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自然妊娠を目指すタイミングの取り方

 

 

以前ブログで自然妊娠が増えているとお伝えしましたが

当店では、漢方薬の服用だけでなく、妊娠しやすいタイミングの取り方もお伝えしています。

 

不妊治療専門のクリニックさんでは排卵日や排卵前日にタイミングを勧めることが多いようですが

もうだいぶ知られてきていますが一番良いのは排卵の2日前です。

なぜかというと出産率(妊娠-流産)が一番高いからです。

その次に高いのが排卵前日、そして排卵当日と続きます。

排卵2日前、前日、当日の3日以外は確率がぐんと下がります。

そのためその3日間連続でタイミングをとるのがおすすめです。

 

排卵日の予測についてですが、病院で超音波で見てもらっている場合はある程度の予測が

つきますし、排卵検査薬でもおおよその検討はつきます。

ただやっぱり人の体、いくら予測ができてもずれることは必ずあります。

百戦錬磨のドクターでも排卵日をはずすこともたびたびあります。

というのも人の体は繊細でちょっとしたストレスや体調不良でも排卵に影響するからです。

 

効果的なタイミングは、排卵近辺は精子が常に膣内にいること。

そうすればちょっとした排卵のずれもカバーできます。

健康な精子は膣内で2日生き残ると言われています。

と考えると2日に1回タイミングをとっておけば

精子は膣内に常に存在することになります。

また精子は出来立てが一番質がよいので

しっかりと受精、妊娠を望むなら毎日がおすすめです。

 

28日周期だったり生理周期がだいたい一定している方は、

排卵の少し前からタイミングを2日ごとにとりはじめ

3日前あたりから連続してタイミングをとられるとよいでしょう。

わからない方は排卵検査薬を使用したり、

あとは頸管粘液、いわゆる伸びるおりものが出だしたら

排卵前だなと予測してタイミングを続けて取ってください。

 

いつまで頑張るかについては

もし基礎体温を測り高温になっていたら排卵が終わったことが予想できますが

まだ低温であれば排卵していないことが多いので

続けてタイミングをとるのがよいです。

連続が続いてしんどかったら一旦2日毎に戻すのもいいと思います。

 

では排卵以外は夫婦生活をとらなくていいかというとそうではありません。

女性の膣はご主人さんの精液にさらされていると

ご主人さんの精子を異物としてとらえる免疫反応がゆるみ着床しやすくなると言われています。

不妊治療では免疫抑制薬の投与が使用されたり

ご主人さんのリンパ球を奥様に移植するといった治療法もあります。

家畜の繁殖の世界では追い移植といって体外移植の前にわざと精液を注入する方法もあるそうです。

 

また夫婦生活は女性の体が妊娠しやすくなると考えます。

多くの動物では性交をもつことによってはじめて排卵が起こります。

論文としても夫婦生活の多いカップルは妊娠率が高く、流産率が低いという報告があります。

 

そんな風に考えていくと夫婦生活の回数は一周期に最低でも5回くらいはとる計算になります。

「そんなにたくさんは無理」「仕事で疲れている」など

いろんな声が聞こえてきそうな気がしますが

頑張っているのは子作りですもん。

不妊治療でも漢方薬でもなく基本は夫婦生活です。

 

「1回でできた」という声をよく耳にしますが、日本人は秘め事は包み隠す民族です。

少なく言っても多く言うことはありません。

周りを気にせずたくさん頑張ってかわいい赤ちゃんを授かりましょう。

 

奥様主導で頑張っているご夫婦が多いので

できれば奥様だけでなくご夫婦で読んでいただきたいです。

 

 

 

 

貴文

 

 

 

 

 

漢方薬局|大阪|柚花香房

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