先月あたりから胃腸の不調を訴える方が増えています。 多い症状が、吐き気、胃痛、気持ち悪さなど。 ひどい下痢を訴える方は少ないですが、軟便や便秘になる方はいらっしゃいます。 胃腸の症状自体はそこまでひどくないので気づかない方も多いですが、軽い胃腸かぜが流行っているようです。 今流行りのインフルエンザも吐き気、下痢、腹痛などの消化器症状を伴うようです。 胃腸かぜにおすすめなのが藿香正気散。 西洋医学にはない胃腸かぜによく効くお薬です。 夏場に出番の多い漢方ですが、最近は出番が増えています。 先日もメーカーさんに追加で注文しました。 気持ち悪さが強い時は、加 ・・・
クレアチニンを下げるには? 腎臓の機能を守るために大切なこと、①で説明した睡眠と並んで大事な毎日の食事です。 食事は365日食べるわけですから、毎日腎臓に負担がかかるものを食べていると腎臓機能が低下します。 腎臓機能を守る食生活 ①塩分は1日6g以下にしましょう 家での調理は塩分量をコントロールしやすいですが、問題や外食やスーパー・コンビニのお総菜などです。 おいしく感じるよう、時間が経っても味が落ちないよう塩分を多めにしています。 塩分コントロールにはできるだけ家で食事することが重要です。 ②タンパク質を1~2割減らす タンパク質は腎臓に負担になりま ・・・
秋から冬にかけて寒くなる時期、毎年恒例の妊娠報告のラッシュが続きます。 今年もいつも通り報告が相次いでいます。 43歳の方も漢方でいい卵子が採れご妊娠。 体外受精で保険の6回が終わった方も漢方を飲んで自然妊娠。 その他漢方を始めて1か月で妊娠した方や、遠方から来局されている方のご妊娠などたくさんのご報告をいただいています。 ここ最近気温が下がり寒さが厳しくなってきましたが、妊娠には追い風のいい季節です。 皆さんいい波に乗って赤ちゃんを呼び込んで下さいね。 まだまだ寒い時期が続きます。 たくさんの笑顔を見れるようこちらも頑張りたいと思います。   ・・・
漢方薬は身体の不調を改善するだけでなく、お肌の調子を整えたり、アンチエイジングの効果を持つものがあります。 病院でアもンチエイジングに良いと漢方薬を処方される事もあるようです。 八味地黄丸や六味地黄丸が商法されることが多いようです。 ただ身体に合う人は問題ないですが、万人に合うものではありません。 先日、病院からアンチエイジングの漢方を出されているけど飲んでから、胃腸の調子が悪いという方が来局されました。 八味地黄丸:(地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、牡丹皮、茯苓、桂皮、附子) 六味地黄丸:(地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、牡丹皮、茯苓) 例えば、胃腸が弱い方だと配合されている地黄の ・・・
病気(ガンなど)じゃないかと不安 自分はもしかしたらガンじゃないか?何かの病気なんじゃないか? と不安に感じることがあると思います。 きっかけとして何かの不調、家族や友人の病気、芸能人の病気のニュースなどを聞いて不安になったりします。 たいていの方はしばらくすると収まるのですが、ずっと考えてしまったり、スマホで病気のことを検索したりとだんだんと病的に心配になってくる方もいらっしゃいます。 何度も病院に検査に行ったりドクターショッピングになってしまう場合もあります。 ドクターもあらゆる可能性を伝えないといけないので、大丈夫だとしても病気の可能性が少しでもあることを伝え ・・・
最近ちょこちょこおうかがいする相談として 「骨密度を上げたい」 「骨粗鬆症の薬を飲みたくない」 というご相談です。 整形外科等で骨密度を調べて値が悪いと骨粗鬆症の薬をすすめられますが、飲みたくないという方が多くいらっしゃいます。 というのも、飲んでる間は抜歯などの歯科治療ができない、消化管に副作用が出やすい、服用後30分は横になってはいけないなど色々な制約があるからです。 そういう方のために漢方でも対応できる処方がたくさんあります。 というのも漢方では骨に対する治療法が確立されています。 漢方では骨は腎がつかさどります。 腎は精を蔵し、精は髄を生じ、髄は骨を養います。 すなわち骨 ・・・
まだまだ気温は高いですが、それでも真夏の蒸し暑さは少し影をひそめ、秋の空気が感じられる日もでてきました。 秋といえば食欲の秋。美味しい果物などの食材が豊富な季節ですね。 ただ、果物の食べ過ぎは脾胃を冷やしてしまうので一度に大量に食べるのは控えましょう。 特に胃腸の弱い方や気が不足している方は弱りやすいので注意が必要です。 漢方相談をしていて「甘いものが好きで食べ過ぎてしまう」と話される方が時々いらっしゃいます。 甘いもの、美味しいですよね。 お茶と一緒にいただくとホッとします。 ただ、食べ過ぎとなると体にはあまり良くありません。 漢方的には湿がたまり、 ・・・
世間一般のイメージとして、漢方薬が得意だと思われている疾患は、葛根湯や漢方胃腸薬などに代表されるCM等に出てくる病名だと思います。 ざっと挙げてみると 胃痛、胸やけ、食欲不振などの胃腸疾患 風邪などのウイルス性疾患 更年期、生理不順、PMSなどの婦人科疾患 と言ったところかと思います。 ですが漢方薬はしっかりと体質や体の状態を診て処方すると、色々な疾患に効果を発揮します。 驚かれるところでは 緑内障、突発性難聴など感覚器の疾患 脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、ヘパーデンなどの整形外科系疾患 シェーングレン、バセドウ病、ベーチェット病、全身性エリテマトーデスなどの免疫疾患 ・・・
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漢方相談
漢方を始めるとすぐに劇的に効果があらわれる人がいらっしゃいます。 お悩みの症状や体質にもよりますが、漢方を飲みつつ生活面を少し改善していただくだけで驚くほど効果が表れることがあります。 長年悩んでいた胃の不快感が急に良くなったり、眠れるようになったり、じんましんが消えたり、体の痛みがなくなったり。 内容は様々ですが、最近は飲んですぐ血糖値の数値が驚くほど良くなった方がいらっしゃいました。 生活面を変えて劇的に効果が表れるのはなぜか? そもそも不調の原因のほとんどは長い間積み重ねてきた生活習慣です。 ですので漢方で体の状態を良くするとともに、体を悪くしていた原因の影響 ・・・
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