漢方財 漢方財
柚花漢方のブログ
オリジナルマーク

柚花漢方ブログ

blog

良くならない逆流性食道炎が漢方で良くなる?

 

  逆流性食道炎で病院から胃酸を抑える薬などを処方され、毎日飲んでいるけれどなかなか良くならないというご相談をお受けすることがあります。   逆流性食道炎の症状には、 胸焼け 胸がムカムカする 酸っぱいものが上がってくる感じがする ゲップ 喉の違和感 胃もたれ 胃が重い などがあります。 こういった症状がない、または気付かないけれど、逆流性食道炎と診断される方もいます。   病院の薬も飲んで食事も気をつけているのになかなか良くならない時に多いのが、原因のひとつにストレスがからんでいるケースです。  職場などの人間関係で悩みがあったり、家族の心配事があったり、引っ越し等で新しい環境に慣 ・・・

もうすぐ人工透析、そろそろ人工透析と言われたら・・・

 

  もうすぐ人工透析、そろそろ人工透析と言われたら・・・ 結論から言うと、腎臓病の相談をされているお近くの漢方薬局、相談薬局に行ってみて下さい。 もしかしたら腎機能が上がって人工透析をしないで済むかもしれません。   日本では40年前と比べると透析患者数が約5倍になっています。 一度人工透析を始めると基本的にはやめることはできないとされ、人工透析を始めると日常生活がこれまでと変わり負担も大きくなります。 腎機能をはかる検査値としてはクレアチニン、eGFRなどがありますが、より正確な判断をするためにeGFRが推奨されています。 この値がステージ4である15~29となれば、腎臓 ・・・

病気不安とスマホ

 

  病気や症状への過度な心配や不安から体調を崩す方がおられます。 たとえば、お腹が痛かったりするとすぐ大腸ガンじゃないだろうかとか考えたり、日常のちょっとした症状で大きな病気を疑う方がいらっしゃいます。 また軽い痛みなども病気なんじゃないかと考えて気血が滞りどんどん痛みがましたりなど。 身近な方に大きな病気の方がいらっしゃったり、タレントさんが病気を公表したりすると、自分に置き換えて不安になるのはわかりますが、体調を崩す方はその後どんどん深堀してより不安がひどくなっていってしまいます。   深堀の方法はスマホによる検索。 スマートフォンが普及してから気軽に検索できるようにな ・・・

Category

漢方相談

痛みや痺れがなかなか良くならない時の対処法

 

  年を取ってくると、手、足、腰、肩など様々な関節の痛みや痺れが出てきやすくなります。 一般的な膝痛、腰痛から脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニア、手根管症候群、四十肩、五十肩など。   色々な治療を行い、中には漢方薬も飲んでいるのになかなか痛みや痺れが良くならない方がいらっしゃいます。 当店でもしっかりと問診を行い、骨の漢方、血流を良くする漢方、風寒湿を取る漢方などを用いて、処方としてはバッチリあっているはずなのになかなか良くない、良くなってもすぐに悪化したりするケースがあります。 そういう場合は、気が影響しているケースがほとんどです。 どういうことかというと、長い間、痛みや ・・・

Category

腰痛 漢方相談

認知症に漢方薬は効く?

 

  認知症は高齢化社会や核家族化が進むにつれ、とても切実な問題です。 ただ西洋医学では認知症を完治させる薬はないとされ、進行を遅らせる薬や生活の質を高めるといったお薬しかありません。 年老いた方の物忘れなどは老化であり病気ではありませんが、比較的若い50代後半から60代前半の方でも認知症と診断されているケースが増えている感じがします。   当店でも認知症のご相談はそう多くはありませんがおうかがいしています。 どこに行ったか覚えていない、どこに置いたのかわからない、ついさっきしたことを忘れるなどのご相談から、ずっと同じことを話している、軽い妄想がある、表情に乏しくあまり話さな ・・・

今年になって増えている新規のご相談

 

  2月は新規のご相談で来られる方が非常に多かったです。 暖かいと思ったら急に寒波が来たりと体調不良が出やすいのもあるかもしれません。 年が明け2025年になり多いご相談内容としては 腎機能低下(クレアチニンが高い、eGFRが低い) 突発性難聴、脊柱管狭窄症、緑内障 子宮頚部異形成、不妊相談、PMS 便秘、不眠症、イライラ、倦怠感など。 こんな症状漢方で良くなるのかな? と思われた疾患もあると思います。 西洋医学ではなかなか治らなくても東洋医学では良くなる症状もありますので、 「この悩みは漢方で良くなるのかな?」と疑問に思われたら気軽にお問合せ下さい。     執 ・・・

風邪を引いたあとなかなか体調が戻らない

 

  今年の冬はインフルエンザやいろいろな感染症が流行り、体調を崩す人がとても多いです。 人によっては熱が下がったあとしばらく体調が戻らず、体のだるさや食欲不振などの症状が続いたり、完全に治る前にまた違う風邪をひいてしまったりする方もいらっしゃいます。   もともとの体質が 疲れやすかったり体力がない気が不足気味の気虚タイプ 寒さに弱く、冷えると体の調子が悪くなる陽虚タイプ などのタイプはもともと体の抵抗力が弱めで、気温が低い冬は寒邪の影響を受けやすいため、風邪やインフルエンザなどにかかりやすく治りづらいです。   また体質だけでなく 仕事や家事などで忙しく過労気味 睡眠が不 ・・・

目に見えないからこそ気をつけたい血管のケア

 

  血流が大切だと言うのは一般に良く知られている事ですが、はっきりと目に見えて症状に出ない場合もあり、なかなか気をつけている方は少ないかもしれません。 ですが、年齢とともにじわじわと血管の弾力性が失われていったり、血流が悪くなり、体の様々な部分に影響が出てきます。 年齢にともなう体の変化をゆるやかにするために、生活習慣に気をつけたり漢方薬や自然薬などでケアしていくのがおすすめです。   血管ケアのために生活面で気をつけたい事 なるべく歩くようにしたり、適度に体を動かす 湯船につかる 野菜、海藻やきのこ類を意識して食べるようにする 青魚(サンマ、イワシ、アジなど)を食べるよう ・・・

冬になると鬱っぽくなる 漢方による対策について

 

  毎年冬になり12月に入ると気持ちが沈んだり、不安感がでたり、落ち着かなくなるといった症状がでる。 ひどくなると、夜なかなか寝付けなかったり睡眠の質が悪くなる。 人によって逆に寝ても寝ても眠いという方や過食ぎみになる方も。 こういった冬の寒い時期に鬱っぽい症状が出てお悩みの方がいらっしゃいます。   冬は日照時間が少なく朝起きた頃はまだ暗く、夕方早くに暗くなります。 暗くどんよりした天気の日が多くそれだけで憂鬱になってしまいますね。 また、インフルエンザやコロナなどで体調を崩したり、回復に時間がかかったりすると気が不足し滞りやすくもなり、鬱っぽい症状が増したりします。 そ ・・・

花粉がもう飛んでいる? 漢方での花粉症対策

 

  今週に入って寒さが少しましになりましたが、朝はまだまだ冷え込みますね。 先日のニュースで東京都内では1月8日から、もうスギ花粉が飛び始めていると報道されていました。 統計開始以来、最も早い飛散開始だそうです。   花粉症は東洋医学的にみると、花粉を撃退する「衛気」の異常が大きな原因の一つと言えます。 「衛気」は外からのウイルス、細菌、花粉から体を守ったり、皮膚や粘膜を強化する働きがあります。 花粉症はこの「衛気」がうまく機能していないことにより発症すると考えられます。 花粉による反応により、体のバランスが崩れている部分の症状が出てきます。 胃腸が弱り体内に余分な水がたま ・・・

TOP