


不妊漢方治療Q&A28 Q.よもぎ蒸しは不妊・妊活に効果がありますか? A.あまりおすすめできません。 よもぎ蒸しは韓国で600年以上前から続く民間療法で、産後の肥立ちに良くするようにと始められたと言われています。 日本では近年、妊活・不妊への効果をうたって営業されているお店さんが多いですが、東洋医学的に考えるとよもぎ蒸しは妊活・不妊におすすめできるものではありません。 というのもよもぎ蒸しは首から下がガウンなどで覆われサウナ状態になります。 それにより大量の汗をかくことになりますが、不自然な熱は体の余分な水分だけでなく、体の潤い「陰」を外に出してしまいます。 「陰] ・・・
9月も半ばを過ぎているのにこの暑さ。 ここ大阪府吹田市では本日の最高気温は34度。 昼間は真夏のような猛烈な暑さです。 でも暦の上では秋。 朝晩は以前よりは涼しく秋の乾燥感も多少出てきました。 ただいつもと違うのは昼の暑さ。 このおかしな気候のせいで皮膚疾患がとても出やすい状態になっています。 秋は東洋医学では「収」の季節。 外に向いていた気が内向きに変わります。 汗腺も閉じてきて汗をかきにくくなります。 ただこの猛烈な昼の暑さで、体内には熱がこもりやすくなります。 暑さでたくさんの水分を摂るけれども汗が出るのは減っていきます。 すると体の中には余分な ・・・
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皮膚の相談
今年の夏はほんとうに暑かったですね。 大阪でも最高気温が40度近くなったりと、昼間は店の前も歩いている人が非常に少なかったです。 夏が終わったように書いていますが、明日も最高気温は34度。 太陽が出ている時は日差しが強く、まだまだ残暑が続きそうです。 と、とても暑い夏でしたが、体が冷えている人がとても多い印象を受けました。 というのも、夜は暑いので一晩中クーラーをつけ、日中はもちろんクーラー。 つまり一日中クーラーで体が冷やされていて、末端が冷えたり足がつったり冷えからあちこちに痛みが出たりする方が多かったです。 それにこれだけ暑いと冷たいものばかりとり、お腹が冷え ・・・
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日々の出来事
とても勢力の強い台風がきているということで、頻繁に携帯で気象ニュースをチェックしています。 すごく速度が遅いようですが、大きな被害がなく通り過ぎてくれることを祈っていますが心配です。 台風や雨がひどく降る前は、頭痛やめまいが起こりやすい方がいます。 急激な気圧や気温の変化が起こると、自律神経バランスがくずれ体がついていかなくなってしまいます。 また、台風や雨は多量の湿気を含んでいますので、漢方的に体に湿がたまりやすい方は、頭痛やめまい、肩こり、関節痛などがより起こりやすくなってしまいます。 いつもより体がだるい、倦怠感があると感じる方も多いですね。 そ ・・・
最近、腸活という言葉をよく耳にします。 腸活とは、食事や運動などを見直して腸内環境のバランスを整えていく活動のことです。 腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌そして日和見菌のバランスを取り合っています。 日本人は古来から発酵食品を多く摂取し、穀物や野菜中心の食事だったのが、近年肉や脂肪分を含む食品を多くとるようになってきました。 食生活の変化以外にも様々な要因で腸内環境のバランスが崩れている人が増えているようです。 腸の状態を整えることは、体全体そして特に脳との深い関係性があることが分かってきています。 「脳腸相関」といって脳の状態が腸に影響するだけでなく、腸内 ・・・
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腸活
理不尽なこと、いっぱいありますよね。 漢方相談でお話をおうかがいしていると、理不尽な目に遭って精神的なバランスを崩している方がたくさんいらっしゃいます。 と言っている私も最近理不尽なことが続き、イライラもやもやしていました。 なので昨日の日曜日のお昼、外で暑い中汗だくなりながら体を動かしていると、汗とともに嫌なものが流れ出ていっているようで、とてもスッキリした気分になりました。 体を動かすと気が巡ります。 そして太陽にあたると気が発散します。 理不尽な目に遭い、イライラ・もやもやする方は、お日さまの下で体を動かすことがおすすめです。 もっとも最近の夏はとても日差しがきついので注意 ・・・
8月に入り、猛暑日が続いて体の負担が大きく体調を崩しやすい時期です。 暑さと湿気で寝苦しいため、なかなかぐっすり眠れないという方もいらっしゃると思います。 上手にエアコンを利用したり、体の余分な熱をとってくれる食べ物(キュウリ、トマトなどの夏野菜、スイカ、豆腐、緑茶、ミントのハーブティ)を取り入れるなどもおすすめです。 寝る直前に入浴すると熱が冷めなくてなかなか寝付けないという方は、布団に入る時間の1~2時間前に入浴を済ませておくのも良いと思います。 漢方薬で睡眠の質を良くするものには色々なものがあり体質や症状よって変わります。 熱がこもっている場合は冷ましたり、気 ・・・
帯状疱疹にかかる人の割合がここ数年増加しているようです。 20代、30代など、以前はかかる割合が少なかった年齢層の方の罹患率も増えているようです。 帯状疱疹の初期症状は、皮膚の痛みや違和感、かゆみです。 その後赤い斑点が出てきて、その後水疱になりかさぶたになります。 通常、体の片側のみに発症することが多く、胸や背中などの他、顔に出る場合もあります。 帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされます。 一度水痘(水ぼうそう)にかかり治癒したあと、神経節の中に潜伏しているウイルスが、免疫力の低下などが原因で再活性化することで発症するとされ ・・・
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