先日ご相談に来られた20代女性の方。
目がゴロゴロし目やにが出て、眼科に行って抗菌の目薬やアレルギーの目薬を2か月以上続けても全く良くなりませんでした。
そこで漢方薬をお渡しすると1か月分の漢方がなくなる頃にはすっかり良くなりました。
東洋医学では「肝は目に開竅(カイキョウ)す」といわれ、肝は目の働きと関係があり、肝の病変は目に現われると考えられています。
肝の失調 では、肝気の流れが停滞して炎症や熱性が旺盛となって、目の充血や目やになどの症状が出やすくなります。
ストレスをためやすい方や、パソコンなどを良く使う方、夜寝るのが遅かったり睡眠時間が短い方は、特にこういった症状が出やすい傾向になります。
この方には、炎症を取り目の症状を改善する漢方薬1種類で改善しました。
現代社会はスマートフォンやパソコンを使う機会がとても多いので、目を休めたり、睡眠をきちんと取るなどしてケアしてくださいね。
目やになどで眼科に行ってもなかなか治らないときは、漢方薬で体の中から整えるのもおすすめです。
お気軽にご相談ください。
執筆者
井上 昌子
薬剤師、国際中医師、アロマセラピスト
漢方薬局 柚花香房
大阪府吹田市山田西3丁目57番20号ピアパレス王子101
問い合わせ:06-6816-9677
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