っていると感じた時は心血を補う漢方薬がおすすめです。 生活面では色の濃い野菜やレバー、牡蠣など血を補う食材を食べ、心の血を補いましょう。 また早く寝て睡眠を十分とり体を休め、心安らかに過ごしまし ・・・

強い日差しにだまされないで。

 

    ここ数年、日差しがとても強くなったと感じています。 4月でも昼間、夏の日差しのように厳しく感じる時もあります。 強い日差しのせいで、3月や4月でも日中気温が高くなり、 朝晩は涼しくても強い日差しのもとでは夏のように感じることもあります。 温暖化やオゾン層の影響しているのではと思います。   気温が上がると気をつけないといけないのが冷たいものの摂りすぎです。 暖かくなるとついつい欲しくなるのが冷たいもの。 冷たいお茶やジュース、炭酸飲料、アイスクリームなどなど。 もうすでに冷たいものをたくさん飲んだり、 アイスクリームを食べたという人も結構いるのではないでし ・・・

花粉症を楽にするために

 

    花粉症の季節ですね。 スギのピークが終わると今度はヒノキが始まります。 鼻水、鼻づまり、目や鼻のかゆみ、咳、のどの痛みなどなど。 今年はコロナ禍のため、 誤解されるのではと気にされている方もいらっしゃるようです。 花粉症対策に漢方薬は良いのですが 生活面でも楽にできることがあります。   ①十分な睡眠をとること 早い時間に寝て、7時間以上はとるようにしましょう。 粘膜が回復しないと症状が強く出ます。   ②冷たいもの控えましょう。 胃腸の冷えは鼻水を増加させます。   ③お酒や辛いもの、脂っこいものは控えめに いわゆる熱の性質を持つ飲食 ・・・

今年の春はうつ、イライラ、不眠、めまい、頭痛に注意

 

  厳しい寒さが続いていますが 暦の上では今年は2月3日が立春。 すなわち春の始まりです。   春になると、今まで内にこもっていた体の陽気が盛んになり、 心身の働きも活発になります。 また「肝」も盛んになり、自律神経が高ぶってきます。 この季節の変動にうまく対応できないと、心と体の不調が出やすくなります。 春は生命が活動を始める時期ですので それに合わせて心も体も伸びやかにし、前向きに活動していく季節です。   しかしながら今年はコロナウイルスの感染拡大真っ最中。 感染を封じ込めるため、外出を自粛し人との接触を減らしマスク生活。 活動することを自粛し、前向きな活動 ・・・

蒸し暑い梅雨の過ごし方

 

    梅雨が始まりましたね。 梅雨で湿度が高い上に温暖化の影響で6月でも30℃を超える日があり、 高温多湿でほんとに過ごしづらいですね。   暑い梅雨のせいで早くも体調を崩しはじめている方がいらっしゃいます。 梅雨時期は体に余分溜まった水で不調を起こりやすいです。 暑いので冷たい飲み物をたくさん飲んだりしていると 体に余分な水が溜まってしまいます。 たくさん水分を摂ると全ておしっこに出るようなイメージですが 実は処理しきれない水は体に溜まって悪さをします。 外の湿度が高いので体からいつも以上に水が抜けにくくなります。 また暑くて冷たいものばかり摂ることで胃腸が冷 ・・・

春の不調には漢方がおすすめです

 

    今年は例年より高めの気温が続いていましたが、 ここ最近気温が下がり、ようやく冬らしい感じの寒さになってきたようです。 ただ暦の上では立春を迎えて春となっています。 この時期は体の上部のトラブル(めまい、頭痛など)が出やすくなります。 また気が高ぶりやすくなるので、いらいらする、いつもよりPMSがひどい、 不安感がある、動悸がするなどの症状がでてくる方がいらっしゃいます。 相談に来られるかたで「春はいつも調子が悪いんです。」と言われる方は結構多いです。 せっかく春が来て花が咲き楽しく過ごしたいのに不調があってはつらいですね。   漢方には自律神経の働きを整え ・・・

春のイライラ、憂うつ、めまい、不眠

 

今年は暖冬ですね。大阪では、朝、息が白くなる日もあまりないように思います。暖冬の影響か、毎日相談の方の体調を見ていると通常春に出る不調がもう出ているのではないかと感じられます。   暦の上では、立春(今年は2月4日)からは春になります。毎年、立春を境に春の不調が起こり出すのですが今年は春の不調が早くも起こり出している感じがします。朝夕もあまり気温も下がらず、お昼も暖かいのが原因しているのかもしれません。   春になると体の陽気が盛んになり、心身の働きも活発になり始めます。また春は「肝」の機能も盛んになり自律神経も高ぶってきます。この季節の変動にうまく対応できないとイライラ、 ・・・

夏の血液ドロドロに気をつけましょう

 

  梅雨があけて急に夏本番といった感じの暑さがやってきましたね。 暑さで身体がだるくて、いつもより仕事や家事が大変に感じる方も多いかと思います。 たくさん汗をかいて体の水分が失われると血液の濃度が高くドロドロになり、 気も失われるので心臓のポンプが弱り、体の巡りが悪くなります。 夏は特に脳梗塞などが心配ですね。 うちでは両親も含めて家族で血液の力をあげる自然薬を飲んでいます。 母は実際に血管の状態が良くなっていて毎日飲むのが楽しみのようです。 暑い日が続きますが、体をいたわって早めに寝たり、 きちんと水分補給しながら食べ物に気をつけて元気に過ごしたいですね。 漢方には夏の不調に良いも ・・・

胃腸炎の流行

 

    最近胃腸炎が流行ってきているそうですね。 胃腸炎にならないためには、手洗いやうがい、マスクによる感染予防、 また食品をよく洗ったり十分加熱することも大事ですね。   体の面から予防できることは、まずは胃腸を冷やさないこと。 冷たいものをとると胃腸が冷え弱ってしまいます。 当然ながら弱った胃腸は胃腸炎の原因であるウイルスや細菌に負け、 胃腸炎を発症してしまいます。 お子様だとおやつに冷たいジュースやアイスクリームなどを摂ると胃腸を冷やしていまします。 また12月は忘年会シーズン、大人も冷たいビールの飲み過ぎで胃腸が冷えてしまいます。 冷たいものは控えめにして ・・・

暑すぎるとビールが売れない?!

 

    ビール好きの方には夏は冷たいビールが飲みたくなる季節ですね。 ビール業界では夏場に気温が1度上がると販売量が2.5%上がるという定説があるようですが 今年は7月前半が好調だったのに後半になると販売量が落ち、 気温が36、37度を超えると売れなくなるという新たな定説が生まれているようです。 暑すぎると外出しないため売れなくなると分析されているようですが、 体の面から考えると暑すぎて体が弱ることでビールが飲めなくなる面もある気がします。   暑くなると冷たいものをたくさん摂り胃腸が冷やされます。 暑さが続くと継続的に冷たいものを摂る頻度が増えるので胃腸が冷え、 ・・・

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