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秋に出やすい3大不調

 

9月も終わり10月に入りますね。 昼間でも涼しい風が吹いていたり季節が進んだなあと実感します。 真夏の蒸し暑さはなく過ごしやすい気候になっているはずなのに、なんか体がだるいという方も多いです。 夏の疲れが出ていたり、うまく体が気候の変化に対応できていないのもあるかもしれません。   東洋医学では秋の邪気を「燥邪」とよび、この乾燥の影響を最も受けやすいのが五臓の「肺」です。 肺は呼吸器系や皮膚、大腸の働きと関わりが深く、秋は空咳や皮膚のトラブル、便秘などのおなかのトラブルが出やすくなります。   秋に出やすい不調 呼吸器症状:空咳、のどの痛み、外に出しにくい痰、鼻水、鼻づまり ・・・

台風の時の不調対策

 

    とても勢力の強い台風がきているということで、頻繁に携帯で気象ニュースをチェックしています。 すごく速度が遅いようですが、大きな被害がなく通り過ぎてくれることを祈っていますが心配です。   台風や雨がひどく降る前は、頭痛やめまいが起こりやすい方がいます。 急激な気圧や気温の変化が起こると、自律神経バランスがくずれ体がついていかなくなってしまいます。 また、台風や雨は多量の湿気を含んでいますので、漢方的に体に湿がたまりやすい方は、頭痛やめまい、肩こり、関節痛などがより起こりやすくなってしまいます。 いつもより体がだるい、倦怠感があると感じる方も多いですね。 そ ・・・

暑い夏、眠れない時の漢方薬 

 

  8月に入り、猛暑日が続いて体の負担が大きく体調を崩しやすい時期です。 暑さと湿気で寝苦しいため、なかなかぐっすり眠れないという方もいらっしゃると思います。 上手にエアコンを利用したり、体の余分な熱をとってくれる食べ物(キュウリ、トマトなどの夏野菜、スイカ、豆腐、緑茶、ミントのハーブティ)を取り入れるなどもおすすめです。 寝る直前に入浴すると熱が冷めなくてなかなか寝付けないという方は、布団に入る時間の1~2時間前に入浴を済ませておくのも良いと思います。   漢方薬で睡眠の質を良くするものには色々なものがあり体質や症状よって変わります。 熱がこもっている場合は冷ましたり、気 ・・・

夏バテしやすい方におすすめ漢方

 

  まだ梅雨明けしていないのに連日暑い日が続いています。湿度が高く不快指数も高いため体がしんどいという方がとても多いです。 ニュースでも連日報道されていますが、最近の夏は以前とは変わってきて、若い人でも本当に気を付けて対策をしなければ、熱中症などで体調を崩しやすくなってきました。 夏を乗り切るのに何かおすすめのものはありますか?と言われることがたびたびありますので、いくつかご紹介しますね。   ◎松寿仙 クマザサ、赤松葉、朝鮮人参からできているエキス。 どんな体質の方でも飲めて、体の自然治癒力を高めてくれる。 また血流を良くしてくれるので、夏に心配な脳梗塞や心筋梗塞にもおす ・・・

梅雨から夏の時期に多い体のトラブル

 

    6月も半ばを過ぎましたが今年は梅雨入りが遅い地域が多いですね。 大阪では週末から雨が続くようでようやく梅雨入りしそうです。   梅雨時期から夏にかけて起こりやすい不調があります。 軟便、下痢しやすい(時には下痢や便秘を繰り返す場合も)、お腹の張り、食欲不振、胃のもたれなどの症状が出やすくなります。 そして胃腸のトラブルとともに多いのが天気痛や気象痛とも言われる雨降りに起こる頭痛です。 また雨が降ると体が重く感じるといった方もいらっしゃいます。   近年は暑さが厳しく熱中症に注意しなくてはいけないので適度に水分補給は大切です。 でも冷たい飲み物を一 ・・・

雨が続くと鬱になる?やる気が出ない?~~原因と対策について

 

雨が続くと鬱になる?やる気が出ない?~~原因と対策について   3月はほんと雨が多かったですね。 まるで梅雨のようでした。 そして雨が続いた今年の3月は、うつっぽくなったり、落ち込んだりやる気が出ないという症状が出ている方がたくさんいらっしゃいました。   雨が続くと鬱っぽくなったり、やる気が出ない原因は?   ①湿度が高く体が重く感じる 雨が続くと湿度が高くなります。 そうすると体に余分な水が溜まっている方は体が重く感じやすく、だるく気分的にもふさぎがちになります。 日本は四方を海に囲まれているため体に水が溜まりやすく、近年は水分の摂りすぎや甘いものの過剰摂取で ・・・

イライラ、頭痛、肩首のこりが強く出ています。

 

    ここ最近、イライラや頭痛、肩こり、首こりの症状が強く出ている方が多いです。 春特有の肝の高ぶりに加え、朝晩の気温差に体がついていけてないのが原因かと思います。   今日の大阪府吹田市の気温は 最高気温 19℃ 最低気温 4℃ と朝晩で15℃も差があります。   これでは自律神経が乱れ、体の不調が出てきます。 寒暖差疲労とも言われていますが 春の肝が高ぶるこの時期は特に症状がきつく出やすいですね。 対策としては ・午前中から日中にかけて外に出て体を動かす ・楽しく前向きに過ごす ・衣服で体温を調節する ・早く寝て睡眠をしっかりととる ・湯船につかり ・・・

春のイライラ、うつ、不眠への漢方的養生法

 

春に起こりやすいイライラ、うつ、不眠について   2月と言えばまだまだ寒い日が多いですが 暦の上では2月4日立春から春が始まります。   気温も低く服装も冬の格好ですが、体の中は2月4日を境に春仕様に変わっていきます。     ◇春に起こりやすい症状とは?   イライラ、気持ちの高ぶり、うつ、不安症、無気力などの精神症状が強くでます。   その他にも不眠、めまい、動悸、胸苦しさ、胃痛、のどのつまり、頭痛、肩こり、PMSなど様々な症状が出てきたり、きつくなったりします。     ◇なぜ春に色々な不調が出やすいのか? ・・・

花粉症を少しでも楽にする方法

 

  花粉が飛び始めているようですね。 花粉症は鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、充血、のどのかゆみ などの症状があり、時には咳や頭痛、発熱が起こる場合もあります。   花粉症の症状は花粉の飛散量だけで ひどく出たりましだったりするわけではありません。 日常生活で少し気をつけるだけで症状が軽くなったりします。   ① 冷たいものを飲まない 冷たいものを飲んだり食べたりすると 胃腸が冷やされ水分代謝が悪くなるため 鼻水が出やすくなります。 できるだけ温かいものをとりましょう。   ② 熱の性質の食べ物を控える 熱の性質で一番良くないものが唐辛子などの辛い ・・・

食べ過ぎに漢方の消化剤

 

  1月7日は七草粥の日でしたがみなさん食べられましたか? 年末年始のごちそうで疲れた胃腸を休めてくれる春の七草のおかゆで、 無病息災の願いも込められてきた風習です。 七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)は 消化の促進や利尿作用などの働きを持っています。   昔から漢方医学では薬食同源を実践してきました。 そして、食べ物が薬に、もしくは薬が食べ物になることがよくありました。 例えば、古代の医学書「傷寒論」の処方「桂枝湯」は 初期の風邪などの治療に使われる漢方薬ですが、 その材料はショウガやシナモン、なつめなど台所にあるもので 寒い時期によく ・・・

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