先週の土曜日、NHKで精子についての放送がありましたね。
欧米の精子数が40年で半分に減少しており、
中でも日本は欧米4か国と比較すると最低レベルということです。
食生活の偏りや運動不足、睡眠不足などによって
精子数の減少、運動率の低下、DNAの損傷が引き起こされるということでした。
精子減少への警鐘と生活習慣の見直しが主な内容でしたが
実は番組の中でとても衝撃的なことを話されていました。
獨協医科大学埼玉医療センターの病院長である岡田弘先生と
放送作家の鈴木おさむさんとの会話の中で
繰り返す流産はおそらく半分は精子側の因子
と話されていました。
会話はさらっと流れていきましたが
実はかなり衝撃的なことを言われています。
もともと習慣性流産については、抗リン脂質抗体、甲状腺異常、プロテインS欠乏など
女性側の原因が指摘されてきましたが
最近になって男性側の原因も指摘されるようになり、
そういった論文も海外で発表されています。
一般的な精液検査で問題がなくても奥様が明確な原因なく流産を繰り返す場合や、
ご主人が高齢で妊娠しなかったり流産してしまう場合は、
男性側の原因を考えていったほうがいいかもしれません。
貴文
漢方薬局 柚花香房
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