近畿地方が梅雨明けしましたね。
梅雨が明けると一気に気温が上昇して夏本番です。
日本の夏は高温多湿で1年で最も体力を消耗し、様々な不調がでやすい季節です。
特にここ数年は暑さがとても厳しくなってきています。
少しでも元気に過ごせるよう夏の養生法についてお伝えします。
夏の養生法
・冷たいものの摂りすぎに注意する。
胃腸の働きが弱り食欲不振や下痢、体がむくんで重たく感じ、
だるさが続いたりすることがあります。
冷たい飲み物を摂る時はゆっくり一口づつ飲むように気をつけましょう。
・休養をとる
早寝早起きをしましょう。夏は日の出が早く、4時を過ぎると外は明るくなってきます。
明るくなってくると目が覚めやすいので出来るだけ暗い時間に眠りましょう。
夜の睡眠をしっかりとれるのが一番ですが、
暑さで睡眠がしっかりとれない場合は日中30分程度の昼寝をするのもおすすめです。
・旬の野菜をとる。
キュウリ、ナス、トマトなどは涼性で体の熱をとる助けをします。
食べすぎは体を冷やすので、たくさんとる場合は、
ショウガやネギなど温性の食材の合わせるなどしましょう。
おすすめ食材:
かぼちゃ、トウモロコシ、きゅうり、なす、トマト、梅干し
漢方にも夏におすすめの方剤があります。
生脈散 夏バテ、熱中症予防に。水分を摂っていても熱中症になりやすい方に。
藿香正気散 暑さによる食欲不振や、冷たいものの摂りすぎによる下痢、胃腸の風邪に。
加味平胃散 弱った胃腸の働きをたすけてくれる。食べ過ぎた後にもおすすめ。
猛暑が続きますが東洋医学の知恵で毎日元気にすごしたいですね。
昌子
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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