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子宮内膜が薄い、厚くならない ~不妊漢方治療~

 

    子宝のご相談で「内膜が薄い、厚くならない」といったご相談をお伺いすることがあります。 体外受精において、採卵はできるのに内膜が厚くならないため移植ができないといったケースです。   内膜が薄くなる原因は、年齢によるもの、流産手術(子宮掻破)、黄体機能不全などが考えられます。 体外受精・顕微授精による移植の際、子宮内膜の厚さが重要になってきます。 不妊治療専門のクリニックでは移植時の内膜の厚さが7mmもしくは8mmないと移植しないという基準が設けられています。 7mm以下での移植は着床率がかなり悪くなるというデータが出ているためです。 不妊治療において、エス ・・・

不妊治療の漢方の講義をしてきました

 

    日曜日、漢方の勉強会で不妊治療の講義をしてきました。 普段、活躍されている漢方の先生方の前での学術的な講義なので、かなり緊張しました。 漢方の世界では40代は若手の部類に入ります。 また不妊症について漢方治療の方法は先生によって異なるので、 自分の方法をお伝えするのに不安もありましたが 漢方の世界でも有名な重鎮の先生方から 「すごく勉強になった。東京から来た甲斐があった。」 「どういう風に勉強してんの?やり方を教えて。」 など、お褒めの言葉を頂き、自分の頑張ってきた方法が間違っていなかったのだと安心しました。 まだまだ勉強を積み重ねていかないといけないですが、 少し ・・・

無事に産まれました!!

 

    昨日、病院からメールが届きました!! 産後間もないAさんからで無事赤ちゃんが生まれたとのご連絡。 かわいい赤ちゃんの画像が添付されていました。 すごくかわいくて掲載できないのがもったないくらい。 2度の流産を乗り越え43歳での出産。 とても頑張られていたので無事出産されてほっとしました。 産まれたばかりで大変なところ連絡頂いてほんとに有り難く思います。 お気持ちがすごく嬉しいですね。       貴文             漢方薬局|大阪|柚花香房 漢方薬局 柚花香房 大阪府 ・・・

本当の本当に不妊症??

 

    漢方薬局柚花香房には毎日多くの方が子宝のご相談に来られます。 結婚して2年,3年経つのに妊娠しないためこちらに来られたり、不妊治療専門のクリニックに通われたりしています。   お話を聞いていく中で、体温表を見せてもらったとき〇印(性交の日)が少ない方が多く見られます。 そこでいままでどのようなタイミングの取り方をされていたか聞いてみたところ、 排卵検査薬で陽性の日だけだったり、ケータイの体温表のアプリで指示された日だけだったり。。。 えっ?そんなに少ないの?? 正直な感想です。 不妊症うんぬん以前にまず回数が圧倒的に少ないです。 それでは妊娠にする可能性は ・・・

黄体機能不全と漢方治療

 

      子宝相談において、不妊治療専門クリニックで黄体機能不全と診断された方がよく来局されます。   黄体ホルモン(プロゲステロン)とは排卵後に卵巣から分泌されるホルモンで、 子宮内膜の着床をうながし受精卵を着床させやすくします。 この黄体ホルモンの分泌が少なくなったり働きが悪くなることを黄体機能不全と言います。 黄体ホルモンが少なくなると、子宮内膜が成熟せず、受精卵が着床しづらくなります。 基礎体温表では低温相と高温相の差はっきりしなかったり、 また高温相があっても短い(10日以内)という特徴があります。   西洋医学の治療では黄体ホルモ ・・・

多嚢胞性卵巣症候群と妊娠

 

      モデルの神戸蘭子さんが、多嚢胞性卵巣症候群を乗り越えご妊娠されたと報道されていましたね。 妊娠に至るまでの間、色々と大変な思いをされてきたことでしょうから、 ニュースを見てほんとうによかったなあと思いました。   多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは卵巣内に多数の未成熟の卵胞ができ 排卵できず月経異常を起こしている状態を言います。 検査では男性ホルモンが高値であったり、LHの値が高くなります。 AMHが高い場合なども多嚢胞性卵巣症候群が疑われます。 病院では治療としてクエン酸クロミフェンや注射を用いて排卵誘発を行ったり、 インスリン抵抗性がある ・・・

20代の不妊治療

 

    最近、20代の方の子宝のご相談が増えてきています。 TVや雑誌、ネットなどで不妊症、不妊治療がよく特集されているので 早く子作りをしたほうがいいとの意識が高まっているのだと思います。   早くから子作りをされるのは非常によいことです。 というのも、妊娠力をつかさどる「腎」の機能は20代がピークで 30歳を越えるとともに下がってきて、40代ではガクンと落ちてしまいます。 40代の妊娠力は20代の半分とも言われています。 最近では40代でご妊娠される方も結構いらっしゃいますが、 現状は頑張って治療を重ねやっと授かったという場合が多いと思います。 本日も40代の ・・・

駆け込みご妊娠報告

 

    昨日が漢方薬局柚花香房の年内の最後の営業日でした。 本日は片付けと残務処理のためお店に来ております。   毎年12月は年末にかけ忙しくなるのですが、今年も昨年同様ご妊娠の報告も多い月でした。 とりわけ一昨日、昨日と続けてご妊娠されたとのご連絡があり、 急遽安胎の漢方薬をお送りしたりしました。 冬は気温が下がるので冷えがある方にとっては不利な季節なのですが、 なぜかご妊娠のお知らせが多くなります。   今週から寒さが増してきましたが みなさんの嬉しいお話をうかがって、暖かい気持ちでお正月が迎えられそうです。       ・・・

AMHが低くても漢方薬でご妊娠

 

  漢方薬局柚花香房には子宝でお悩みの方が多くご来局されますが、 AMHが低くてお悩みの方もお越しになられます。   AMHとは抗ミュラー管ホルモン(アンチミュラリアンホルモン)の略称です。 AMHとは発育過程にある卵胞から分泌されることが明らかになっています。 そのためAMHが高いほど、発育のために準備されている卵胞が多いということになり、 AMHは卵巣予備能、いわゆる卵巣年齢や卵の残り数を表すものとして捉えられています。 AMHが低いとそれだけ卵の残り数が少ないということなるため、 不妊治療を頑張っておられる方には気になる値です。 もちろん不妊治療を行う際、AMHが低い ・・・

またまた1か月でご妊娠

 

    先月初めてお越しになられた方が漢方薬を服用し、1か月でご妊娠されました☆   以前のブログでも1か月でご妊娠する理由についてお伝えしましたが 今回もホルモンの感受性を高め、精子や子宮内膜の認識能力を向上させる植物エキスと 体に合った漢方薬を飲んで頂きご妊娠に至りました。   今まで、色々不妊治療を頑張ってきたにもかかわらずあっさりと妊娠。 もちろんあっさりではなくそこにはちゃんと妊娠に至る理由があるのですが やはり不思議に感じられていることだろうと思います。   もちろん妊娠は通過点に過ぎずゴールは元気な赤ちゃんを産むことですので、ここ ・・・

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