子宝の漢方相談に来られる方にはいつも食事についてお聞きするのですが
一番多いのが朝はパンという方。
パン、サラダ、ヨーグルト、コーヒー
こんな感じのメニューの方が多いですね。
野菜もとれて乳製品もとれてバランスのよさそうな朝食ですが、
妊娠にとってはあまりおすすめできる朝食ではないですね。
ひとつずつ分析していくと
パン:主原料の小麦は食べ物の性質としては「清熱」、体を冷やす作用があります。
またパンには体を冷やす砂糖や、排卵の邪魔をするトランス脂肪酸が含まれたショートニング、
それに種々の添加物が含まれています。
おうちで作ったパンやこだわりの職人さんが作ったハード系のパンは別として、
たいていのパンはおすすめできないものが多いです。
サラダ:レタス、キュウリ、トマトなど体を冷やす夏野菜がたっぷり。
生ものも体を冷やしますし、野菜の量としてもあまりとれていません。
ヨーグルト:体を冷やす冷たい固まり。乳酸菌が体にプラスの働きをするとしても、
それを上回るくらいマイナスに作用する食べ物です。
乳製品の摂りすぎにも注意が必要です。
コーヒー:もちろん体を冷やす飲み物です。
またカフェインの摂りすぎは有意に妊娠率を下げます。
「でも朝だけだし・・・昼と夜はお米食べてるし・・・」
という声が聞こえてきそうですが、見方を変えてみると
1年のうち120日間、朝昼晩3食とも妊娠に適さない食事をしているのと同じです。
こう考えるとこわいですよね。
ではいったい何を食べればいいのか、
次のブログでは「妊娠しやすい朝ごはん」について書きたいと思います。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
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