朝はまだ冷え込みますが、日中はだいぶ暖かくなってきましたね。
気温の上昇にともない、花粉の飛散も始まっているようです。
花粉症は東洋医学的にみると、花粉を撃退する「衛気」の異常が大きな原因の一つと言えます。
「衛気」は外からのウイルス、細菌、花粉から体を守ったり、
皮膚や粘膜を強化する働きがあります。
花粉症はこの「衛気」がうまく機能していないことにより発症すると考えられます。
花粉による反応により、体のバランスが崩れている部分の症状が出てきます。
胃腸が弱り体内に余分な水がたまっている場合は鼻水がたくさん出たり、
ストレスや乾燥、飲食によって熱が生み出されると
かゆみや充血といった炎症反応が起こります。
花粉症の症状を軽減するには、
体を弱らせないように睡眠をしっかりととる(早寝が肝心です)、
冷たいものや熱性の食べ物を避け、
食べ過ぎに注意する(特にジュース、アルコール、牛乳、辛いものなど)。
漢方薬では「衛気」を強くする玉屏風散がおすすめです。
「衛気」をしっかりさせることで花粉によるダメージを軽減してくれます。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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