漢方薬をがより効果が出るようにかつ安全に使用するためには、漢方薬の薬能を知ることが必要になります。 漢方薬の方剤には複数の生薬が入っており、それぞれの生薬の働きを理解して使うことが大切です。 例えば葛根湯を例にとってみると 葛根、麻黄、大棗、桂皮、芍薬、甘草、生姜 と7つの生薬で構成されており、それぞれの生薬を働きを理解していないと使い方を誤ってしまいます。 複数の漢方薬を合わせて飲む場合などは、特に重要です。 先日、体がだるい、毎日倦怠感があると60代の女性の方が相談に来られました。 お話を聞いてみると、その方は肩の痛みで病院から麻杏薏甘湯を1年以上出されていまし ・・・
先月あたりから胃腸の不調を訴える方が増えています。 多い症状が、吐き気、胃痛、気持ち悪さなど。 ひどい下痢を訴える方は少ないですが、軟便や便秘になる方はいらっしゃいます。 胃腸の症状自体はそこまでひどくないので気づかない方も多いですが、軽い胃腸かぜが流行っているようです。 今流行りのインフルエンザも吐き気、下痢、腹痛などの消化器症状を伴うようです。 胃腸かぜにおすすめなのが藿香正気散。 西洋医学にはない胃腸かぜによく効くお薬です。 夏場に出番の多い漢方ですが、最近は出番が増えています。 先日もメーカーさんに追加で注文しました。 気持ち悪さが強い時は、加 ・・・
漢方薬は身体の不調を改善するだけでなく、お肌の調子を整えたり、アンチエイジングの効果を持つものがあります。 病院でアもンチエイジングに良いと漢方薬を処方される事もあるようです。 八味地黄丸や六味地黄丸が商法されることが多いようです。 ただ身体に合う人は問題ないですが、万人に合うものではありません。 先日、病院からアンチエイジングの漢方を出されているけど飲んでから、胃腸の調子が悪いという方が来局されました。 八味地黄丸:(地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、牡丹皮、茯苓、桂皮、附子) 六味地黄丸:(地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、牡丹皮、茯苓) 例えば、胃腸が弱い方だと配合されている地黄の ・・・
血流が大切だと言うのは一般に良く知られている事ですが、はっきりと目に見えて症状に出ない場合もあり、なかなか気をつけている方は少ないかもしれません。 ですが、年齢とともにじわじわと血管の弾力性が失われていったり、血流が悪くなり、体の様々な部分に影響が出てきます。 年齢にともなう体の変化をゆるやかにするために、生活習慣に気をつけたり漢方薬や自然薬などでケアしていくのがおすすめです。 血管ケアのために生活面で気をつけたい事 なるべく歩くようにしたり、適度に体を動かす 湯船につかる 野菜、海藻やきのこ類を意識して食べるようにする 青魚(サンマ、イワシ、アジなど)を食べるよう ・・・
理不尽なこと、いっぱいありますよね。 漢方相談でお話をおうかがいしていると、理不尽な目に遭って精神的なバランスを崩している方がたくさんいらっしゃいます。 と言っている私も最近理不尽なことが続き、イライラもやもやしていました。 なので昨日の日曜日のお昼、外で暑い中汗だくなりながら体を動かしていると、汗とともに嫌なものが流れ出ていっているようで、とてもスッキリした気分になりました。 体を動かすと気が巡ります。 そして太陽にあたると気が発散します。 理不尽な目に遭い、イライラ・もやもやする方は、お日さまの下で体を動かすことがおすすめです。 もっとも最近の夏はとても日差しがきついので注意 ・・・
まだ梅雨明けしていないのに連日暑い日が続いています。湿度が高く不快指数も高いため体がしんどいという方がとても多いです。 ニュースでも連日報道されていますが、最近の夏は以前とは変わってきて、若い人でも本当に気を付けて対策をしなければ、熱中症などで体調を崩しやすくなってきました。 夏を乗り切るのに何かおすすめのものはありますか?と言われることがたびたびありますので、いくつかご紹介しますね。 ◎松寿仙 クマザサ、赤松葉、朝鮮人参からできているエキス。 どんな体質の方でも飲めて、体の自然治癒力を高めてくれる。 また血流を良くしてくれるので、夏に心配な脳梗塞や心筋梗塞にもおす ・・・
1月7日は七草粥の日でしたがみなさん食べられましたか? 年末年始のごちそうで疲れた胃腸を休めてくれる春の七草のおかゆで、 無病息災の願いも込められてきた風習です。 七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)は 消化の促進や利尿作用などの働きを持っています。 昔から漢方医学では薬食同源を実践してきました。 そして、食べ物が薬に、もしくは薬が食べ物になることがよくありました。 例えば、古代の医学書「傷寒論」の処方「桂枝湯」は 初期の風邪などの治療に使われる漢方薬ですが、 その材料はショウガやシナモン、なつめなど台所にあるもので 寒い時期によく ・・・
補中益気湯が合わない人は?合わないタイプや効果や副作用も解説 漢方薬の中で有名な処方一つに補中益気湯があります。 食欲がない、胃腸虚弱、疲労感、風邪をひきやすい、病中病後の体力の低下など他にも様々な症状に使われ、病院で処方されることも多いかと思います。 補中益気湯とは?どんな時に使う漢方薬? 補中益気湯:黄耆、人参、茯苓、甘草、柴胡、升麻、当帰 主薬は補気薬の黄耆で柴胡や升麻と一緒に用いることで、升提作用で弛緩した筋肉を持ち上げ正常化してくれます。 さらに人参、白朮、甘草といった補気薬の働きで消化吸収機能を高めてくれます。 そのため胃・腸アトニー、子宮脱、脱肛、膀胱 ・・・
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漢方薬
今年は季節に関係なくインフルエンザなどの風邪が流行っています。 なるべくかからないように普段から 手洗いうがい、十分な睡眠、食事を気を付けてとることが大切です。 そしてもし風邪をひいてしまいそうな時でも、 のどがイガイガする、寒気がするなどの風邪の初期の症状を見逃さずに 早めに漢方の風邪薬を飲むのが効果的です。 代表的な漢方薬をいくつかご紹介します。 寒気、頭痛、くしゃみなどがあるとき 葛根湯または小青竜湯 など (すったショウガを入れると効果がアップします。) 熱の風邪、喉の痛みが強い 銀翹解毒散 など 胃腸の風邪 藿香正気散 など 他にもいろいろあ ・・・
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