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寝る前のスマートフォンは卵子の質の低下を引き起こす?

 

    当店では不眠症の相談やその他睡眠の質が悪い方には 寝る前に携帯やスマートフォンを控えるようにお伝えしています。 実際のところ寝る前にスマートフォンをご覧になる方はとても多いです。 LINE、メールのチェックやネットニュースを見たりと 布団に入ってから寝る前に見られるようです。   スマートフォンのブルーライトは光が強く、 脳が明るい光を昼間と判断しメラトニンというホルモンの分泌を抑制します。 メラトニンとは松果体から分泌され、 自然な睡眠をうながす作用があると言われています。 つまり寝る前にスマートフォンを見ることによってメラトニンの分泌が抑制され 睡眠に ・・・

枕が合わない

 

    「枕が合わない」、夜眠れない方からよくおうかがいする言葉です。 本当に枕が合わないこともあるとは思いますが 今までぐっすり眠れていた時には気にならなかった枕が、 眠れなくなって急に合わなくなることはなかなか考えにくいと思います。 ではなぜ枕が合わないと感じるようになるのでしょうか? それは枕に原因があるのではなく頭の方に原因があるからです。 頭に張りを感じ、枕で寝ることがしんどくなってくる、 そのため枕が合わないと感じることが多いのかと思います。 いわゆる東洋医学で言うところの気滞の状態です。 すなわちストレスによって気が滞り頭に張りを感じます。 胃が張ったり、脇が ・・・

更年期のご相談

 

  最近更年期のご相談が増えています。 更年期とは西洋医学では閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間と定義され、 更年期に現れるさまざまな症状の中で他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、 その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。   東洋医学で更年期に起こる症状について考えてみると、 閉経前後というのは、生殖機能をつかさどる「腎」が衰えてくる時期で、 その時期に体のバランスが乱れている場合、様々な不快な症状が起こります。 不正出血、月経が長く続く、陰部の乾燥、ほてり、多汗、 イライラ、不眠、動悸、不安、抑うつ、めまい、耳鳴り ・・・

PMSには漢方薬

 

    PMS、正式名は月経前症候群といいます。 生理の10日前くらいから起こる不調で生理とともに消失するのですが 長い方だと生理2、3日目まで続くこともあります。 症状としては、イライラ、うつ、落ち込み、涙がでる、眠気、だるさ、 胸の張り、肩こり、頭痛、過食、むくみ、不眠、めまい、のぼせなど色々な症状があります。 PMSが長いと1か月のうち半分が不調なことになり、 排卵前もつらい方など月のうち調子のよい日が数日しかないなんてことも。 つらいですよね。。。 生理は毎月やってきます。 PMSも毎月・・・。 ほんとにつらいのに病名がつくわけでもなく 生理前だから的な感じで軽く見 ・・・

お米を食べましょう

 

    お米を食べましょう。 最近ご飯を食べない、控えている方が本当に増えています。 漢方相談の際、食生活についてお聞きするのですが 1日3回の食事でお米を全く食べない、もしくは茶碗に半分くらいという方がとても多いです。 糖質制限、糖質ダイエットなど、糖質を控えることで簡単に痩せれる という考えから気軽に始められることが多いようです。 糖尿病などで期間を決めて糖質制限することは有益なこともありますが お米を食べないことで体に多くの悪影響を及ぼします。   体の不調を訴えて来られる方で、体質的に気虚の方は非常に多いです。 気虚とは気(体のエネルギー)が不足することで ・・・

ぐっすり眠れない

 

    コロナ生活も長くなり、ぐっすり眠れないという方が増えています。 不眠症についてのご相談は一年を通してありますが、 やはり原因として一番多いのがストレスです。 単にストレスといっても色々あり、 ストレスからくる怒りや悩みによる精神の高ぶり、強い不安、 過度の怒りや心配による心神の消耗などがあります。 心神が消耗してしまうとストレスがなくなった後も眠れない状態が続きます。 原因に応じた漢方の服用で睡眠の改善は可能ですが、 日々の生活でもぐっすりと眠れるような習慣を持つことが必要です。   ストレスの影響が強い場合は、環境を変え精神を回復させることがいいのですが ・・・

睡眠の大切さ

 

    漢方薬局柚花香房では漢方相談の際、生活養生についてもお伝えしています。 生活養生で何よりも大切なのが「睡眠」。 いくら頑張って漢方を飲んでいても、 睡眠が良くならないと状態が改善しないといった疾患はたくさんあります。 目の疾患、耳の疾患、不妊症、皮膚疾患、胃腸の悩み、更年期障害、腰痛・関節痛 などは睡眠が大きく影響するお悩みです。 夜にしっかりと睡眠をとることで 腎が回復し、腎がつかさどる生殖機能、骨、耳、粘膜が回復します。 胃腸も寝ている間に回復し、起きている間に消費されたエネルギーも再び養われます。 病院に入院して患者さんの体調が良くなるのは、 21時には消灯で ・・・

強い日差しにだまされないで。

 

    ここ数年、日差しがとても強くなったと感じています。 4月でも昼間、夏の日差しのように厳しく感じる時もあります。 強い日差しのせいで、3月や4月でも日中気温が高くなり、 朝晩は涼しくても強い日差しのもとでは夏のように感じることもあります。 温暖化やオゾン層の影響しているのではと思います。   気温が上がると気をつけないといけないのが冷たいものの摂りすぎです。 暖かくなるとついつい欲しくなるのが冷たいもの。 冷たいお茶やジュース、炭酸飲料、アイスクリームなどなど。 もうすでに冷たいものをたくさん飲んだり、 アイスクリームを食べたという人も結構いるのではないでし ・・・

不眠、イライラの相談が増えています

 

    ここのところ、眠れない、イライラするといった相談が増えています。 4月になり春もだんだんと暖かくなり、肝もますます高ぶってきています。 そこに加え、コロナ感染者の急増。 不安や心配、閉塞感などが入りまじり気分的にすぐれない状況が続いています。 そして暖かくなってきているにもかかわらず 感染拡大のため外出を控え自粛生活で気分転換もうまくできず、 悶々とした日々を過ごされているのが不調の原因になっているのかと思われます。 不眠やイライラ以外にも、精神的にしんどくなってきている方が増えているように感じます。 精神的なお悩みにも漢方は良く効きますので しんどい方は頑張りすぎ ・・・

花粉症を楽にするために

 

    花粉症の季節ですね。 スギのピークが終わると今度はヒノキが始まります。 鼻水、鼻づまり、目や鼻のかゆみ、咳、のどの痛みなどなど。 今年はコロナ禍のため、 誤解されるのではと気にされている方もいらっしゃるようです。 花粉症対策に漢方薬は良いのですが 生活面でも楽にできることがあります。   ①十分な睡眠をとること 早い時間に寝て、7時間以上はとるようにしましょう。 粘膜が回復しないと症状が強く出ます。   ②冷たいもの控えましょう。 胃腸の冷えは鼻水を増加させます。   ③お酒や辛いもの、脂っこいものは控えめに いわゆる熱の性質を持つ飲食 ・・・

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