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油と卵子の関係

 

 

 

日曜日、不妊症の勉強会に参加してきました。

講師は神戸にある英ウィメンズクリニックの培養士、大月純子先生。

講義の中で特に気になったのが油と卵子の関係について。

10年ほど前、胚培養中に胚が全て死滅してしまうとういう現象が世界的に起きたそうです。

その原因を突き止めるべく先生は研究されていたとのことですが

原因は培養液中のオイルの酸化。

胚の死滅を起こすオイルは、油の劣化を表すPOV(過酸化物価)の値が高かったそうです。

培養液にはミネラルオイルが使われているのですが

そのオイルが輸送途中に光に当たり酸化してしまい、それにより胚が壊れてしまったようです。

発見以後はミネラルオイルの遮光対策がとられ、胚の死滅はなくなったとのことです。

 

油に関しては色んな書籍も出ていますが、劣化した油、実は私達も結構摂っているかもしれないです。

油は遮光がしっかりしていなかったり温度の高いところに置いておくと酸化が進むようです。

たとえ遮光瓶に入った良質のオイルでも室温の光の当たる戸棚に置いておくと過酸化物価が高くなります。

日光はもちろんですが、蛍光灯の光も酸化を進ませるとの報告もあります。

 

悪い油を日々とっていると卵子の質が悪くなっていきます。

油は遮光して冷暗所に保存し、なるべく小さいものを買い早めに使い切りましょう。

油を使ったポテトチップスやインスタントラーメンも古いものは控えましょう。

 

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貴文

 

 

 

 

 

 

 

 

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