北海道からかぼちゃが届いたので炊いてみました。
おだしとみりんとお醤油、お塩を少しずつ。
旬のめぐみはおいしいですね。
あまり味付けをしなくてもかぼちゃの甘さ、おいしさを感じることができます。
かぼちゃに限らず煮付けは、お店の惣菜や和食屋さんではかなり甘いところも多いですね。
もちろん、販売においては腐らせないように味付けを濃くすることもあると思いますが
煮物というとなんとなく甘いというイメージがあります。
日本人にとって甘い煮物は昔から親しまれてきた味付けのように思いますが、薬膳研究家の早川先生によると、
実は江戸時代中期までは現在のような砂糖大量使用の和食ではなかったそうです。
幕末時代から和食における砂糖の大量使用が始まったようです。
機会があれば「砂糖と健康」についてもブログでお伝えしていこうかと思いますが、
砂糖の摂りすぎは体にはよくないですので、できる限り素材の味を生かした料理を食べたいものですね。
以前「料理の鉄人」というテレビ番組がありましたが、
関西の有名な料理人さんが素材の味を生かした薄味の料理を作ったところ、
審査員の方に「薄い」と言われ低い点数をつけられたという話を聞いたことがあります。
濃い味付けというのが現代ではいいとされているのかもしれないですね。
貴文
漢方薬局 柚花香房
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