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パニック障害と漢方薬

 

 

 

近年、パニック障害で相談にお越しになる方が増えています。

パニック障害とは特に原因がないのに急に不安、恐怖、動悸、呼吸困難、震えなどの症状が起こる疾患です。

また、パニック症状がたびたび起こるようになると

今度は症状への恐れからパニックを誘発することも多いようです。

 

電車に乗れない、人ごみに行けない、

美容院や整体院などじっとしている場所に行けない、

高いところ(ビルの高層階、エレベーター、橋)に行くと苦しくなる、

閉所が耐えられない、会議や人前に出れない

 

など様々な状況におけるお悩みを抱えていらっしゃいます。

とくに、気の動きに影響の出やすい春は、パニックの症状が起こりやすくなります。

 

パニック障害には漢方薬は非常に効果を発揮します。

第一の治療はまずパニック症状の起こりにくい体を養うこと。

東洋医学的にみてパニック症状が起こりやすい体の状態として、

 

気が滞っている

血(特に心血)が不足している

潤い不足で熱が上昇しやすい

痰湿が詰まって気の巡りを妨げている

 

というものがあります。

それらを漢方で元のよい状態に戻しつつ、パニックそのものの症状をガス抜きの漢方薬で起こらないようにします。

時には頓服的な漢方薬を用いることもあります。

一度状況を乗り越えればもうこっちのもの。

体ができているのでパニック症状は起こらなくなっていきます。

長年悩んでいた症状も数か月も漢方薬を服用すれば、たいていの方が漢方薬なしで問題なく過ごせるようになります。

色々つらい経験をされていたり、トラウマがあったりする場合は必ずしもこの限りではありませんが、

漢方薬はパニック障害にはとても有効な治療だと思います。

 

 

 

 

 

 

貴文

 

 

 

 

 

 

 

漢方薬局|大阪|柚花香房

漢方薬局 柚花香房

大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101

問い合わせ:06-6816-9677

 

 

 

 

 

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