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不正出血の起こるわけ

 

 

 

慢性的な不正出血のご相談をお受けすることがあります。

不正出血とは通常の生理期以外の時に起こる出血のことをいいます。

生理が10日過ぎても全く止まらないものなども不正出血と考えてよいと思います。

西洋医学的にいうと不正出血の原因としては

・ホルモンバランスの乱れ

・クラミジアなどの細菌による炎症

・子宮筋腫やポリープ、子宮内膜症

・子宮頸ガン、子宮体ガンなどのガン

などがあります。

出血が続いた時婦人科を受診することが多いと思いますが、ガンが見られない場合、

治療としてはホルモン剤で止血されることが多いと思います。

ただその時は止まるけれども、やめるとまたすぐに出血するので

ピルを続けることになるのが嫌で相談に来られる方が多いです。

 

東洋医学では不正出血のことを「崩漏」といい、様々な治療法が確立されています。

原因には色々なタイプがあるのですが

来られる方のほとんどが脾虚とストレスが混ざったタイプです。

「脾」とは五臓のうちの一つの臓器で、西洋でいう脾臓とは異なり

主に胃腸機能のことを指します。

「脾」は「統血を司る」といい、血の統摂、コントロールする機能を持ちます。

そのため「脾」が弱ると血の固摂機能が低下し漏れを起こします。

「脾」は悩み過ぎ、過労、睡眠不足、食の不摂生などで弱ります。

すなわちストレスがかかり悩み過ぎて「脾」が弱って不正出血を起こしてしまいます。

もともと胃腸機能が弱い方、悩み過ぎる方に多いです。

そういうときは「脾」を強くし固摂機能を上げる漢方と体をリラックスさせる漢方を使います。

筋腫やポリープが原因の方も程度がひどいものでなければ、

血流をよくする漢方を合わせることで出血はよくなる場合がほとんどです。

原因がはっきりせず出血がなかなか止まらないときは、

お近くの漢方薬局にご相談してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

貴文

 

 

 

 

 

 

漢方薬局|大阪|柚花香房

漢方薬局 柚花香房

大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101

問い合わせ:06-6816-9677

 

 

 

 

 

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