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漢方薬を効能効果だけで選ぶと・・・

 

 

 

みなさん一度くらいは漢方薬を飲まれたことがあると思いますが、漢方薬はどうやって選ばれているのでしょうか?

ドラッグストアで効能効果を見た決めたり、ネットで自分で調べて購入される方が多いかと思います。

最近では病院で処方されることも多いようですが、

漢方専門クリニックを除き通常は効能効果だけで選ばれていることが多いような気がします。

 

先日、子作りを頑張っておられる女性の方が薬局に来られました。

なんでも婦人科でもらった桂枝茯苓丸が生理不順によかったので、

それ以来ドラッグストアで桂枝茯苓丸を買って毎日飲まれているそうです。

桂枝茯苓丸の効能効果には生理不順が記載され子作りにはいいようなイメージがありますが、

現実問題として常時桂枝茯苓丸を服用していると妊娠はしづらくなります。

桂枝茯苓丸は活血化瘀、滞った血を下す作用があります。

そのため高温期に桂枝茯苓丸を服用すると子宮の瘀血を下すため流産の可能性高くなることがあります。

 

「月経不順」が効果効能として記載されている漢方はたくさんあり、

当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、温経湯、四物湯、通導散、桃核承気湯、大黄牡丹皮湯、防已黄耆湯・・・

など上げればキリがないほどです。

月経不順によく使う漢方薬から、婦人科系にはあまり使用しないものまで様々です。

 

漢方薬とはその人その人の体質、お体の状態、症状の程度、進行具合などを診て決めるのが正しい選び方です。

間違った使い方をすると効かないどころか体を悪くさせてしまうこともあります。

一時、小柴胡湯の副作用が問題になりましたが、

あれは体を診ないで症状だけで長期間処方され乱用されたのが原因と言われています。

正しく飲めばよく効く漢方。専門家のいる機関でのお買い求めをおすすめします。

 

 

 

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貴文

 

 

 

 

 

 

漢方薬局|大阪|柚花香房

漢方薬局 柚花香房

大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101

問い合わせ:06-6816-9677

 

 

 

 

 

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