


まだまだ気温は高いですが、それでも真夏の蒸し暑さは少し影をひそめ、秋の空気が感じられる日もでてきました。
秋といえば食欲の秋。美味しい果物などの食材が豊富な季節ですね。
ただ、果物の食べ過ぎは脾胃を冷やしてしまうので一度に大量に食べるのは控えましょう。
特に胃腸の弱い方や気が不足している方は弱りやすいので注意が必要です。
漢方相談をしていて「甘いものが好きで食べ過ぎてしまう」と話される方が時々いらっしゃいます。
甘いもの、美味しいですよね。
お茶と一緒にいただくとホッとします。
ただ、食べ過ぎとなると体にはあまり良くありません。
漢方的には湿がたまり、脾胃に負担がかかるのでむくみやすくなり、ニキビや吹き出物などお肌にも影響が出やすくなります。
糖尿病や虫歯の原因にもなります。
わかっているにやめられない、という方はもしかしたらすごくストレスがたまっているかもしれません。
女性の方でPMSがきつく、すごくイライラしたり、生理前に無性に甘いもの、特にチョコレートなどを食べたくなったりする方もいます。
また更年期の時期、閉経して生理はないけれど周期的に無性に甘いものが食べたくなる方もいらっしゃいます。
このような症状で悩んでいる方は気が滞り熱が発生して上に上がっています。
そういうときは肝を和らげ気の流れを良くする漢方薬を飲むことで気にならなくなっていく方が多いです。
甘いものがやめられず、太るのやお肌が気になるという方は一度漢方を試してみて下さい。
執筆者
井上 昌子
薬剤師、国際中医師、アロマセラピスト
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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