今日は一段と冷え込みますね。
寒くなると冷え症の相談が増えてきます。
冷え症に限らず、胃痛、食欲不振、下痢、便秘、生理痛、不妊症、皮膚病など
ほとんどの疾患において胃腸を冷やすことは良くないです。
漢方相談では、冷たいものを飲んでいませんか?とお尋ねしますが、
「飲んでいません。常温のものを飲んでいます。」と答えられる方が結構な割合でいらっしゃいます。
常温とは日本薬局方では15~25℃を指しますが、
皆さんが使われる「常温」は室内に置かれた水分の温度のことを指すのだと思います。
たいていの場合、室内に置かれたコップのお水、ペットボトル、やかんなどは室内の温度より少し低いくらいです。
とりわけ寒い季節は、コップのお水は10℃を下回ることが多く、
1年を通してみると平均15℃前後かと思います。
体内の温度は約37℃。
当然のことながらいわゆる常温のお水を摂ると体内は冷えてしまいます。
胃腸が冷えると、消化器の不調はもちろん、婦人科のお悩みや皮膚疾患もかなり悪化することが多いです。
漢方薬局柚花香房ではできる限り体温以上の飲み物を摂るようにおすすめしています。
常温のお風呂にはつかれませんよね?常温もしっかり冷たいです。
部屋が暖かくても夏の暑い日でも体内の温度は高温になったりしません。
夏であれ冬であれ体温以上~温かいものをできる限り飲み、体調を崩さないようにしましょう。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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