漢方薬局柚花香房では漢方薬をエキス剤(粉薬)でお渡しすることが多いのですが
可能であればお湯に溶かして飲んでもらっています。
漢方薬はそもそも煎じ薬として生み出されたものがほとんどで
エキス剤でもお湯に溶かして飲むのが本来の飲み方に近いといえます。
温かくして飲むことで吸収も良くなりますし、
体を温める漢方薬や巡りをよくする漢方薬は、温めて飲むことにより薬効が出やすくなるそうです。
気分を落ち着ける漢方薬はお茶のようにほっこりと、
のどにいい漢方薬はのどを潤しながら飲んでもらったりしています。
エキス剤をお湯に溶かして飲む場合ですが、
漢方メーカーさんが調べたところ40~60℃がいいそうです。
沸騰したばかりのお湯だとエキスに含まれるでんぷん質が片栗粉のようにダマになってしまう場合があるそうです。
それが40~60℃のお湯ならダマにならずお湯に溶けるそうな。
漢方薬を溶かすにも最適温度があるのですね。
漢方薬を飲むとき溶けにくくて困っている方がいらっしゃったら、一度試してみてはいかがでしょうか。
貴文
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
Category
漢方薬TOP