3月12日のNHKニュースによると働きながら不妊治療を受けた人のうち、 仕事と両立できずに離職した人が16%に上ることが、厚生労働省の調査でわかったそうです。 あまりにたくさんの数の方が仕事をやめられていることにすごく驚きました。 驚くとともに子宝相談に携わる者としてもっともっと頑張らなければと強く思いました。 不妊治療、とりわけ体外受精を行っている場合などは、 採卵周期は注射による刺激や卵の育ち具合を診るため、細かい間隔で病院に行かなければいけません。 移植周期も同様に、ホルモン値、内膜の状態を診ながら移植を行うため通院回数も多くなります。 そしてそ ・・・
ネットなどで検索すると妊娠している時の兆候について色々なことが書かれていますね。 よく見かけるものを上げると ・胸が張る ・妊娠しているとおりものが出る ・高温期に眠くなる ・胃が気持ち悪く吐き気のような症状がある ・下腹部が重く何かある ・風邪の初期のような症状がある ・便秘がある などなどたくさんあります。 妊娠を望まれている方がよくこれを見て落ち込んだり心配されたりしています。 毎日子宝の相談に携わっている身として言わせてもらうなら 「そういう人もいる」くらいにとどめておいたほうがよいです。 上記のような症状は実は生理前にも起こりえ ・・・
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妊活相談(不妊症・不育症)
今年に入ってから40代の方のご妊娠報告が続いています。 ご報告の半分以上が40代です。 先週ご報告を受けた方も40代。 「先生、もうだめかと思って海外旅行予約したのに~。」 結構そういうことは多いです。 何かに申し込んだり旅行の予定を入れたりすると妊娠。 寒さも厳しくインフルエンザも大流行ですが 柚花香房は今日も元気に営業しています。 このブログを読まれた方が一人でも多く子宝を授かりますように☆ 貴文 ・・・
本日,体外受精で妊娠判定が出たとご報告を受けました☆ 二人目を希望され、漢方を飲みながら治療されていました。 凍結胚盤胞が一つあり、暖かくなったら移植ということで話していたのですが 前回来られた際、急に「移植することにしました。」とおっしゃられビックリしていました。 なぜなら,お正月から睡眠不足で体調が悪くまた冷えも出てきていて、 コンディション的には全くよくありませんでした。 移植をバックアップする処方に切り替えつつも、大丈夫かなあ~と心配していましたが、 本日「陽性が出ました」といい表情でおっしゃられました。 「実は・・・、この子が、お腹に赤ちゃん ・・・
最近受けたご妊娠報告で、ご夫婦の頑張る意識が妊娠へとつながった例をご紹介します。 まずお一人目は30代のAさん。 自然でのご妊娠を目指して漢方を飲まれていました。 ただ最近お身内の方がご病気になられ、病院に付き添ったりお世話をしたりで大変な周期でした。 当然、基礎体温もガタガタで排卵もいつなのかよくわからない様子。 そんな中でも頑張ってタイミングをとっておられました。 「大変な時は無理しなくていいですよ」とお伝えしていたのですが、 なんとその周期に妊娠反応陽性。 大変な時でも頑張られていたのでコウノトリがやってきたのかもしれません。 もう一人は40代の ・・・
不妊治療専門クリニックにてFSHが高いと言われ落ち込んでいる方が相談に来られます。 FSH高い→卵巣機能が低い→妊娠できない というようなイメージで捉えられている方も多いと思います。 FSH(卵胞刺激ホルモン)は下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンのひとつで 卵巣を刺激して卵胞(卵子)を発育させます。 そのためFSHが高いと卵巣機能が弱っていて卵胞が発育しにくいとされています。 基本はそうなのですが、FSHはストレスによっても大きく左右されます。 ストレスといっても色々ありますが、色々考える、思いつめるタイプの方が影響を受けやすい印象があります。 そういう場合はスト ・・・
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妊活相談(不妊症・不育症)
もうすぐ今年も終わり、新年、お正月がやってきますね。 新年を迎えると世の中がおめでたい雰囲気になりますが ただ、妊活中の方にはお正月は楽しくない時間になることが多いようです。 毎年、年が明け漢方相談に来られると基礎体温表がガタガタで乱れていたり、 排卵までに時間がかかったり、経血が少なかったりと、体の調子が乱れていることがよくあります。 原因はお正月に受けたストレスです。 お互いのご実家に行き来して両親や親戚から 「早く孫の顔が見たい」 「早く作った方がいいよ」 「まだできないの?」 など心無い言葉をかけられることが多いようです。 &nb ・・・
日曜日、NHKのニュースで「着床前スクリーニング」のことを伝えていましたね。 体外受精させた受精卵の染色体を調べ異常のないものを子宮に戻す「着床前スクリーニング」について、 日本産婦人科学会は今年度中にも本格的な臨床研究を始めると発表しました。 着床前スクリーニングについてこれまでは有効性の有無と倫理的な問題から実施を認めてきませんでしたが、 多くの諸外国が実施し有効性についての論文も発表されているため、国内でも検討の協議が行われるようです。 着床前スクリーニングは海外ではすでに行われているため、 漢方薬局柚花香房では以前に海外にお住いの ・・・
日曜日、不妊治療の勉強会に行ってきました。 講師は東京にある美馬レディースクリニック院長、美馬博史先生。 美馬先生は体外受精を行わず自然妊娠にこだわられており、 2016年の35歳以上の妊娠率は14.1%と体外受精の妊娠率を上回ったそうです。 自然妊娠力が上がると妊娠率があがるとのことでした。 また高刺激によりたくさんの卵子を採る方法は、 卵巣の肥大とダメージを招き、閉経も早く迎えることを懸念されていました。 先生のお考えでは自然妊娠力が上がると妊娠率も上がり、 そのためには生活習慣、卵子の認識能力を高める糖鎖栄養素が大切とのお話でした。 昨今の不妊治 ・・・
体外受精の胚移植において、移植後の過ごし方について質問されることがよくあります。 不妊クリニックでは、「普通に過ごしていいですよ」と言われるところから 「お姫様生活」を勧められるところまで様々です。 漢方薬局柚花香房でも移植後の過ごし方についてはお伝えしています。 ざっと箇条書きにすると ①激しい運動をしない、腹筋を使うような筋トレなど控えること ②重いものを持たない ③自転車は出来る限り避ける ④ストレスをためないようにする ⑤0時までに寝て、睡眠時間は7時間確保する ・・・
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