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更年期のホットフラッシュに悪い習慣

 

    更年期症状のご相談をよくお受けします。 更年期症状とは年齢に伴い腎が衰えることによって起こる不快症状です。 バランスの崩れているところや弱い部分の症状が出やすいので 個人個人によって起こる症状は異なります。   中でももっとも多い悩みと言われているのがホットフラッシュで のぼせたり、ほてったり、急に熱くなったりという症状が起こります。 ご年齢により、腎陰(体を支える大事な水分の元)が衰え、上に熱がのぼった状態です。 基本的な治療としては腎陰を補いつつ、上にのぼった熱を下すことになります。   そしてそのホットフラッシュなんですが 食事において症状 ・・・

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漢方相談

漢方相談 ~異常のない不調~

 

    漢方相談に来られる方、漢方薬を服用したいといって来られる方にはいろんな方がいらっしゃいます。 一番多いのは、病気であったり体調不良であったり、体の不調を改善したいといって来られる方です。 その場合、来られる経緯としても色々あります。   不調を感じて最初に漢方薬局に来られる方、 病院にかかったけれどあまり改善しないので漢方薬局に来られる方、 病院の治療と並行してより早い改善を求めて来られる方、   そんな中、結構たくさんいらっしゃるのが、不調があって病院にかかったけれど検査では異常箇所が見つからず、 治療方法がないとのことで漢方薬局に来られる方で ・・・

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漢方相談

口内炎

 

    漢方薬局柚花香房では口内炎についてのご相談もよくおうかがいします。 病院で処方されたお薬が効かなかったり、治るけれど繰り返しできるというご相談が多いですね。   口内炎とは西洋医学では口腔粘膜にできる炎症のことをいい、その原因は様々です。 よくTVコマーシャルなどで口内炎にはビタミン製剤と宣伝されていますが ビタミンB欠乏による口内炎は10~20%とのことです。   東洋医学では口内炎のことを「口瘡」、「口瘍」などといいます。 西洋医学同様原因はいくつかあるのですが、中でも脾胃湿熱、陰虚火旺のタイプが多いように感じます。 脾胃湿熱とは、元々胃腸の ・・・

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漢方相談

花粉症の原因

 

    昨日のブログで花粉症の症状について書きましたが 今日は花粉症が起こる原因について書きたいと思います。 東洋医学では花粉は原因のひとつで、体の側に問題があると考えます。   「腎陽虚」・・・体を温める力が弱い。うすい鼻水や涙がでる。 方剤:八味地黄丸、牛車腎気丸など   「腎陰虚」・・・体をささえる水分の不足。目の乾燥、かゆみ、充血が起こる。 方剤:六味丸、杞菊地黄丸など   「肺気虚」・・・肺の力が弱く風邪をひきやすい。アレルゲンの侵入を防げない。くしゃみが多い。 方剤:玉屏風散、補中益気湯など   「脾気虚」・・・胃腸の働き ・・・

花粉症の症状

 

    スギ花粉の飛散がピークを迎えていますね。 今年は花粉の飛散量が多いうえに、PM2.5や黄砂など症状をひどくさせる現象もあり 花粉症の方にとってはつらい年かと思います。   東洋医学では花粉症のとらえ方が西洋医学とは異なります。 西洋医学では花粉を症状の原因ととらえ、 原因物質を取り除いたり、原因物質に対する体のアレルギー反応を抑えるよう治療していきます。 それに対して東洋医学では、花粉はあくまで症状を引き起こす誘因のひとつであり 花粉によって反応する体の側に問題があると考えます。 花粉の飛散量にかかわらず症状が出る年とでない年があるのはそのためだと考えます ・・・

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漢方相談

皮膚の乾燥と貧血の関係

 

    寒く乾燥する時期は、皮膚の乾燥や痒みでお困りの方が多くなります。 「毎年冬になると皮膚の乾燥がひどくかさかさして痒みがひどくなる。」とか 「痒みがひどくてかきむしってしまう。」など様々です。   薬局に漢方相談に来られている方の中では、特に血虚の方が乾燥や痒みの皮膚の症状をお持ちです。 東洋医学で「血」とは西洋医学での血液以外にもその働きや循環作用など広い意味をとらえます。 「血」は体に栄養を運んだり潤いを与えたりと様々な働きがあり、 「血」が不足すると、めまい、ふらつきが起こったり、 手足のしびれや、白髪や抜け毛、生理不順、疲れがとれないなどが起こりやす ・・・

子宝相談④(不妊症・不育症) ~大阪吹田 漢方薬局柚花香房~

 

    2月だというのに暖かい1日でしたね。 今日は、ご妊娠のうれしいご報告を頂きました。   妊娠するための体作りとしてショウキT-1たんぽぽエキスを飲んで頂いていました。 1人で来られる日もあれば、最近ではご主人とおふたりで来られることも多くありました。 少し重たいのですがショウキT-1は1箱約3kgでちょうど生まれたての赤ちゃんと同じくらいです。 それを仲良く2人で持って帰られる姿は、 新しい家族ができるイメージトレーニングになっていたのかもしれませんね。 子宝カウンセラーの会の勉強会でも、 子宝を望まれる方にとって、 自分の赤ちゃんのイメージを思い浮かべる ・・・

冷え性

 

    今日は風が強く、とても寒く感じられましたね。 ですが明日はもっと気温が下がるようです。 暖かい格好でお出かけして下さいね。   寒くなってくると、冷え性のご相談が多くなってきます。 冷え性といっても原因はさまざまです。   体を温める力が弱いタイプ 気の巡りが悪いタイプ 血が少ないタイプ 血の巡りが悪いタイプ   それぞれが単独ではなく複合している場合が多いです。 また冷たい飲食や水分のとりすぎも冷えの原因になります。 自分のタイプを理解し、それに応じた対処をすることが大切ですね。 しょうがなど体を温める食材がいいといって摂り過ぎたりす ・・・

秋~漢方の風邪薬

 

    台風が去って、お天気も秋らしくなってきましたね。 朝晩は少し肌寒いと感じるようにもなってきました。     今年の夏は暑かったですから、今頃になって体の疲れが出てきている方も多いようです。 夏の間は暑さによる食欲の低下などの胃腸症状や めまい、ふらつき、動悸、生理の乱れ(周期の短縮、不正出血など)の方が、 とても多かったです。     これからの季節は、風邪やアレルギーの症状や冷えによる体調不良が多くなってきます。 風邪をひいたかな?と思ったら温かいものを食べたり早く寝るなどして休養をとってくださいね。   &nbs ・・・

耳管開放症

 

    先日、ためしてガッテンで耳管開放症の特集をされていましたね。 耳管開放症とは、耳管が開きっぱなしになることで 自分の声が耳に響いたり、閉塞感を感じたり、めまい、難聴などの症状が起こる疾患です。   番組では、対策として、血行改善、水分補給、リラックスなど、 病院での治療は生理食塩水を鼻から入れるとい対処療法が紹介されていましたね。     東洋医学では耳管開放症は 「肝」と「脾」に問題があるととらえます。 漢方での治療は、「肝」と「脾」を整えながら、体全体のバランスを考え処方を決めていきます。   漢方薬局柚花香房には耳管開放 ・・・

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