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自分に合う善玉菌を育てよう

 

  先週の日曜日に腸活の勉強会に参加しました。   自分の腸内環境は自分が生まれてから摂ってきた食事や生活習慣などに影響を受けています。 腸内には約1000種類の細菌が、およそ100兆個も生育していると言われています。 スーパーなどで色々売られているヨーグルトや乳酸菌飲料には「〇〇株」などと特定の種類の乳酸菌が使用されていて、自分の体に定着して不調をすぐに改善してくれそうに思えます。 ですが、自分の腸には自分が連れ添ってきた腸内細菌がいて、なかなか新しい乳酸菌が定着するわけではないそうです。 自分の体に合うものが見つかれば良いのですがそう簡単ではないかもしれません。 私もこの事を知る ・・・

甘いものがやめられません

 

  まだまだ気温は高いですが、それでも真夏の蒸し暑さは少し影をひそめ、秋の空気が感じられる日もでてきました。   秋といえば食欲の秋。美味しい果物などの食材が豊富な季節ですね。 ただ、果物の食べ過ぎは脾胃を冷やしてしまうので一度に大量に食べるのは控えましょう。 特に胃腸の弱い方や気が不足している方は弱りやすいので注意が必要です。   漢方相談をしていて「甘いものが好きで食べ過ぎてしまう」と話される方が時々いらっしゃいます。 甘いもの、美味しいですよね。 お茶と一緒にいただくとホッとします。 ただ、食べ過ぎとなると体にはあまり良くありません。 漢方的には湿がたまり、 ・・・

緑内障?脊柱管狭窄症?バセドウ病?漢方で効果のある意外な疾患

 

  世間一般のイメージとして、漢方薬が得意だと思われている疾患は、葛根湯や漢方胃腸薬などに代表されるCM等に出てくる病名だと思います。 ざっと挙げてみると 胃痛、胸やけ、食欲不振などの胃腸疾患 風邪などのウイルス性疾患 更年期、生理不順、PMSなどの婦人科疾患 と言ったところかと思います。   ですが漢方薬はしっかりと体質や体の状態を診て処方すると、色々な疾患に効果を発揮します。 驚かれるところでは 緑内障、突発性難聴など感覚器の疾患 脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、ヘパーデンなどの整形外科系疾患 シェーングレン、バセドウ病、ベーチェット病、全身性エリテマトーデスなどの免疫疾患 ・・・

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漢方相談

皮膚疾患の方が控えてほしい食べ物

 

  湿疹、にきび、吹き出物、慢性じんましん、尋常性乾癬、アトピー、手荒れ、肌荒れなど、様々な皮膚のお悩みの方が漢方相談に来られます。 状態をおうかがいし漢方の処方を決めていくのですが、皮膚疾患にとって食生活はとても重要なので、食事のアドバイスは必ずします。 その中で食べない方がいいもの ほぼ全員に当分止めて下さいとお伝えするものは   牛乳   と   唐辛子などの辛いもの   です。 牛乳は体に湿(余分な水分)で、唐辛子は熱(炎症)です。 牛乳をたくさん摂るのはお子さんが多く、唐辛子はもちろん大人の方がほとんどです。 お子さんの皮膚疾患などは ・・・

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