寒く乾燥する時期は、皮膚の乾燥や痒みでお困りの方が多くなります。
「毎年冬になると皮膚の乾燥がひどくかさかさして痒みがひどくなる。」とか
「痒みがひどくてかきむしってしまう。」など様々です。
薬局に漢方相談に来られている方の中では、特に血虚の方が乾燥や痒みの皮膚の症状をお持ちです。
東洋医学で「血」とは西洋医学での血液以外にもその働きや循環作用など広い意味をとらえます。
「血」は体に栄養を運んだり潤いを与えたりと様々な働きがあり、
「血」が不足すると、めまい、ふらつきが起こったり、
手足のしびれや、白髪や抜け毛、生理不順、疲れがとれないなどが起こりやすくなります。
そして皮膚を潤すことができないため痒みや乾燥もでてきやすくなります。
女性は、生理があるため慢性的に血液が不足しやすい状態の方が多いです。
薬局に来られる方も貧血と診断された方や、検査での数値は正常範囲でも貧血の一歩手前の方がとても多いです。
漢方では血を補うのに当帰や地黄、芍薬などの入った漢方薬を使います。
病院の鉄剤で胃腸が悪くなりやすい方にも、安心して飲める漢方薬もあります。
今まで色んな保湿をためしてもだめだったけれど、
漢方薬を飲みだしてから乾燥しなくなってきたという嬉しい声もたくさんいただいています。
何を使っても乾燥がひどいという方は、一度ご相談くださいね。
昌子
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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