9月も終わり10月に入りますね。 昼間でも涼しい風が吹いていたり季節が進んだなあと実感します。 真夏の蒸し暑さはなく過ごしやすい気候になっているはずなのに、なんか体がだるいという方も多いです。 夏の疲れが出ていたり、うまく体が気候の変化に対応できていないのもあるかもしれません。 東洋医学では秋の邪気を「燥邪」とよび、この乾燥の影響を最も受けやすいのが五臓の「肺」です。 肺は呼吸器系や皮膚、大腸の働きと関わりが深く、秋は空咳や皮膚のトラブル、便秘などのおなかのトラブルが出やすくなります。 秋に出やすい不調 呼吸器症状:空咳、のどの痛み、外に出しにくい痰、鼻水、鼻づまり ・・・
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季節の養生法
不妊漢方治療Q&A28 Q.よもぎ蒸しは不妊・妊活に効果がありますか? A.あまりおすすめできません。 よもぎ蒸しは韓国で600年以上前から続く民間療法で、産後の肥立ちに良くするようにと始められたと言われています。 日本では近年、妊活・不妊への効果をうたって営業されているお店さんが多いですが、東洋医学的に考えるとよもぎ蒸しは妊活・不妊におすすめできるものではありません。 というのもよもぎ蒸しは首から下がガウンなどで覆われサウナ状態になります。 それにより大量の汗をかくことになりますが、不自然な熱は体の余分な水分だけでなく、体の潤い「陰」を外に出してしまいます。 「陰] ・・・
9月も半ばを過ぎているのにこの暑さ。 ここ大阪府吹田市では本日の最高気温は34度。 昼間は真夏のような猛烈な暑さです。 でも暦の上では秋。 朝晩は以前よりは涼しく秋の乾燥感も多少出てきました。 ただいつもと違うのは昼の暑さ。 このおかしな気候のせいで皮膚疾患がとても出やすい状態になっています。 秋は東洋医学では「収」の季節。 外に向いていた気が内向きに変わります。 汗腺も閉じてきて汗をかきにくくなります。 ただこの猛烈な昼の暑さで、体内には熱がこもりやすくなります。 暑さでたくさんの水分を摂るけれども汗が出るのは減っていきます。 すると体の中には余分な ・・・
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皮膚の相談
今年の夏はほんとうに暑かったですね。 大阪でも最高気温が40度近くなったりと、昼間は店の前も歩いている人が非常に少なかったです。 夏が終わったように書いていますが、明日も最高気温は34度。 太陽が出ている時は日差しが強く、まだまだ残暑が続きそうです。 と、とても暑い夏でしたが、体が冷えている人がとても多い印象を受けました。 というのも、夜は暑いので一晩中クーラーをつけ、日中はもちろんクーラー。 つまり一日中クーラーで体が冷やされていて、末端が冷えたり足がつったり冷えからあちこちに痛みが出たりする方が多かったです。 それにこれだけ暑いと冷たいものばかりとり、お腹が冷え ・・・
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