漢方財 漢方財
柚花漢方のブログ
オリジナルマーク

柚花漢方ブログ

blog

産後うつの予防

 

    前回産後うつが起こる原因について書きましたが 今回は事前にできる予防について書いていきたいと思います。   まずは体についてですが、産後の弱った体を回復させること。 とりわけ血をしっかりと補っていくことが大切です。 産後から1~2年,睡眠状況が安定し授乳が落ち着くまでのはしっかりと血を補っていきましょう。 食事の際、血分が豊富な食材を摂るとよいでしょう。 食材としてはレバー、牡蠣、牛肉、鶏肉、小松菜、ほうれん草、人参、黒ごま、ひじき、プルーンなどです。 ただ、赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんは自分の食事までしっかりとれないのが現実です。 また、高齢出産の場 ・・・

産後うつの原因

 

    一昨日の新聞やニュースで妊産婦自殺のことが上がっていました。     政府は、産後うつなどによる妊産婦自殺の対策に本格的に乗り出し、 現在見直し中の「自殺総合対策大綱」に妊産婦の支援を新たに盛り込み、実態把握も進めるそうです。 (2月16日読売新聞夕刊抜粋)   新聞の記事よると、妊産婦の女性の自殺の中で産後うつの占める割合が大きいそうです。 出産という喜びに満ちあふれた出来事のあと命を絶ってしまうということは非常に悲しいことです。 漢方薬局柚花香房でも産後うつの相談をおうかがいすることがあります。   なぜ産後うつが起こるの ・・・

病院・保険で処方された漢方薬で・・・

 

    病院で出してもらった漢方薬を飲んだらまた調子が悪くなりました。 そんなお声をちらほら頂きます。 事情を詳しく伺ってみると、   最初はこちらに来て選んでもらったお薬を飲んでいてすごく調子がよかったのですが いつもかかっている先生にそのことをいうと、「同じ薬が保険で出せるから出してあげるよ。」 と言われ病院からの漢方薬を飲んでいたら効かないどころか悪化しました。 なので、またこちらに相談に来ましたと。   ずっとこちらの漢方薬を飲んでいれば今頃は元気で、漢方薬自体が必要なくなっているのにと思うのですが やはり病院の先生から同じもので保険もきくと言わ ・・・

イライラ、不安、情緒に関する相談が増えています。

 

    寒いが続きますね。 今日、明日と天気予報は雪。 冷え込むはずですね。 ただ暦の上では2月4日が立春。 すなわち春はもう始まっています。   春になると、今まで内にこもっていた体の陽気が盛んになり、 心身の働きも活発になります。 また「肝」も盛んになり、自律神経が高ぶってきます。 ここでうまく養生できないと心と体の不調が出やすくなります。 今年は寒さが厳しく、体が季節にうまくついていけないせいか例年以上に心の不調が増えています。 イライラ、落ち込み、不安、うつ、パニック、不眠、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、ガス、PMSなど。 2月に入り新規の相談予約がひっき ・・・

TOP