最近、朝起きれないという症状の方が増えています。 十分な睡眠時間をとっているのに、朝眠くてなかなか起きられない、 起きてもしばらくはぼーっとして動けないと訴える方が多いです。 朝起きられないという症状には色々な原因がありますが 最近の訴えのほとんどが肝鬱気滞タイプです。 感情的に不快な気分であったり、悩んだり怒りによって肝が鬱結して 気(エネルギー)が体全体に行き渡らない状態です。 寝ている間は気がほとんど巡らないので、気滞の状態の方にとっては 朝起きたときは気の停滞がひどくなっている状態です。 そのため朝が起きれない、だるいといった症状が起こります。 ・・・
不妊漢方治療Q&A10 Q.体外受精をしても妊娠せず、先生からは卵の質が原因と言われています。 漢方で卵の質は良くなりますか? A.卵の質が良くなった例は多数あります。 卵の質を良くしたいというご相談をよくおうかがいします。 グレードのいい卵が採れない 空胞が続いている 卵が採れても受精しない 受精卵が胚盤胞にならない 着床前診断で染色体異常のない卵ができない など卵に関するご相談内容は多岐に渡ります。 一般的に東洋医学では卵の質を良くするには 「腎(妊娠をつかさどる臓器)」を強化するこ ・・・
今年は血流の悪い方がとても増えています。 気温の低下もありますが10月から足先の冷えを訴える方が例年以上に多いです。 原因は2月から続くコロナ禍での運動不足。 運動というよりもとにかく基本的に歩くといった行動がとても減っています。 ちょっとしたお出かけや買い物をコロナ禍でしなくなり、 余計な外出はせずに家で過ごすことが多くなっています。 仕事で通勤していた方も在宅勤務が多くなり、歩く量がとても減っています。 トイレひとつをとっても職場ではちょっと歩いていたのが今は数歩で行けてしまう。 とにかく基本的な動きがとても減っています。 意識的に運動をしていて、 ・・・
不妊漢方治療Q&A9 Q.AMHが低く、体外受精をすすめられています。 漢方でAMHは上がりますか? A.基本的には上がりませんが、上がった例もあります。 AMHとは抗ミュラー管ホルモンのことで、AMHの値で卵巣予備能力がわかるとされ、 不妊治療クリニックにおいて治療の方法を決める指標とされています。 AMHは卵巣の中にある未熟な卵胞を取り囲む顆粒膜細胞から分泌されています。 卵巣の中に、将来排卵されて妊娠する可能性のある卵子を含んだ卵胞がたくさんあると、 血液中のAMHが高くなり、少なくなるとAMH ・・・
TOP