杭州では、茶葉博物館、龍井茶園を見学しました。
杭州は中国でも有数の茶の産地で、茶葉博物館はお茶をテーマにした中国内でも珍しい博物館です。
杭州、西湖の西側にあり、外国から訪れる方もたくさんいらっしゃいます。
お茶の歴史、茶葉、茶器、製法、作法などが詳しく展示されています。
下の写真は茶を揉捻するときに使っていた道具です。
揉捻とは、茶の出をよくして、発酵を促進するために茶葉を揉むことです。
現在は機械で行われています。
ただの展示かと思いきや、博物館の職員が動かしてくれました(驚)
日本の博物館ではお目にかかれない光景でびっくりしました。
他にも龍井茶(ロンジンチャ)の茶園も見学しました。
茶畑の山々に囲まれ、幻想的な雰囲気でした。
農家のおじさんが新芽を切っていました。
春にいいお茶が出来上がるように、
この時期の新芽は全て切るようです。
芽が出るたびに切るという大変な作業です。
作業中にもかかわらず、おじさんは撮影をお願いするとこころよく承知してくれました。
雄大な自然に囲まれているからか、すごくおおらかでいいおじさんでした。
日本では、奈良・平安時代に最澄、空海、永忠などの留学僧が、
唐時代よりお茶を持ち帰ったのが、日本のお茶の始まりとされています。
お茶の起源の国を訪れ、ルーツを紐解いていくのも
とても興味深いことだと思います。
貴文
漢方薬局 柚花香房
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